乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 第12話 ネタバレ・感想 未だ見ぬ未来へ
こんにちは! じげんです!
本記事では、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の第12話(最終話)のネタバレ・感想になります。
第11話では、会長シリウスに掛けられた魔法より目覚めたカタリナ。そして捕らわれていたマリアを救い出し、いよいよ対峙。
第12話では、遂に訪れた最終イベント、カタリナの運命が決するようですよ。
※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
この記事で分かること一覧(目次)
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 第12話 あらすじ
囚われていたマリアをみつけたカタリナたち。
そしてついに事件の首謀者と対峙する。
事件の行方は!?ここまで破滅フラグを回避してきたカタリナ最大のピンチ!そして迎えるゲーム最後の卒業式イベント。
果たしてカタリナは破滅フラグを回避できるのか!?
出典:「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」公式サイト
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 第12話 ネタバレ
シリウスの過去
カタリナはついにシリウスと対峙します。
ジオルドとニコルは、シリウスになぜこのようなことを起こしたのか、どのようにして闇の魔法を手に入れたのかと問いただされます。
シリウスは不気味な笑い声をあげ、シリウスはとうの昔に死んだと答え、闇の魔法を手に入れた過去を話します。
かつてシリウスの本当の体の持ち主は、侯爵家に仕えていたメイドとの間に設けられた子供だった。
慎ましくも母子で暮らしていたおり、侯爵婦人に拉致されてしまった。
侯爵夫人の息子<シリウス>は不治の病で余命がなかった。
そこで闇の魔法を使い、元気な子供へ心を操り、記憶を入れ替えるという手段を公爵夫人は考えた。
シリウスの体の本当の持ち主の母親を生贄に捧げ、魔法使いは闇の魔法を手に入れた。
そしてその力を使って病弱のシリウスの心と記憶を入れ替え、成功させます。
魔法使いは、この事実を闇へを葬り去るため、その場で殺されました。
回想を終えたシリウスは、闇の魔法により記憶を移し替えさせられたが、ただの記憶という情報だけであり、親子などの情は移し替えることは出来なかった。
なぜか闇の魔法を使えることに歓喜し、いつか、復讐の為にいい子を演じ続けてきたのだと。
カタリナ節
闇の魔力の波動を強めるシリウス。
その波動を感じることの出来るマリアは、皆に警告します。
しかし、カタリナは臆することなくシリウスのもとへと近づきます。
そしてカタリナはシリウスに語り掛けます。
それはくしくもシリウスの体の本当の持ち主の母親が掛けてくれた言葉を彷彿とさせるものでした。
カタリナは、本当の名前ラファエルと呼びかけます。
それと同時にラファエルの母親が殺された時の本当の記憶が蘇ります。
ラファエルの母親は復讐を望んでおらず、本当の願いは、幸せに生き続けることだと。
本当の首謀者
闇の魔力が霧散し、ラファエルはカタリナが差し出した手を取ろうとします。
しかし、突如として闇の魔力が辺りに充満します。
その正体は、侯爵夫人に裏切られ始末された魔法使いであり、ラファエルの体を使って復讐を遂げようとしていたのでした。
ラファエルは、復讐はもう終わりだと宣言し、魔法使いの亡者と決別の意思を示します。
魔法使いの亡者は、ラファエルの体の主導権を握ろうと画策します。
ラファエルは苦しみもがくが、カタリナがラファエルの手を握り、意識を取り戻し、亡者を振り払うことに成功します。
事件解決が油断は禁物
ラファエルは、全てのことを役人に語り、学園から去ります。
ラファエルの証言から闇魔法のことが明るみになり、侯爵夫人と手下たちは御用となりました。
事件を解決し、会長の去った学園に憂うカタリナ。
しかし、彼女にはまだ油断が出来ませんでした。
全員が死ぬBADENDが回避できたが、最後のイベントが待ち構えていたからでした。
最終イベント
遂にカタリナが国外追放か死亡かが決まるイベント当日がやってきた。
1万9800回目の脳内会議を開催し、イベント内容を振り返るカタリナ。
死亡フラグと国外追放になった場合に備えての準備の最終確認をして、脳内会議は閉廷します。
2年生の卒業イベント会場。
カタリナはニコルに花束ならぬ野菜束を渡し、アランとジオルドは爆笑、キースはあきれ顔、ニコルは一瞬困った表情をしたものの、周りの女性をノックアウトする笑顔をカタリナに向けます。
アランとジオルドの演奏会が始まり、つつがなくイベントは進んで行きます。
しかし、マリアは誰かと会場を抜け出す様子もなく、しかもゲームのシナリオではアランとジオルドの演奏会などなかったと進行に不思議に思います。
そして話だけ聞いていた逆ハーレムENDなのかと考えます。ちなみに、その場合でもカタリナはBADEND一択のようです。
HappyEnd?
行動を起こさないマリアに業を煮やしたカタリナは、直接聞きに行くという行動を取ります。
マリアに好きな人はいないのかとカタリナは聞くと、マリアは顔を染めながらカタリナを慕っていると答えます。
カタリナは、その告白に嬉しいと答えつつも、一緒に居たいという異性はいないのかと再度聞きます。
しかし、熟考したマリアは、一緒に居たい、ずっとそばに居たいという気持ちはカタリナにしか持ち合わせていないと返します。
その答えにパニくるカタリナ。
そこにメアリとソフィアもやってきて、ずっと一緒にいたいと告白します。
そしてニコル、アラン、ジオルド、キースとやってきます。
困惑するカタリナは、とある説に行きつきます。
カタリナが破滅ENDにならないルート。
マリアが誰とも親しくならない友情ENDだ。
カタリナは、破滅を回避したと大喜びです。
思わぬ再開
生徒会室、カタリナ達を取り囲む主要な人物が一堂に会して、ニコルとの別れを惜しんでいた。
マリアが母親と一緒に作成したお菓子を広げ、メアリが紅茶を用意します。
紅茶を飲んだカタリナは、その味に覚えがありました。
生徒会室に見覚えのある人物がやってきます。
その人物は、ラファエル・ウォルトでした。
カタリナを脅かそうと、仕組まれたものでした。
思わぬ再開に喜ぶカタリナ。
学園に復帰するのかと聞くと、卒業は出来ないが、魔法省で働くことが決まったと告げます。
そしてラファエルは、膝を着き胸に手をあててカタリナに先のことを謝罪し、傍に居てもよいかと尋ねます。
二つ返事で了承したカタリナ。
その様子を見ていた周りの人たちは、カタリナの天然タラシぶりに驚愕しつつもカタリナらしいと思っている様子。
未だ見ぬ未来へ
春となりカタリナは、乙女ゲームの主人公になったことを嘆いた過去を思い出しながら、奮闘した日々を思い出します。
しかし、今なら声を大にして、素敵な人たちと出会えたと言えると述懐します。
そしてゲームになかった新しい季節がやってくると、しかし、その声には悲壮感は全くなく、どこか期待に満ちたものでした。
まとめ
魔法、その響きに神秘的な印象を受ける人は多いと思います。
けれど、使い方次第では人を幸せにも不幸にも出来る人知を超えた力でもあります。
生徒会長シリウス改めラファエル・ウォルトが闇の魔法を使えるようになったのは、魔法の負の側面に魅入られた人たちによるものでした。
しかし、最後はラファエルのやさしさとカタリナ節によって、開放されましたね。
間違いなく、カタリナが主人公でしたね。
ゲームでは描かれなかった、カタリナ達がどうなるのかめちゃくちゃ気になりますね!
ただ、どんなことがあろうともカタリナは、真っすぐに突き進みそうですね。