八男って、それはないでしょう! 第7話 ネタバレ・感想 エルヴィンの覚悟

八男って、それはないでしょう

こんにちは! じげんです!

本記事では、「八男って、それはないでしょう!」の第7話のネタバレ・感想になります。
第6話では、国王の命によりドラゴンを討伐したヴェル。そして男爵に昇進することになりましたね。
第7話では、ヴェルは、強制的に武芸大会に参加させられるようですよ。

※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。



八男って、それはないでしょう! 第7話 あらすじ

王国主催の武芸大会に、貴族の嗜みとして参加を強制されるヴェル。

しかし魔法は禁止と聞かされ早くも諦めモード。

一方、エル、イーナ、ルイーゼも同じく武芸大会に参加することに。

はじめは軽く考えていたエルだったが、ある出来事をきっかけに必ず優勝すると皆に誓うことになる。

出典:「八男って、それはないでしょう!」公式サイト

八男って、それはないでしょう! 第7話 ネタバレ

武芸大会

ヴェルは、兄ヘルムートの結婚式に出席していた。

王国中から注目されるヴェルの縁戚となるためというのが本当の理由だそうだ。その理由のため、兄パウルも騎士爵家に婿入りしたそうです。

話しは武芸大会でも注目されるからとパウルからヴェルに忠言があります。

ヴェルは、魔法部門で出場すると言いますが、エーリッヒは無情にもその部門はないと言います。

パウルから、風習に従って剣術部門で参加することになると告げられます。

ヴェルは、身体強化の魔法を使ってと言いますが、エーリッヒによりそれは出来ないと言われます。

ヴェルは、早々に諦めムードです。

武芸大会の話は、ヴェルの屋敷にいたイーナ、ルイーゼのもとにも寄せられます。

ブライヒレーダ辺境伯よりの要請とのこと。参加は任意と言う名の強制。

一回戦負けでは泥を塗ることになるとブランタークは、お酒を飲みながら他人事のように伝えます。

イーナとルイーゼは、早速魔力を使わない特訓を開始します。

ブランタークは、エルヴィンも焚きつけ特訓を行わせます。

新たなパーティメンバー

夕食時、ヴェルは、エルヴィン、イーナ、ルイーゼに新たなパーティメンバとしてエリーゼを迎え入れたいと提案します。

すでにホーエンハイム枢機卿へは話を通していると。

エルヴィンは、昼間のブランタークの忠言もあり緊張をしますが、エリーゼのこととなり安堵します。

ルイーゼとイーナは、エリーゼのメンバー入りを歓迎します。

ヴェルは、肩の荷が下りたのかこれで武芸大会に専念できると吐露します。

ルイーゼによりやる気だったのかと問われると、恥をかかない程度にと答えます。

するとエルヴィンが突然、自分は優勝すると宣言します。

特訓

特訓を開始するエルヴィン、ルイーゼ、イーナとヴェル。

気合十分のエルヴィンに、ルイーゼとイーナはなんとか食らいつくことが出来ているようですが、ヴェルは論外の様子。

エルヴィンの熱の入れようは、訓練の最中に剣を握る手が血にまみれようともやめません。

その様子を見ていたルイーゼとイーナも本当に優勝するかもと期待を込めます。

しかし、夕食時、王国騎士団の実力者である人が陛下の命令により参加することがヴェルよりエルヴィン達に伝えられます。

それを聞いたエルヴィンは、困惑と失望と様々な感情が入り乱れた表情を浮かべます。

失意のエルヴィン

自室へと戻ったエルヴィン。

そこにイーナとルイーゼがやってきます。夜練はやらないのかと。

エルヴィンは、ワーレン騎士団長の試合を見たことがあるかと問います。

試合を間近で見たことがあるからこそ、実力差を認識し、優勝は出来ないと諦めていました。

ルイーゼは、優勝にこだわらなくてもと言いますが、ブランタークの忠言もあり、魔法を使えないのであれば、それくらいの結果は残せないといけない。皆に足手まといになると。

