八男って、それはないでしょう! 第9話 ネタバレ・感想 英雄症候群のヴィルマ

八男って、それはないでしょう

こんにちは! じげんです!

本記事では、「八男って、それはないでしょう!」の第9話のネタバレ・感想になります。
第8話では、古代遺跡から無事にヴェル一行が脱出に成功し、膨大な量の古代遺産を手に入れましたね。
第9話では、ヴェルは冒険者として活動するために王都を離れるようですよ。

※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。



八男って、それはないでしょう! 第9話 あらすじ

古代遺跡探索で莫大な報酬を得たヴェルは、貴族たちから妬まれ、死亡説まで流されていたことを知る。

そんな中、王都を離れることになったヴェルは、ずっと仕官をアピールしていたローデリヒに屋敷の管理をお願いすることに。

感涙にむせぶローデリヒは、早速死亡説を流した犯人を突き止めるべく動き出す。

出典:「八男って、それはないでしょう!」公式サイト

八男って、それはないでしょう! 第9話 ネタバレ

貴族の因習

古代遺跡探索を成功させたことによりヴェル一行には、膨大な報酬が王国より支払われます。

その金額は王国が20年かけて支払わなければならないほどのものでした。

王宮を後にしたヴェルは、師アームスロングのもとへと尋ねていました。

要件は冒険者として活動するため、ブライフベルグへと拠点を移すとのこと。

アームスロングは、一瞬考えこみますが、ヴェルの考えを尊重します。

付け加えて、ヴェルの死亡説を流した人物の特定をすると。

ヴェルは、そのことに驚きます。

しかし、アームスロングは、急速に力をつけたものの宿命のようなものだと諭します。

ローデリヒを雇う

ヴェルは、拠点をブライヒベルグに移す際、王都の屋敷についてどうするかルイーゼ、イーナ、エルヴィンに尋ねます。

エルヴィンから死亡説が流されるほど嫌われているとチャカされますが、家の管理、暴徒から守れる腕っぷし、なによりヴェルに忠を尽くす人物でないと屋敷を任せられないと口々に揃えます。

するとイーナがハッとして、全員がとある人物を思い浮かべます。

3年の歳月を経てもなおヴェルに対して士官を願い出て、武芸大会でも槍部門の1位という成績。そして商家の出のため、財務にも精通しているローデリヒだ。

ヴェルは、さっそくローデリヒを勧誘します。

ローデリヒは大泣きしながらもヴェルの勧誘を受け、ヴェルの家臣となります。

ローデリヒを交えてお祝いのケーキを食しているとルイーゼは、何者かの気配を察知します。

しかし、気配を察知した窓際には誰もいませんでした。

ローデリヒは、ヴェルの死亡説を流したものが放った刺客だと考えます。そしてヴェルに一刻も早く王都を離れるように進言します。

そんなローデリヒの忠言を聞きつつも、やりたいことがあるからとヴェルは言います。

ヴェルの〇〇

ヴェルは、古代魔法陣を研究している施設へと赴いていました。

その研究所の所長から挨拶をかわし、ヴェルは目的の魔法陣について尋ねます。

その魔法陣は、頭に思い浮かべたものを引き寄せるというもの。

室長からイメージが大切だとアドバイスを貰いヴェルは、早速魔法陣を起動させます。

起動には成功したもののヴェルが引き寄せたのは、案内してくれた女性研究員の下着でした。

女性研究員から怒りの鉄槌をヴェルは貰い、イーナ、ルイーゼ、エリーゼに対して弁明します。

若干白い目のエルヴィンがヴェルに対して、再度行うよう話を修正します。

ヴェルは、お目当てのものを引き寄せることに成功します。



ヴェルの屋敷では王都でお世話になった人を招いての宴が催されていました。

ブランタークとアームスロングは、実にヴェルらしいと感想を零します。

ヴェルは、魔法陣から引き寄せたマグロの刺身を披露します。そして実に開発に3年を要した醤油を添えて。

招かれた人たちは、食べなれない刺身に戸惑いますが、アームストロングの上手いという一言から口の中へと運びます。

その味は絶品だったようで誰もが顔を綻ばせます。

ヴェルは、死亡説を流した人物を探し当てたローデリヒから報告を受けます。

死亡説を流したのはルックナー財務卿の弟の会計監査長だと、そしてヴェルの死亡を利用して出世するために実家も巻き込んでいることを。

ヴェルは、はた迷惑な兄弟喧嘩だと感想を零します。そこにローデリヒは、会計監査長はしばらくはおとなしくなると自信のある表情。

会計監査長が自室にいると部下と思しき人物が血相を変えて、街で死亡説を流したのは会計監査長だと噂が流れていると伝えます。

会計監査長は驚きます。さらに会計監査長の奥方が現れ王宮の使いがきたと告げ、監査長の表情は凍りついていきます。

じげん
じげん
ローデリヒさん有能すぎ!!

