乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 第11話 ネタバレ・感想 夢からの目覚め・シリウスとの対峙
こんにちは！ じげんです！
本記事では、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の第11話のネタバレ・感想になります。
第10話では、闇の魔法使い生徒会長シリウスの魔の手により覚めない眠りへと誘われたカタリナ。
第11話では、夢から覚めたカタリナは、シリウス会長と対峙するようですよ。
※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
この記事で分かること一覧(目次)
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 第11話 あらすじ
突然姿を消したマリアの消息もつかめない中、カタリナまでもが目を覚まさなくなってしまった…。
前世の夢を見つづけるカタリナ。一方ジオルドたちは、カタリナを医者に診せるも原因がわからず、悲しみに暮れていた。
依然として目を覚ますことはないカタリナを前に、それぞれが自分の気持ちに気づくのだった。
出典：「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」公式サイト
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 第11話 ネタバレ
全ては夢幻か
カタリナは、前世の母親に布団を引っぺがされて起こされた。
カタリナは、いつものようにお母様と言うが母親は寝ぼけていると思っているのかカタリナに向かって学校に遅刻するわよと告げます。
意識がはっきりとしてきたカタリナ。
カタリナの姿はフォーチュンラバーの世界に転生したカタリナ・クラエスの姿ではなく、前世の姿だった。
カタリナは、いつものように身支度をして学校へ行き、友人達と学校生活を送ります。
しかしカタリナには、どこか郷愁の思いがこみ上げ、不思議に思います。
そして何か大切なことを忘れていると感じます。
ジオルドの後悔
カタリナがシリウスの魔の手にかかってから二日、カタリナはずっと眠ったままだった。
王国でもトップレベルの技術を持つ医者でさえも原因が不明とのこと。
それを聞いたキースは取り乱し、終いには茫然自失となり、ジオルドとアランは歯噛みし、ソフィアは崩れ落ちます。
夜半、ジオルドはカタリナの部屋へと赴き、カタリナとの出会いのことを思い出します。
ジオルドは、幼少時、常に色あせた詰まらない世界だと思っていた、しかしカタリナの登場によって見る世界・感じる世界全てが変わったことを思い出します。
そして危険が迫っていることを知りながらも守ることが出来なかったことを強く後悔します。
キースの後悔
キースは、化け物と罵られ1人孤独な世界にいたのをカタリナに救われたことから、強くなりカタリナを守る存在になろうと思っていた。
だが、肝心な時にカタリナの側にいなかった自分を激しく責めます。
メアリの思い
学園のカタリナ菜園にいるメアリは、幼少時に引っ込み思案であり俯いてばかりいた自分を明るい世界へと連れだしてくれたのはカタリナだと当時の記憶を思い出していました。
カタリナの存在によって大っ嫌いだった自分を大好きになれ、カタリナとずっと一緒に居たいと思うようになり、これからもそうだと思います。
アランの気持ち
アランは、幼少時カタリナと木登り対決した場所で1人考え込んでいました。
優秀な兄と比べられる生活のストレスからやさぐれていた自分を真っ向から受けてたち、そんな生活から変えてくれたカタリナの存在がいかに大きかったと。
アランは、失いかけてカタリナへの思いに気づきます。
ニコルの思い
どんなに家族がいて幸せだと言っても、周りの人たちからソフィアの流言のせいで信じてもらえず、諦めていたニコル。
しかし、カタリナだけはニコルの本当の思いに気づいてくれた。
その時からニコルにとってカタリナは特別な人となった。
幼馴染のジオルドの婚約者であったが、許される限りは傍に居たいと。
バルコニーで思い馳せていたニコルは、つい、どこにもいくなと声を発します。
ソフィアと前世の記憶
ソフィアは、呪われた子だと恐れられ人に対して恐怖する毎日だったが、カタリナの存在によって救われ、夢だと思えるような生活が出来るようになったと回想します。
だが、それが目の前から失われそうになっていることに対して強い拒絶の感情を覚えます。
すると、どこからか別の人の声が聞こえます。その声の主もカタリナがいなくなることに座して待つということをしない様子。
