八男って、それはないでしょう! 第5話 ネタバレ・感想 政略結婚

八男って、それはないでしょう

こんにちは! じげんです!

本記事では、「八男って、それはないでしょう!」の第3話のネタバレ・感想になります。

第4では、古代竜のアンデットの討伐、ヘルムート国王との謁見し準男爵への出世、転移先での目標を定める回でしたね。

第5話では、老獪ホーエンハイム枢機卿により政略結婚させられるようですよ。

※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。



八男って、それはないでしょう! 第5話 あらすじ

教会を訪れたヴェルは、ホーエンハイム枢機卿から孫娘であるエリーゼを紹介される。

枢機卿の巧みな話術によりエリーゼと婚約することになったヴェルは、政略結婚が当たり前の貴族の価値観に戸惑う。

「ホーエンハイム家の聖女」と呼ばれるエリーゼに対して悪い気はしないヴェルではあったが……。

出典:「八男って、それはないでしょう!」公式サイト

八男って、それはないでしょう! 第5話 ネタバレ

老獪ホーエンハイム枢機卿

ヴェルは、聖協会に赴き、特定の人しか受けれない洗礼の儀を行ってもらっていた。

洗礼の後、ホーエンハイム枢機卿と談笑していると、ホーエンハイム枢機卿の孫娘エリーゼが室内へと入ってくる。

ヴェルは、エリーゼが魔力持ちであることに気づき、ホーエンハイム枢機卿もやはりと言います。

エリーゼは聖魔法の1つである治癒の魔法が使えるとのこと。

ホーエンハイム枢機卿は、教会でけが人の治癒や修道女見習いとして働いており、巷ではホーエンハイム家の聖女と呼ばれていると心なしか声を高めて紹介します。

ヴェルは、聖職者になるのかと聞くと、ホーエンハイム枢機卿は普通に暮らしてほしいらしく嫁いでほしいと答えます。

ヴェルは、エリーゼのような美しい方であれば求婚の申し出も多いのではと。

ホーエンハイム枢機卿はそうだと相槌を打ちます。さらにヴェルは、何を思ったのか私も立候補しようと言います。

付け加えて、12歳であるので婚約という形であり、成人する15歳の時に正式に婚姻するという形になるんでしょうねと。

ヴェルは、後3年で独身生活ともさよならと言います。もちろん、ヴェルにとってこれは冗談だったのでしょう。

しかし、目の据わったホーエンハイム枢機卿にそういう事でとエリーゼとの婚約が決まります。

価値観の違い

エーリッヒの屋敷に戻ってきたヴェルは、なぜかピエロの恰好して、エリーゼとの政略結婚についてエルヴィン・イーナ・ルイーゼに報告します。

政略結婚という価値観を受け入れられないことを言葉を変えて3人に言いますが、イーナたちはそれが結婚だと言います。

そこにエーリッヒが現れて、婚約者のミリヤムとも結婚式の当日に出会ったと。さらにクルトとアマーリエも同じだと聞きます。

そのことから貴族の間では恋愛結婚という概念が無いんだと確信します。

そしてヴェルは、エルヴィンを連れて王都観光へと出かけます。ピエロの恰好をしていたのは、家臣にしてくれ頼み込んでくるものと娘を嫁がせようと画策する商人たちから隠れるためでした。

しかし、執拗に士官を試みる1人の青年が変装したヴェルに気づき、王都観光は途中で切り上げざるを得なくなります。

その後エーリッヒの屋敷へと転移で逃げたヴェル。

エーリッヒの提案でいっそのことを家臣を付けて、その人に全て断って貰うのはどうかと。

その案に傍にいたエルヴィンが立候補します。ヴェルは、2つ返事でじゃあ、それでと言います。

エルヴィンは、あまりにも軽い返事に狐につままれたような感じですが、エーリッヒに確認すると確かに家臣になったと祝福され喜びます。

エリーゼの気持ち

ヴェルは、王都観光で買ったクッキーを携えホーエンハイム家へと転移します。

転移すると老獪ホーエンハイム枢機卿が目に入り咄嗟に隠れるヴェル。枢機卿の目をごまかせたが、隠れているところをエリーゼにより見つけられる。

ヴェルは、咄嗟にエリーゼを掴み屋根へと登り身を潜ませる。

ヴェルは、枢機卿に気づかれていないことを確認すると先ほど購入したクッキーを一緒に食べようかと提案します。

その提案にエリーゼは、喜んでと返しますが、先ほどの1件でクッキーが粉々になり急遽話し合いをしようと切り替えます。

エリーゼは、変わらぬ笑顔のままではお茶を用意すると言いますが、ヴェルが2人っきりでしたいといい、一瞬驚きの表情を浮かべますが、またいつもと変わらぬ笑顔に戻り了承します。

ヴェルは、エリーゼに今朝の婚約についてどう思っているのか直球で聞きます。

エリーゼは、竜殺しの英雄の妻となれるのだから良い話であると返します。

未だ政略結婚という価値観になれないヴェルは、それはよかったとどこか落胆の表情を浮かべながら返します。

家臣1号と未来の側室?

