「Re:ゼロから始める異世界生活」 第11話 感想・ネタバレ 約束の続き
どうも! じげんです!
本記事は、「Re:ゼロから始める異世界生活」の第11話のネタバレ・感想になります。
第10話では、昴を救うため単身ウルガルム殲滅を目指すレムを救うため、再び森へと入った昴とラムが描かれましたね。
第11話では、遂に死の運命を覆した昴。そして念願のエミリアとのデートの約束を交わすようですよ。
※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
この記事で分かること一覧(目次)
Re:ゼロから始める異世界生活 第11話 あらすじ
スバルの一撃を受け、意識を失ってしまったレムは夢を見ていた。かつてレムとラムを襲った目を背けたくなるような出来事。そして犯してしまった決して許されることのない罪。やがて意識を取り戻し、目を覚ますレムは今度はスバルに対して、またあのときと同じ罪を重ねてしまったと言う。このままではウルガルムの群れに追いつかれてしまう絶体絶命の状況の中、スバルはレムとラムを逃がすため囮となってウルガルムの群れを引き付ける。
出典:「Re:ゼロから始める異世界生活」公式サイト
Re:ゼロから始める異世界生活 第11話 ネタバレ
レムとラムの過去
レムとラムは、鬼族の中で忌み子と呼ばれるような存在であった。
何故な本来2つの角を持つはずが、双子だと一本の角しか持たない存在であるからであった。
鬼族の族長は、生まれたばかりのレムとラムを掟に従って処分を下そうとします。
しかし、泣き出したレムのことを思ってかラムは生まれたばかりだというのに強力な風の魔法を使用します。
月日が経ち、神童と呼ばれるラムの存在に劣等感を持ちながらレムは過ごしていた。
ラムは、レムを気にかけラムはラム、レムはレムなのだから周囲の声は気にするなと声を掛けます。
しかし、それがあったからといってレムは鬼として実力向上を諦めたわけではなく夜な夜な練習をしていましたが、鬼の力ではラムに及ばないと知ると、他のことで自分の存在意義を見いだそうと努力します。
けれどもその努力は空回りしてしまいます。
レムは、夢の中で力の無さに愕然して深層心理から自分は望まれていない子なんだと思うようになります。
しかし、それはラムによって救われます。
そのことでレムはラムの後を付いていこう決めます。
そして惨劇の日がやってきます。
レムが目を覚ますと隣で寝ているはずのラムの姿がなかった。
眠気眼を擦りながら外に出ると、両親、そして族長の亡骸が燃やされている衝撃的な絵が飛び込んできます。
そして何者かと戦うラムの姿も。
鬼族の里を襲撃したものはレムに向かって剣を振り下ろしますが、間一髪のところでラムがそれを阻止します。
ラムがレムのことで注意がおろそかになると、里の襲撃者がラムの角を切り落とします。
そしてレムは、その様子を見て涙と小さく笑みを浮かべ「やっと、折れてくれた」と内心で吐露します。
その日からレムの贖罪の日々が始まったのだ。
思ってはいけないことを思い、そしてラムの歩むはずだった道を奪ってしまったことへの。
レム、目を覚ます
レムが目を覚ますと、昴に抱きかかえられている状態だった。
森の茂みに隠れる昴、ラム、レムの3人。
レムは、昴とラムにどうしてきたのか、贖罪のために1人でやらなくては行けなかったのにと涙を流しながら問います。
それを聞いた昴は、何の贖罪のために1人で行動しているのか知らないが、1人で抱え込むなとレムに頭突きを食らわせます。
その衝撃故か、ラムから割れた額から再出血していると冷静に突っ込みを入れられるが、昴は、ラムを指さしてこいつのほうがもっと馬鹿だと言います。
そしてレムに向き直り、一人で抱え込むんじゃなくてもっと俺たちを頼れと言葉を掛けます。
周囲にウルガルムの存在を確認した昴は、ラムにレムを任せて注意を引くという作戦を思いつきます。
昴、ボスウルガルムと対峙する
昴が囮となってウルガルムの注意を引きつけている中、レムを抱えたラムは昴と逆方向に走っていく。
昴の作戦が上手く行っていると思いきや、昴の視界の先に今回の事件の元凶である小動物がいました。
その小動物は擬態だったようで本来の姿は超巨大なウルガルムでした。
折れた剣を手にボスウルガルムとウルガルムの群れに囲まれる昴。
昴は、ボスウルガルムを見やり決着を付けようぜと喝を入れます。
森へと入る中子供たちがポケットに忍び込ませた体のマナを活性化させる実を食べた昴は、相手の視界を塞ぐ魔法を発動させます。
そしてボスウルガルムの首へと剣を突き立て、その場を離脱しようとしますが、未だ健在のボスウルガルムに捉えられてしまいます。
万事休すかと思われた時、そこにロズワールが現れ、ボスウルガルムとウルガルムの群れをせん滅します。