ソフィアは、ベットから立ち上がり窓に近づくと、窓に映ったのは自身とは違う別の人物が映っていました。
その人物は、カタリナの前世の友人、あっちゃんと呼ばれた人そのものでした。
窓に映った人物は、カタリナを失うわけにはいかない、早くカタリナの場所へ連れて行ってとソフィアに語り掛けます。
ソフィアもその人物の思いを受け取ったのか、その顔から涙は消え、力強い瞳を宿していました。
それぞれがカタリナへと思いを馳せるなか、メアリ、キース、アラン、ニコルの周りに光の粒子が漂います。
すると意気消沈していた彼らに活気が戻り、今度はカタリナを救う番だと思い、カタリナの部屋へと赴きます。
ソフィアがカタリナを救って欲しいと願うと、虚空より任せてと力強い返事が返ってきます。
親友との別れと夢の目覚め
夕暮れ時、カタリナは、あっちゃんとフォーチュンラバーの話をしていました。
するとあっちゃんがカタリナに学校は楽しいかと少し物憂げな表情で問います。
驚くカタリナをよそにあっちゃんは、また、一緒に過ごせて楽しいと胸中を吐露します。
しかし、カタリナに向かって本当にいる場所はここではないでしょうと言います。
そしてカタリナを読んでいる人たちがいると告げます。
呆然としているカタリナですが、次第にカタリナ呼びかけるジオルド、キース、メアリ、アラン、ニコル、ソフィアの声が届きます。
カタリナは、全ての記憶を思い出します。それと同時に教室が崩れ始めます。
カタリナは、あっちゃんならばマリアの居場所を知っているのではと問うと、あっちゃんはマリアの居場所をカタリナに伝えます。
カタリナはさらにシリウス会長のことを聞きますが、足場が崩れ、別れの時が近いことを察します。
中学時代からの親友で突然の別れをしてしまったことを思い出したカタリナは、あっちゃんに向かって伝えられなかった思いを伝え、夢の空間から消えます。
残されたあっちゃんは、カタリナ同様に告げれなかった思いを口にして、今度はソフィアとして側にいると告げます。
現実の世界へと帰還を果たしたカタリナ。
カタリナを案じていた人たちは全員が緊張を解きます。
マリア奪還
起き上がったカタリナは、マリア奪還へと行動を開始します。
あっちゃんからの教えもあり、学園の敷地内の倉庫の隠し部屋内に捕らわれていたマリアを見つけ、マリアを保護します。
カタリナは、マリアに遅くなったと言い、マリアも迷惑をかけたことを謝罪します。
そしてカタリナは、シリウス会長がまだここにいるのかとマリアに聞くと、マリアは、悲しげな表情を浮かべて、シリウスがどんな行動をしたのか知っているのですねと答えます。
カタリナは、大体のことは返しますが、分からないことも多く、しっかり本人と話がしたいと言います。
シリウスの闇
隠し部屋の奥、シリウスは瘴気が漂うな部屋で1人座って佇んでいました。
シリウスはもう終わりだと吐露すると、シリウスに宿るもう一人の人格の声がまだ終わっていないと告げます。
シリウスに宿るもう1人の人格は、まだ母親の仇を取っていないではないかとシリウスに発破をかけます。
当時のことを思い出したシリウスの隙を付いて、シリウスに宿る人格が体の自由を奪おうと画策をします。
シリウスが良心の呵責とせめぎ合っている中、カタリナ達は、シリウスがいる部屋の前へと辿り着きます。
闇の魔力を感知できるマリアは、あまりの強大な力の前に優れない表情。
ジオルドと部屋のドアを開けると闇の魔力の奔流が溢れでます。
部屋の中へとはいったジオルドとアランは、シリウス会長を目視し、剣を抜き放ちます。
すると後ろからカタリナが前へ出て、その姿をみたシリウス会長は驚きます。
まとめ
闇の魔法から救ったのは王子様のキスではなく、前世の親友が思い出させるという展開、凄い好きですね。
あっちゃんにとっても夢のような時間だったと思いますが、どれだけの思いがあればカタリナを救う行動に移せるのか、想像できません。
状況証拠だけですが、ソフィアはカタリナの前世の親友あっちゃんの転生した姿なんでしょうかね。
今後のソフィアinあっちゃんの活躍に期待。
そして夢から覚めたカタリナは、闇の魔法使いシリウス会長の対峙。
シリウスが闇の魔法を会得した時に犠牲になったのは、実の母親のようですが、シリウス自身がやったのではなく第三者によって強制的に会得されたような描写です。
母親が言った仇というのも誰を刺しているのか、シリウスの行動を理解するには、これらの背景を理解しないといけないようですね。
カタリナは、シリウスを救うことが出来るのか、だれもが生存するHappy Endをつかみ取ることが出来るのか！？
