八男って、それはないでしょう! 第2話 ネタバレ・感想 アルフレッドとの別れ、そして旅立ち
こんにちは! じげんです!
本記事では、「八男って、それはないでしょう!」の第2話のネタバレ・感想になります。
第1話では、魔法の才能があると判明したものの、具体的にどうしたらよいか分からないところに、魔法使いと名乗るアルフレッドが現れたところで終わりましたね。
※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
この記事で分かること一覧(目次)
八男って、それはないでしょう! 第2話 あらすじ
アルフレッドという魔法使いに弟子入りしたヴェルは、修業を重ねることで様々な魔法を身につけていく。
一方、お家騒動を避けるため「魔法が使えることは秘密にするように」とアルフレッドから申し渡されていたが、長兄のクルトがヴェルの魔法の素質に気づき始めて……
出典:「八男って、それはないでしょう!」公式サイト
八男って、それはないでしょう! 第2話 ネタバレ
偉大な魔法使い
アルフレッドは、ヴェンデリンに改めて魔法を教えたいと伝えます。
ヴェンデリンは喜びますが、何も差し出せるものがないと言います。
アルフレッドは、そんなヴェンデリンに何も入らないと、さらに弟子が欲しいと告げます。
ヴェンデリンは、魔法に関して行き詰っていたため、アルフレッドに弟子入りします。
アルフレッドは、早速明日から修業を始めようと提案し、魔法のことはここだけの秘密だと言い含めます。
ヴェンデリンは、残念がります。
それを察したアルフレッドは、魔法が使えることが判明したら家督争いに発展しかねいためだと説明します。
ヴェンデリンはそんなことは起きるのかと訝しみますが、アルフレッドは、神妙な顔付きで魔法を使えるということは、それを可能にすら出来ると伝えます。
修行開始
アルフレッドは、修行の始めとして魔力が少ないものが多いものと同量になる修練「器合わせ」を行います。
この時、アルフレッド手を握ったヴェンデリンは、思った以上に冷たいと感じます。
器合わせによってヴェンデリンの保有魔力量は、師アルフレッドと同量になりました。
そしてアルフレッドから人の最大魔力量は決まっており、ヴェンデリンはまだ最大魔力量まで到達していないと告げられます。
それから数日、師アルフレッドの指導の下、ヴェンデリンは上級魔法まで使えるようになったようです。
魔法の階級ってどれくらいあるんでしょうね、魔法使いになれるのは数千人に1人なので上級でもやばそうですけど。
クルトの疑念
ヴェンデリンは、森へは家族への食糧を取るという口実がありました。
アルフレッドは、ヴェンデリンの魔法の修行の時間確保と怪しまれないために山菜をどっさりと渡しました。
その日の夕食はいつもとは違い具だくさんのスープでした。父アルトゥルは、橋の無い川の向こう側にしか生えない山菜があることについて、精神年齢はともかく、実年齢は5歳児がどうやってと聞きます。
アルトゥルは、まさか魔法でと訝しみますが、自身でその考えを笑いながら一蹴します。それにつられて母とアマーリエ義姉さんは笑いますが、クルトだけは、疑念の目でヴェンデリンを見つめていました。
そりゃクルトからしたら嫁さんも貰って家督も継げるとなったのに、末っ子が魔法を使えるとなったら、気が気でないでしょうね。
魔法の修行は続き、狩猟が難しいとされるホロホロ鳥を仕留めるまでにヴェンデリンの魔法の腕は上がっていました。
捕らえたホロホロ鳥を焼き鳥にし、ヴェンデリンが森の奥で自生していたワサビを付け食していると、アルフレッドは、それは何かと尋ねます。
ヴェンデリンは、それを渡し説明しようとすると、アフルレッドは、大量のワサビを付けて食します。
慌てるヴェンデリンですが、アルフレッドはとても美味しいと焼き鳥を頬張って食べます。
その姿にヴェンデリンは驚愕します。
アルフレッドは、ヴェンデリンに森の奥には強力な魔獣などがいるので行かない様にと、大量のワサビをつけた焼き鳥を頬張りながら言います。
ヴェンデリンは、驚きつつもアルフレッドの話を聞きます。
この話をしていなかったら、ヴェンデリンが驚いているのが何故かと聞くんでしょうけど、ヴェンデリンが驚いているのは、アルフレッドには、強力な魔獣についてだと思っているんでしょうね。
食後にヴェンデリンが最近クルトに警戒されているとアルフレッドに相談します。
アルフレッドは、魔法について感づかれ家督について心配しているのかもと答えます。
ヴェンデリンは、貴族については面倒くさいと考えているようですが、他に何をすればと心境を吐露します。
アルフレッドは、そんなヴェンデリンに冒険者を勧めます。柔軟な発想を持っていることに加えて、自身が元冒険者であることも根拠として。
ヴェンデリンは、冒険者として世界中を旅していることを目を瞑り想像します。
それと同時にアルフレッドの右手に禍々しい黒い瘴気のようなものが現れ、アルフレッドは必至の形相で抑え込みます。
ヴェンデリン冒険者を目指す
夕食時、ヴェンデリンは、12歳になれば冒険者を目指すために、冒険者予備校に行くことを家族の前で打ち明けます。
父アルトゥルは普段と変わらぬ様子で、兄クルトはその選択を意外だと感じてようです。母とアマーリエ義姉さんの2人はヴェンデリンの身を案じています。
アルトゥルは、領地を出るという事だなと改めていい、しかし問題があると続けます。それは冒険者予備校に払う金はないということでした。
ヴェンデリンは前途多難であると再認識しました。
継承権破棄の手切れ金は!?それと堂々と言う事じゃないですよ!