ローデリヒの過去と父親

ヴェルは、ローデリヒからどのような手を打ったのかと聞いていました。

ローデリヒは噂には噂で対抗すべきだと考え、死亡説を流したのは会計監査長だという噂を流したそうです。

ヴェルは、バレた時のことを心配しますが、ローデリヒはすました顔で知らぬ存ぜぬで通せば良いのですと答えます。

所詮は噂ですからと付け加えて。

その言葉を聞いたヴェルは、会計監査長にも通ずると考えます。

ローデリヒは、ヴェルの考えを肯定します。

ヴェルは、王宮ですら噂の出どころを調べることが出来なかったのにとローデリヒを賞賛します。

ローデリヒは、暗い影を落としながら初めから目星はついていたと、そして会計監査長はそういう男だと言います。

実はローデリヒの父親は会計監査長だったのです。

ローデリヒの母親は、しがない商家の娘であったために側室にすらしてもらえなかったため、息子と認知すらして貰えなかったと。

そこにローデリヒとヴェルを気遣いながらエリーゼが現れます。

エリーゼは、ローデリヒにマグロのカマトロの部分を寄越します。

闖入者・ヴィルマ

ヴェルの宴を窓の外から見ていたピンク髪の小柄な少女が、もう無理と言い、荒い息をしながらヴェルの屋敷へと侵入します。

少女は大広間の両扉を破壊し、会場へとその姿を現します。

会場にいた一同は、闖入者が少女であったために一瞬あっけに取られます。

少女はヴェルのもとへと早足に向かいます。エルヴィンは少女の方を掴みますが、エルヴィンはものの見事に投げ飛ばされます。

ヴェルは、少女を刺客だと思い目を瞑りますが、一向に何も起きないため目を開けると、少女がカマトロを頬張る姿を見ます。

そこに会場にいたエドガー軍務卿が娘のヴィルマだと紹介します。

ヴィルマは、一日中ヴェルを観察していたのです。食事を常に食べさせてくれるかどうかと。

ヴィルマの様子を見ていたブタンタークは、英雄症候群かと言葉を発します。

それは、常に魔力が筋肉に纏わりつき、常に身体強化が掛かっていることだと。

エドガー軍務卿は、身辺警護、なんなら嫁候補でもいいぞとヴェルに言います。

しかしヴェルは、ブライヒブルグに移動して地味ーに狩りをするので不要だと伝えると、エドガー軍務卿は化け物退治に行くんだろうと驚きます。

ヴェルは驚き、エドガー軍務卿は宴に参加していたブライヒレーダー辺境伯に視線を向けます。

ブライヒレーダー辺境伯は、ため息を付きながらどこで聞いたのかと問いますが、エドガー軍務卿ははぐらかします。

そしてヴェルに依頼があると言います。

暗雲

ヴェルの実家には、ルックナー会計監査長がヴェル死亡の旨の手紙が届いていました。

手紙をアマーリエが読み上げ、クルトがヴェル死亡の知ります。

そして手紙にはヴェルの地位にはクルト達の実子が継ぐべきだと。

突然舞い込んだことにクルトは、一瞬顔を覆いますが、次第に笑い声が部屋に響き渡り始めます。

しかし、外を見たアマーリエが悲鳴を上げます。

クルトが窓の外を見ると、ヴェル、イーナ、ルイーゼ、エルヴィン、ヴィルマ、ブランタークの姿が。

まとめ

力を急速に付けることが嫌われるのは現代でも一緒ですよね。人間の根本的な部分なのでしょうかね。

ローデリヒさんがヴェルの家臣となりましたが、3年もラブコールを送り続けるって凄くないですか。

しかも武芸大会の槍部門の覇者なのですから引く手数多だったでしょうに。

そしてヒロインの1人、英雄症候群のヴィルマの登場回ですね。

小柄な少女の大食漢って保護欲が駆り立てられますが、私だけでしょうか。

ヴェル死亡の知らせを聞いたクルトはものの数秒でヴェル生存を知るわけですが、一体どんな波乱が待ち受けるのか。

ブライヒレーダ辺境伯がヴェルに頼んだ依頼とは。

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