八男って、それはないでしょう! 第6話 ネタバレ・感想 ヴェル、男爵に出世する

八男って、それはないでしょう

こんにちは! じげんです!

本記事では、「八男って、それはないでしょう!」の第6話のネタバレ・感想になります。
第5話では、政略結婚に未だ戸惑いながらも、エリーゼとデートを行い距離を詰めたヴェルでしたね。
第6話では、ヴェルは、二度目の竜退治を王様から命令されるようですよ。

※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。



八男って、それはないでしょう! 第6話 あらすじ

婚約者のことをもっと知るべくヴェルの元を訪れたエリーゼ。

しかしヴェルは王宮に呼び出され不在だった。
その頃ヴェルは国王の命を受け、ブランターク、王宮筆頭魔導師のアームストロングと共に、慌ただしく竜の討伐ならびに魔物殲滅へと向かっていた。

そこにエリーゼも救護班として従軍するが……。

出典:「八男って、それはないでしょう!」公式サイト

八男って、それはないでしょう! 第6話 ネタバレ

2度目の竜退治

ヴェルは、ヘルムート国王に呼び出され王宮にいました。そして竜退治を命じられます。

ヴェルは、驚きますが、すぐさまその命を受けます。

ヴェルは、騎士より今回討伐する竜、地竜について説明を受けていました。強力な攻撃を繰り出す竜に対しては、魔法使いでないと立ち向かえないと。

ヴェルは、一緒に呼び出されたブランタークの2人で討伐に臨むのかと吐露しますが、そこにものすごい地響きを立てながら入室してくる人物がいました。

その人物は、見事な体躯でありモヒカン頭がトレードマークのヘルムート王国筆頭魔法使いアームストロングでした。

アームストロングは、旧友のブランタークと挨拶をかわします。そして古代竜を討伐したヴェル思いっきり顔を近づけます。

びびるヴェルですが、アームスストロングは、ヴェルの肩をバシバシ叩きながら有望そうだと言います。

そしてヘルムート国王に対して、すぐさま地竜を討伐しに行くと告げます。

アームストロング、ブランターク、ヴェルの3人は、飛翔の魔法を使い、地竜がいる地の前線基地へと向かいます。

バウマイスター準男爵軍

エルヴィン・イーナ・ルイーゼの3人は、エーリッヒより王宮からバウマイスター準男爵軍の出兵を命じられていると聞きます。

軍なんておらず、すでにそろえている領主軍になぜ命じないのかとイーナは問います。

エーリッヒから今回のバウマイスター準男爵軍は、特例的に即席の軍隊を作ることを許されている。なぜ、バウマイスター準男爵軍なのかと言えば、地竜を倒しせっかく手に入る広大な穀倉地帯を参戦した領主たちに褒美として封じることを嫌っているからだと説明されます。

法衣貴族であるため、金品と勲章を授与すればいいからとも説明します。

エーリッヒの屋敷の前には、今回の件を聞きつけた流れの貴族の子息たちが出向いていました。本来であれば、ヴェルが率いるはずであるが、いないためエルヴィンが臨時の指揮官となり準男爵軍をまとめることに。

焦るエルヴィンですが、エーリッヒ・イーナ・ルイーゼの励まします。

しかし、寄せ集めの軍であるため不安が大きいとイーナ。

それに対してエーリッヒは、そうだと首肯しますが、頼りにはなると。

VS地竜

広大な土地の中に一際目立つ陥没がありました。

その中から地響きを立てながら巨大な地竜が現れます。

アームストロングは、魔力を物質化し騎士甲冑のようなものを装備します。それは高耐久ながら自身の身体能力も飛躍的に向上させるものでした。

そしてアームストロングは、地竜に対して巨大なハンマーなものを担ぎながらサシでの勝負を開始します。

圧倒的なアームストロングを前に、自身の援護が必要なと思っているヴェル。ブランタークも同意しますが、魔道甲冑は、膨大な魔力を消費し、万が一魔力が枯渇したときを考えて止めはヴェルが刺すのが作戦だと言います。

準備を終えたヴェルは、地竜に対して魔法を発動して倒します。



数の暴力との戦い

竜の死骸を魔法の袋に回収したヴェルは、ひと段落したと安堵しますが、アームストロングからこれからが大変だと告げられます。

竜以上に厄介な存在はいないのではと発言しますが、周囲を警戒しているブランダークからアルフレッドが死亡するに至った原因は何かと問い、ヴェルもこの後の展開に気づきます。

統率を失った魔物の討伐には、死傷者0という訳には行きませんでした。

天幕には負傷した人たちが運び込まれており、そこには治癒魔法が使える為に今回の竜退治に従軍したエリーゼの姿がありました。

次々と運ばれてくる負傷した人の治療にエリーゼも魔力が枯渇してしまいます。しかし、ヴェルから贈られた婚約指輪に溜められた魔力を使い、負傷者の治療を続けます。

英雄・聖女たろうとする者達

夜が明け朝日が昇っても負傷者は運び込まれます。

婚約指輪に溜め込んでいた魔力を使い果たしたエリーゼ。今も最前線で戦っているヴェルが、英雄たろうと奮闘していると負傷者より伝えられていたため、エリーゼもまた聖女たろうと医療道具を携えて治療に戻ろうとします。

そこに前線の部隊が帰ってくると伝令が告げます。そして涙を流しながらこの魔物の掃討戦を勝利したと。

その声に歓声が起きますが、すぐに別の伝令がバウマイスター負傷を知らせてきます。

その知らせを聞いて駆け寄るエリーゼですが、そこにいたのは警備隊に所属していたヴェルの兄でした。

すると後ろからヴェルが声をかけ、安堵するエリーゼですが、疲労のため意識を失い倒れ込みます。

エリーゼが目を覚ますと傍にはヴェルがいました。

ヴェルは、前線で何度もエリーゼのことを聞いたと言います。

良い雰囲気を醸し出すところに姪であるエリーゼを心配するアームストロングが現れます。

驚愕の事実を知ったヴェルは、大きな叫び声を発します。

男爵に昇進したヴェル

竜退治の功労からか男爵へと昇進したヴェル。

寄り親のブライヒレーダー辺境伯から王都で修行しろとのお達しが来た様子です。

そして王都での生活が始まるため、エリーゼとも同棲することに。

エリーゼは、常々思っていた質問をヴェルにします。それはイーナとルイーゼとは婚約しているのかと。

驚くヴェルですが、同棲しているからしているのではとエリーゼ。

ヴェルは、エリーゼに側室をどう思うのかと尋ねると、普通のことではと答えます。

それを聞いたイーナとルイーゼは、即座に婚約したいですと名乗りを上げます。驚くヴェル、エリーゼを見ると笑顔なので、イーナとルイーゼとも婚約します。

まとめ

今回はところどころ視点が変わってテンポが悪い印象がありました。

しかし、それを差し引てもこの作品で好きな男性キャラクターのアームストロングが動いているところが見えて最高でした!

ラスト辺りで男爵に昇進していましたが、理由は竜退治だと思います。

王都に住むことになれば冒険者予備校はどうなるんでしょう。夏休みを利用して王都に来ただけのはずですが。

男爵に無事出世し、正妻エリーゼとも同棲を始め、イーナ・ルイーゼとも婚約したヴェル。

貴族社会の価値観のズレのあるヴェルは、問題なく生活が出来るのでしょうか。

次回も楽しみですね!

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