盾の勇者の成り上がり 第3話 感想・ネタバレ 災厄の波に挑む尚文
こんにちは! じげんです!
本記事は、「盾の勇者の成り上がり」の第3話のネタバレ・感想になります。
第2話では、尚文とラフタリアは、順調にレベルを上げていき、ラフタリアは、災厄の波と立ち向かう決意を固めましたね。
第3話では、災厄の波が始まり、尚文は、偶然近場にあった縁あるリユート村の救援に向かうようですよ。
※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
この記事で分かること一覧(目次)
盾の勇者の成り上がり 第3話 あらすじ
様々なスキルと技能を習得し、ラフタリアとの連携も抜群によくなった尚文。
迫りくる波に対抗して武器と防具を新調し、波の刻限を示すという龍刻の砂時計へ向かう。
すると、そこへ元康たちがやってきて……。
出典:「盾の勇者の成り上がり」公式サイト
盾の勇者の成り上がり 第3話 ネタバレ
出来ることを着実に
廃坑の死闘から1週間。
尚文は盾の強化を着実に進めて行った、持ち主である尚文であっても効果を覚えるのが憂鬱とさえ言わしめるほどに。
そしてラフタリアとの連携も強化し出来ることを着実に1つずつこなしていた。
さらにラフタリアは、最初のころの少女から成長し尚文の頭一つ分くらいしか違わない背丈までに成長していた。
尚文は、装備の更新のため武器屋へと訪れ、スキンヘッドの店長と他愛のない話をする。
ラフタリアのしたたかな交渉術により安く良い装備を手に入れられることになったが、店主が勧めるのはフルプレートであり、尚文もラフタリアもどことなく嫌そうです。
すると店主はオーダーメイドで作ってやるぞと提案し、ラフタリアは物凄い勢いで店主に依頼をします。
武器屋店主力作のオーダーメイド
尚文が店主から受け取った鎧は、蛮族の鎧と銘打たれた風貌はどこかの山賊かと思わしめるものであった。
尚文は、行きつけの店主のオーダーメイドであるが故に、強い拒否感を抱きませんが、肯定的ではない様子。
一方ラフタリアは、目をキラキラさせながらかっこいいですと尚文に感想を伝えます。
ラフタリアは、街が物々しい雰囲気であることに気づきます。
尚文は、波が近いからだろうと言い、そしてどこで発生するか分かれば対策も取れると零します。
すると武器屋の店主から思いもよらぬことが教えられます。
消えぬ烙印
尚文の目の前には龍刻の砂時計がありました。
実は店主から波が発生した時、龍刻の砂時計の場所に居れば波の発生場所へと転移させて貰えると聞き、この場所へとやってきたのだった。
尚文が近づくと盾から龍刻の砂時計に一本の光が差し、尚文の視線の先に波までのタイムリミットが表示されます。
尚文が波発生の詳細な時間と場所の情報を入手すると、そこに元康一行が現れます。
元康は安物の装備を付けている尚文に罵りますが、尚文は無視を決め込みます。
その後からは、錬と樹も姿を現します。
元康たちを無視してその場を去ろうとしますが、女好きの元康はラフタリアへと声を掛けます。
戸惑うラフタリアですが、尚文が近づいてくると元康の手を振りほどき尚文に手を連れられその場を後にしようとします。
が、しかし。
元康はラフタリアに向かってマインの噂を知っているだろうと尚文が恐れることを口にします。
だが、ラフタリアはその噂というものを知っていない様子。
尚文は、悔しさから歯を食いしばりながら去ります。
厄災の波
ラフタリアは、厄災の波が始まる前に尚文に今の気持ちを伝えます。
病を治し、暖かい食事を出してくれ、さらには戦う術と厄災の波に立ち向かう理由をくれたと。
だからこそ、どこへでも一緒についていくと。
尚文は、そうかと短く悲愴に満ちた表情で返します。
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厄災の波の発生時間になると尚文たちは一斉に転移させられます。
尚文が空を見上げると空は赤く染まっており、不気味な青い渦がいくつも浮かんでおり、その中か夥しいほどの魔物が地上へと降り注いでいた。
樹、錬、元康たちは我先へと波の中心地へと向かっていきます。
尚文もその後を追おうとすると、ラフタリアが近くにリユート村があることを知らせます。
尚文は村の住人が避難しているかどうか逡巡します。
すると先行した元康たちがリユート村の所在を知らせる狼煙を上げます。
しかし、尚文は狼煙を上げたところで騎士団が到着することには村は壊滅だと悟り、急ぎリユート村へと向かいます。
リユート村
尚文が到着することには、すでに村は魔物達の大群に蹂躙されかけていました。
尚文はラフタリアに村の住人の非難を命じて、魔物をひきつける囮の役になります。
尚文は、村の駆け巡り、住人に襲い掛かる魔物達の注意を引き、避難させていきます。
尚文は、顔も知らない相手の為に命を張るとは馬鹿だなと自嘲しながらも、不敵な笑みを浮かべて魔物達の注意と村人たちを助けていきます。