ルイーゼとイーナが王都で洋服などの買い物に楽しんで帰ってくると、エルヴィンがヴェルの家臣になっていることに告げられ愕然とします。

悔しがるルイーゼに対して、イーナはそうなる可能性を予期していたでしょうと諭します。

エルヴィンは、ルイーゼとイーナに対してヴェルの家臣になりたいのであれば口添えしようかと鼻高らかに言います。

微妙な表情をしながらルイーゼとイーナは、エルヴィンに頼みます。

しかし、エルヴィンの後輩ができるという言葉に作戦会議を行います。

ルイーゼは、エルヴィンの性格的にエルヴィンの後輩となったら午前中で撲殺すると過激な発言をします。

しかし、エルヴィンが先輩となるのは活かしたない事と半ば受け入れつつあります。

そこにエーリッヒとミリヤムが現れ、両者の仲睦まじい姿を見てエルヴィンに大逆転する方法を見出します。

それはヴェルの側室を目指すというものでした。

そこに屋敷に帰ってきたヴェルが現れます。

ルイーゼは早速ヴェルの側室を目指すべくお色気作戦を展開しますが、ヴェルの眼中に入ることはありませんでした。

その夜、ルイーゼは、ヴェルの側室となるためのお色気作戦について準備を始めます。



エリーゼとのデート

エリーゼと会食を行うことになったヴェル。

エリーゼとの会食中、ヴェルは、感想などを言い会話を振るが、一往復だけしか会話が続きません。

気まずい雰囲気の中会食が終わり、ヴェルはホーエンハイム家を後にしようとすると、老執事から甲斐性を見せるために贈り物をしたほうがよいとアドバイス貰います。

宝石店へとやってきたヴェルとエリーゼと老執事。

老執事の意図を察したヴェル。

宝石商が用意した婚約指輪の品定めしていたヴェルは、隅に置かれた一つの指輪に目が行きます。

宝石商は、いつも身に着けるものなので相応しくないと言いますが、ごてごてした指輪に対してあまり印象を持っていなかったエリーゼが、その指輪に対しては好印象であったため購入します。

二つ名の重荷

帰り道、エリーゼは今回購入した指輪は魔晶石で出来ているため、魔力を大量に格納することが出来るものだと宝石商の店主から教えられていました。

エリーゼは、ヴェルが将来を見据えて購入したものなのかと問いますが、ヴェルはエリーゼに会うものを選んだだけだと答えます。

予想に反した答えにエリーゼは目を丸くします。

ヴェルは話を変えてエリーゼを賞賛します。意図が分からないエリーゼは困惑します。

ここ数日で英雄と称えられるようになったヴェルは、周りの視線を気にして英雄に相応しい行動を心がけていた。

しかし、実際には相当のプレッシャーだと思っており、幼いころから聖女と称えられていたエリーゼに対して尊敬の念を抱いていました。

それに対してエリーゼは、目を丸くしたままヴェルの会話を聞き続けます。

老執事の審議

ローエンハイム枢機卿は、老執事からヴェルについてどう思うかと問います。

老執事は、未だ測りかねぬと答えます。

その他の貴族たちはエリーゼをホーエンハイム家の聖女として扱うのに対して、ヴェルは一人の少女として扱っていると。

その報告を聞いた枢機卿は、目を細めて何なら思案します。

まとめ

価値観が違うと戸惑いますよね。

政略結婚に戸惑うヴェルに対して何の突っ込みもないルイーゼとイーナとエルヴィンには、なぜ突っ込みを入れないのか。

同じ貴族の出であれば常識に対して戸惑っていることに対して何かしら反応があってもいいと思うんだけど。

自分の中での常識のなかで考える限り、価値観の異なる人の行動の真意は読めないでしょうね。

未だヴェルのことを見定めているホーエンハイム枢機卿がどんな決断をするのか、いい方向に考えてくれればいいのですけど。

貴族社会って本当にしがらみが面倒くさいなって思いました。

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