後日、ヴェンデリンは、アルフレッドに金策の相談をします。
アルフレッドは、冒険者予備校のある都市には商業ギルドがあり、子供でも換金が出来ると教えます。
ヴェンデリンは、金策の目星がついて喜びます。
アルフレッドの正体
ヴェンデリンは、いつもと同じように修行をしていると、アルフレッドから修業は明日が最後だと唐突に告げられます。
ヴェンデリンは、精度もまだまだで、しかも2週間なのにと食い下がりますが、アルフレッドは基本は出来ている、後は練習すれば精度は上がると頑なです。
なおも食い下がろうとするヴェンデリンにアルフレッドは一喝します。
夕食時アルトゥルは、森で語り死人が目撃されたようだと家族に話します。
驚く母と兄クルトですが、アマーリエ義姉さんだけは語り死人についての知識がなく、聞き返します。
アルトゥル曰く、語り死人とは、理性を持ったアンデットであり、会話することもできると言います。
クルトは、見た目は人間と変わらないと言いますが、アルトゥルは、アンデットであることには変わりないと、そして、体温は冷たく、あらゆる感覚機能を失い、異常なほど青白いと続けます。
まさにアルフレッドの特徴と一致していると驚愕するヴェンデリン。
そしてさらにアルトゥルは、やがて理性を失い人を食らうだけの存在になると続けます。
その夜、ヴェンデリンはアルフレッドのもとへと向かいます。
アルフレッドと出会ったヴェンデリンは、語り死人という魔物が出たことを伝え、アルフレッドの手をとり連れて行こうとします。
しかし、アルフレッドはその場を動こうとはしませんでした。
この場所は危険であるから避難しようと力強く手を引きますが、アルフレッドは、気づいたんだねとヴェンデリンに言います。
ハッとするヴェンデリンですが、そんなことは関係ないとばかりに屋敷へと避難させようとします。
アルフレッドは、悲しげな表情をしながら私が語り死人だと告げます。
ヴェンデリンは、否定するがやがて手を放します。
アルフレッドは、自身が死んだ5年前の遠征の話をヴェンデリンにし、心残りがあるから語り死人になったのだと。
アルフレッドは、語り死人は願いを叶えると成仏すると告げ、願いは30年の間に習得した魔法を授ける人物に出会うことだとも。
享年30才か・・・若すぎますよ。
アルフレッドは、ヴェンデリンが求めていた人物であるかどうかを確かめるために最終試験を受けてくれないかと持ち掛けます。
それは、今から伝授する「聖」魔法で浄化するというものでした。
ヴェンデリンは、言われていることを理解しつつもアルフレッドに詰め寄りますが、アルフレッドは、すでにアンデットになって5年の歳月が経っており、魔力で今の姿を保つのも限界だと告げます。
そしてアルフレッドは、ヴェンデリンに聖魔法を伝授します。
アルフレッドは、もがき苦しみながらもヴェンデリンに聖魔法を伝授しますが、師を浄化することに戸惑いを隠せないヴェンデリンは存分に力を発揮出来ません。
その様子を見たアルフレッドは、ヴェンデリンの本名と弟子であることと私を安心させてくれと告げます。
その思いを受け取ったヴェンデリンは、息を整えアルフレッドにお礼を言い、再度聖魔法を発動します。
師アルフレッドは、ヴェンデリンに最後の教え、要領よく頑張ってと言い残しこの世を去ります。
旅立ち
12歳となったヴェンデリンは、冒険者予備校を目指してバウマイスター騎士爵領を母とアマーリエ義姉さんに見送れながら旅立ちます。
まとめ
今回は師アルフレッドとの別れに焦点を当てられた回でしたね。
大恩ある人を自らが浄化しなければならないヴェンデリンの心境を思うと、胸が苦しくなりますね・・・
最後の教え「要領よく頑張って」とは、抽象的な表現でありますが、凄く大事だなと思います。気張りすぎると潰れてしまいますもんね。
私も仕事やプライベートなども要領よく頑張りたいものです。
旅立ったヴェンデリンはいよいよ冒険者予備校へと進んで行きます。
そこで将来の伴侶となる2人と忠臣の1人と出会います。