イーナは、そんなことはないと言いますが、魔力を持たない人の気持ちは分からないとエルヴィンは告げます。

ルイーゼは怒りながらイーナは悲しげな表情をしながら部屋を後にします。



出来ることを

自室を出たエルヴィンは、居間にいるヴェルを見かけます。

そしてヴェルに胸中の不安を吐露します。優勝できなくてもパーティメンバー抜けさせないよなと。

しかし、ヴェルは眠っていました。エルヴィンは、呆れながらヴェルを起こします。

ヴェルは寝ぼけていたのかエリーゼに待っている間に寝てしまったと謝ります。

エルヴィンは、ヴェルにエリーゼではなく俺だと言います。

するとヴェルは、エリーゼがパーティに入ることに不安を覚えているということをエルヴィンに話します。

エルヴィンは、どうしてだと聞きます。治癒魔法が使えるのだからとてつもない戦力じゃないかと。

ヴェルは、エリーゼが身体能力を気にしていると言います。昔から鍛えてきたわけではないから皆の足手まといになるのではと。

ヴェルは、完璧に見えてもそうではないだと言います。

それを聞いていたエルヴィンは、ハッと思いなおします。

ヴェルは、エルヴィンに何か用だったのかと尋ねます。しかし、エルヴィンは、何でもないといい、改めて優勝を目指すからと言います。

そしてイーナ、ルイーゼに謝り特訓を再開します。

武芸大会当日

予選一回戦、ヴェルの相手は優勝候補のワーレン騎士団長だった。

勝つことではなく恥をかかない戦いをしようと決意を固めるヴェルですが、試合開始の合図とともにワーレンに詰められ、意識を刈り取られます。

アームストロングとブランタークは、早々に戻ってきたヴェルに対して特段何も言わず。

エルヴィン、イーナ、ルイーゼの3人も早々に戻ってくるのではと言いますが、ヴェルははっきりとそうはならないと断言します。

エルヴィン、イーナ、ルイーゼの3人は健闘し駒を先に進めます。

3人の中で一番初めに戻ってきたのはルイーゼだった。戦績は、準決勝敗退。

ブランタークは、魔力を使わないと不利になる魔闘流にしては健闘したほうだと称え、ブライヒレーダ辺境伯にも顔がたつと言います。

次に戻ってきたのはイーナ。戦績は予選決勝戦敗退。

イーナの相手は、ヴェルの臣下になろうと自身を売り込んでいた槍術大車輪の男、ローデリヒだった。

エルヴィンの武芸大会

エルヴィンも順調に駒を勧め、予選決勝戦まで来ました。

しかし、多大な練習の負荷かからか、準決勝が終わると同時に利き腕に違和感を覚えます。

控室へと戻ったエルヴィンは、ルイーゼとイーナに看護されますが、大会運営者から万が一があってはならないと棄権を促されます。

だが、優勝を誓ったエルヴィンは、その提案を飲みません。

手当をしていたルイーゼは、ブランタークから話を聞き、ブランタークも言い過ぎたとということを伝えます。

しかし、エルヴィンは、魔力のない自分がパーティメンバに居続けるには、ブランタークの言う通りだと。

その言葉からエリーゼが渡したお弁当を見ていないだろうとエルヴィンに告げます。

エルヴィンがお弁当を開けると、ヴェル、エルヴィン、イーナ、ルイーゼ、エリーゼを模ったおにぎりが入っていました。

実はそのお弁当は、エリーゼが作ったものではなく、やる気に満ちたパーティメンバに何か出来ることはないかと考えたヴェルが作成したものだった。

イーナとルイーゼは、ヴェルはどこまでいってもヴェルだと。暗に優勝できなくてもパーティメンバから外されることはないと告げます。

しかし、エルヴィンは、試合を棄権しようとはしません。ヴェルの思いに応えようとする男のプライドと敵前逃亡してヴェルの顔に泥を塗らない様にと。

各々の師匠

ワーレン騎士団長とエルヴィンの試合は描かれませんでしたが、エルヴィンは騎士団の人たちと訓練をしていました。

そこにはイーナの姿も。武芸大会後にイーナ、エルヴィン、ヴェル、ルイーゼは、各々の師匠のもとで修練に励んでいました。

イーナとエルヴィンは、騎士団の実力者に。しかもエルヴィンはワーレン騎士団長が師匠に。

ヴェルとルイーゼの師匠は、アームストロング卿。成人を迎える2年の間、みっちりと鍛えられるようだ。

まとめ

ブランタークのエルヴィンへの諫言も発破をかけるものであったとしても、当人は危機意識を持ち自分の出来ることをしよう行動することには、頭が下がります。

ないものをねだってもないものはない、今ある力で最善を尽くす。

そこまで力の限りを尽くすのは、エルヴィン、イーナ、ルイーゼの今までの境遇からであり、逆境を知りそれを乗り越えたからこそでしょうね。

エルヴィン、ルイーゼ、イーナ、ヴェルの4人が師匠のもとでどんなパワーアップをするのか楽しみですね!

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