ロズワールは、村に滞在していたエミリアから昴ならばきっと魔法を発動させるからと聞かされており、上空で待機していたようだった。
そして昴がエミリアの予想通り魔法を使い、窮地を助けられたのだと。
レムを抱えたラムがロズワールに歩み寄り、当主の手を煩わせてしまったことを謝罪します。
しかし、ロズワールは、2人に対して良くやったと労います。
そして昴に視線を向けて、昴が行ってくれたことへとの忠義は果たそうと告げます。
昴は、ロズワールの信頼を勝ち取ったのでした。
呆けている昴ですが、そこにレムが飛び掛かってきます。
満身創痍状態の昴に受け取る力はなく、レムはレムで昴の言葉が耳に入ってこない様子。
そして昴は意識を手放します。
昴、運命を超える
レムに見守れながら目を覚ました昴は、レムから事の顛末を聞きます。
ウルガルムはロズワールによってせん滅され、昴を蝕んでいた呪いが発動する心配はないとのこと。
レムは、おもむろに昴に対して謝罪します。
その謝罪は昴やレムに相談するなく1人で森に入り、結局は昴とラムを危険に晒してしまったことだろう。
昴は、体は問題ないと、そして落ち着いているようで落ち着いていないよなと返します。
レムも昴の指摘は自覚しており、非力で鬼族の落ちこぼれと自分の卑下から始まり、遂には、なぜレムにだけ角のが残ってしまったのかと。
ハッとしたレムは昴に忘れて下さいと袖で涙を拭いながら言います。
しかし、レムはラムを持ち上げているが、もしラムが五体満足でもそんなに状況がプラスになったとは思えないと口にします。
それは常日頃のサボり癖と体力のなさを目の当たりにしたからでした。
レムは、角があったラムのことを話しているようだが、昴も角があったラムならばもしかしたら今回の件を上手く解決できたかもしれないと認めつつも、今のありのままのことを受けれて行こうぜとレムに声を掛けます。
昴は、レムにはラムにはないものを持っていると優しさ、努力、身体的特徴を上げます。
そしてレムがいたからこそ、レムがいなければ命はなかったと。
昴は、角を持っていたラムの幻影に縛られるレムに対して、角のないラムと一緒に鬼をすればいいと告げます。
昴は続けて未来のことを話そうと言います。
明日の朝食のことでもいい、靴下を右から履くか左から履くかなんてくだらないことでもいい、明日があるからこそできる、明日の話をと。
レムはその話を聞いて弱いからこそ寄りかかってしまうと返しますが、昴はいいんじゃないかとあっけらかんに応えます。
何故なら、自身も非力で考える頭もなくオマケに目つきも悪いけど、それは他人のフォローに期待して他力本願で生きてるからよと、めっちゃかっこ悪いことを苦笑いしながらレムに告げます。
一緒に寄り添っていきながら頑張って行こうぜと、そして未来のことを話しながら鬼と笑い合うことが夢だったと。
それを聞いたレムは、笑顔を見せます。
涙と微笑みを浮かべながら。
昴、エミリアとデートの約束をする
ロズワールの自室ではラムが今回の事件のあらましと首謀者の足取りについて報告を受けていた。
しかし、首謀者の足取りは消えているとのこと。
王都でのエルザに加えて魔獣使いが現れ、厄介な連中に目を付けられたものだと愚痴るロズワール。
ラムは、そんなロズワールに対してそんなことで諦めるお人ではないと少し笑みを浮かべながら答えます。
ロズワールは、そんなラムの言葉に驚きながらも、ラムを傍に寄らせ、角のあった場所に手をかざしてマナの補給を行います。
そしてロズワールは、龍を殺すという目的のために止まるわけにはいかないと口に発します。
一方、屋敷の庭ではエミリアと昴がいた。
エミリアは、生傷の絶えない昴に小言を言いますが、結局は巡り巡ってまた助けられたとお礼を言います。
昴は好きでやったことだからとエミリアに返しますが、そういうと予測していたエミリアはこっちの気が済まないと困惑顔。
それを見た昴はエミリアにデートをしようと申し込みます。
エミリアは笑顔を浮かべながら昴とデートすることを快諾します。
まとめ
ロズワール編完結ですね!
遂に死の運命を覆した昴。
そしてその行動は、ロズワール、レム、ラムたちからの信頼を勝ち取るに値するものでした。
まぁレムはそれ以上のものを勝ち取ってそうですけど。
ロズワール邸で目が覚めた初日の4日後の夜にしたエミリアとのデートの約束を改めてした昴。
長く本当に長い道のりでしたね。
ラストでロズワールの目的が気になりますね。
龍を殺すとは一体。。。
ルグニカ王国の建国時にも登場する龍を指しているのでしょうかね。
今のところは全くの不明な要素ですが、いずれ明かされるかもしれませんね。
そして今回の事件の裏には王選が絡んでいる模様。
つまり、今度も昴はこの王選絡みの陰謀に巻き込まれて行くんでしょうね。
次回はどんな展開が待ち受けているのか、楽しみですね!