一方、住人の避難誘導を行っていたラフタリアは、住人を死闘を演じた廃坑の入り口まで村人を非難させていた。
ラフタリアの視線の先には、黒煙が上がっているリユート村が。
魔物達の注意を引きながら村を駆け巡っていた尚文ですが、引き付けるのにも限界が見え始めていた。
尚文は、村の被害を最小限に食い止めるために一計を案じます。
尚文は、村に設置されていた警鐘を知らせる櫓に上り、警鐘を鳴らします。
その音に集まる魔物達。
尚文は、櫓に油をまき、手に持っていたたいまつを油に近づけます。
火は瞬く間に櫓を燃やし、張り付いていた魔物達を一網打尽にします。
尚文は、火の勢いに飲まれる前に盾の能力を使って脱出します。
そんな尚文のもとにリユート村の男衆たちが武器を持って戻ってきました。
男達曰く、尚文の活躍を見て、ここは自分たちの村であり自分たちも力になりたいと。
尚文は、男たちに戦線維持の協力を求めます。
だが、尚文たちの前に今までの魔物とは一線を画す強い魔物が現れます。
尚文は、その魔物が振り下ろした斧を盾で受け止めますが、あまりの威力に吹き飛ばされてしまいます。
止めを刺そうとする魔物ですが、住人が攻撃を仕掛けます。
魔物は視線を村人へと移して、矛先を住人へと向けますが、そこに尚文が間に入ります。
尚文は、村人たち、そして自分でさえも手に焼く魔物の存在により、住人達に退くよう伝えます。
なおも残ろうとする村人たちですが、尚文は無駄死にするなと一喝します。
するとそこにラフタリアが現れ、息を合わせて魔物を倒すことに成功します。
村人たちはラフタリアと尚文の強さを目の当たりにして、一瞬呆然としますが、ラフタリアが来たためか避難させます。
王国騎士団
リユート村の魔物と対峙する尚文とラフタリアですが、一向に減る気配を見せません。
するとリユート村の柵の外から魔法が発動させられ、魔物達を一気にせん滅します。
だが、まだ戦闘中だった尚文とラフタリアを無視したものでした。
魔法を発動しせん滅したことに喜ぶ騎士団の隊長。
だが、盾の勇者は固いなとあわよくば始末する気を隠そうともしないゲス野郎でした。
ラフタリアは、尚文の命を狙ったことに激昂し騎士団の隊長に剣を向けますが、騎士の1人に阻まれてしまいます。
ラフタリアは当然抗議しますが、尚文はそれを諫めます。
騎士団の隊長もそれが当然のことだと思っているのか、高圧的な態度を崩しません。
だが、尚文はとてもいい悪人顔になり、貴様らが魔物の餌食になるのを見つめるのもいいかもなと言います。
騎士団の後ろには、いつの間にか多くの魔物がおり、そこにはラフタリアとの連携で倒した斧を持つ魔物もいました。
騎士団は唐突な魔物の登場に陣形を組もうとしますが、魔物がそれを許しません。
そこに尚文が援護に入り、ラフタリアと時間を稼ぐから陣形を組むよう言います。
尚文とラフタリアは、一糸乱れぬ連携で魔物達を次々と倒していきます。
しかし、騎士団の隊長は陣形を組むことをやめ、魔物を尚文に押し付けて樹、錬、元康のもとへと向かおうとします。
だが、盾の勇者が村の為に戦っているのを目の当たりにした騎士が盾の勇者を援護すると声を張り上げ、騎士団の多数の人間が従います。
騎士団の隊長は歯噛みしながら数人の騎士を連れその場を後にします。
騎士団の援護を貰った尚文とラフタリアは、リユート村の魔物達を倒していきます。
厄災の波の終わり
一方、厄災の波のボスと見られるキライマと戦っていた錬、樹、元康は、それぞれの必殺技を駆使して討伐することに成功します。
そしてメルロマルクに襲った2回目の厄災の波は、終わりを告げます。
リユート村にいた魔物を全て討伐したと報告するラフタリア。
しかし、その顔に喜びはなくむしろ困惑が勝っているようでした。
建物は半壊し、親しい人を無くしたリユート村の住人達を見て、波に本当に勝ったのかと疑念を持っていたからでした。
尚文は、それにこたえることはありません。
そこにリユート村の人たちが尚文のもとへと訪れ、お礼を言います。
尚文は、なるようになっただけだと素っ気なく応えますが、村の住人たちは再度助けてもらったお礼を言います。
ラフタリアは、少し元気のある声で村人たちにお礼を言われましたねと尚文に語り掛けます。
しかし、次にはラフタリアと同じような境遇の人たちを少しは無くせたのかと力なく続けます。
尚文は、涙を浮かべるラフタリアの頭に手をおき、ああと声を掛けます。
まとめ
何とか厄災の波を乗り越えることができた尚文とラフタリア。
2人はできることをやってきたつもりだが、現実はそう甘くないようです。
しかし、騎士団の隊長には腹が立ちますね!
波に対抗する大きな力である盾の勇者、確かに現在は重罪を犯した(冤罪)身ですが、万が一尚文が死亡したら、メルロマルクの負担は大きくなるというのに。
けれども、全てが腐っているわけではなく、尚文の命を懸けた行動に感化された騎士の人たちが多くいたというのが救いですね。
また、次回の波に向けて準備を進めるであろう尚文たちですが、順調に行ってほしいものです。
次回も楽しみです!