魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜 第1話 感想・ネタバレ 始祖魔王の転生
こんにちは! じげんです!
本記事では、「魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」の第1話のネタバレ・感想になります。
第1話では、史上最強の魔王、2000年の時を経て転生したようですよ。
※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
この記事で分かること一覧(目次)
魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜 第1話 あらすじ
二千年前、暴虐の限りを尽くした史上最強の魔王アノス。
そんな彼の血を引く後継者、《魔皇(まおう)》を育成するべく、現代の魔王学院では入学試験が行われていた。
試験内容は生徒同士で決闘を行う「実技試験」。
そこに現れたのは、二千年前に荒んだ世界に飽き、転生した暴虐の魔王アノスの姿だった。
出典:「魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」公式サイト
魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜 第1話 ネタバレ
魔王学院実技試験
2000年前、人間、妖精、神々すらも倒し、暴虐の限りを尽くし、「魔王」と呼ばれ恐れられたものがいた。
名をアノス。
時は経ち現在。
次代の「魔皇」を決める魔王学院が設立されていた。
魔王学院に赴いたミーシャは、一通の手紙を握りしめて学院へと赴いていた。
街と学園を跨ぐ橋を歩いていたミーシャを、父親と思しき人が大声で声援を送ります。
ミーシャは、後ろからきた人にぶつかり手紙を落としてしまいます。
それを黒髪の青年が拾い上げミーシャに渡します。
その黒髪の青年にもミーシャ同様、両親が来ており声援を送ります。
黒髪の青年は、ミーシャにお互い苦労するなと声をかけ、ミーシャは首肯します。
すると待ち構えていたように灰色の髪と黄金の瞳を持ったガラの悪そうな人物が青年とミーシャに対して、親同伴かとけしかけます。
しかし、青年とミーシャは、ガラの悪そうな人物を無視して、横を素通りしていきます。
実はこの人物、皇族出身で名をゼぺスと言います。
プライドに傷をつけられたのか、2人を呼び止め、自身の炎の魔法をちらつかせます。
呼び止められた青年は、ゼぺスを眼下に収めますが、発現した炎の魔法をいとも簡単に消し去り、さらに、言霊を用いて、しばらくその場で反省しろと命じ、歯牙にもかけません。
実技試験
魔王学院への入学には、条件があった。
なんでもありの実技試験を突破した5名、さらにその後行われる魔力測定の基準を満たしたものだけだ。
すでに魔王学院に入学している学生が大勢見守るなか、初戦が始まろうとしていた。
対戦カードは、黒髪の青年と皇族出身のゼぺス。
対戦者が闘技場の中央に立つと、入り口がふさがれます。
先ほど一蹴されたにも関わらず、自信満々の表情で入場する。
ゼぺスは、皇族出身ゆえ有名なのか、見学していた者達からも声が上がります。
黒髪の青年は、再度言霊を使用しますが、今度は聞きません。
なぜなら、反魔の鎧、この鎧は、あらゆる魔法を無効にするというもの。だからこその自信だったのです。
ゼぺスは、自身の家に神話の時代から伝わる魔剣を取り出します。
魔剣は、ゼぺスの魔力を10倍にも高める効果を持っているようでした。
しかし、対峙している青年には、畏怖も恐怖もありません。
ゼぺスがその様子に苛立ち、一気に肉薄しますが、またもや、魔力を込めた息によって魔剣に纏わりついていた炎が消し去られます。
寸前で攻撃を中断した皇族出身。
黒髪の青年は、ゼぺスを指さし、同じ土俵で戦うというのがそもそも間違いだと告げ、ハンデをやると宣言します。
圧倒的な実力
そのハンデの内容とは、一歩も動かず、瞬きも、魔力を込めた息も出さず、手足も使わないというもの。
皇族出身は、強制の命令<言霊>で降伏させるつもりだろうと言いますが、突然体全体から流血します。
黒髪の青年は、心臓の鼓動に魔力を載せて攻撃していたのでした。
瀕死のゼぺスですが、プライド故かギブアップを宣言しません。たとえ死んだとしてもと。
ゼぺスは、未だ黒髪の青年のことを侮っていたのです。
黒髪の青年は、ゼぺスに向かって強制の魔法を使わずに、ギブアップの宣言をさせたら俺の勝ちだなと呟きます。
例え死んでもギブアップするつもりのないゼぺスは、どのような攻撃にも耐えてみせると考えているようです。
しかし、ゼぺスは、黒髪の青年の指パッチンで発せられた衝撃波で跡形もなく消し飛びます。
黒髪の青年曰く、手加減しているそうです。
黒髪の青年は、見学していた学生たちが存在すらしらない蘇生魔法インガルを唱え、ゼぺスを蘇生させます。
蘇生されたゼぺスは、自身に何が起きたことのか理解できない様子。
黒髪の青年は、一度死んだ気分はどうだと尋ね、さらにギブアップするかと聞きます。
ゼぺスは、誰がするかと半ば狂気を滲ませた叫び声を上げます。
黒髪の青年は、ゼぺスを殺しそして蘇生を幾度も繰り返します。
その様子を見ていた学園の生徒たちは、青い顔をしながらその一方的な試合を見つめています。
ゼぺスは、ついにギブアップを宣言します。
その様子を闘技場の主賓席で見ていた人物が、皇族に逆らうとはと呟きます。
合格祝い
実技試験を突破した5名は、魔力測定を受けていた。
最初の3人は90~100前半なのに対して、ミーシャは10万オーバー。
黒髪の青年に至っては、測定不能。
さらに適正検査を経て、晴れて黒髪の青年とミーシャは、魔王学院に合格しました。
学院を去り、自宅へと帰ろうとする黒髪の青年の前に、ミーシャが現れます。
黒髪の青年は、ミーシャが待っていることを不思議に思いますが、適正検査の時に、あとでと言ったからだとミーシャから返されます。
黒髪の青年は、そうかと返し、この後のプログラムはないため、合格祝いで用意されているであろう豪勢な夕食にミーシャを誘います。
ミーシャは、その提案を最初は驚きますが、快諾します。
黒髪の青年は、神話の時代に失われたとされる転移の魔法を使い、自宅へとミーシャをつれて帰宅。
自宅へと帰宅すると、衝撃の事実が判明します。
黒髪の青年は、実は生後1か月なのだという。
しかも最初は学院のある場所とは違う場所に住んでいたようだが、黒髪の青年の力によっておそらく家ごと移動してきたと思われる。
ミーシャは、ミーシャのことをお嫁さんだと早とちりするご両親に対して、何も思うことがないのか、ごく自然に対応します。
楽しい夕食を終えると、黒髪の青年はミーシャを自宅へと送ります。
襲撃
ミーシャを送っていると、皇族ゼぺスの兄リオルダが黒髪の青年を襲撃します。
襲撃されたにも関わらず、相変わらずの傍若無人の態度。
ゼぺスは、リオルダは自身よりも強いのだから覚悟しろと息巻きますが、リオルダは、ゼぺスを処理します。
皇族に弱いものはいらないと吐き捨てながら。
リオルダとその取り巻きたちは、黒髪の青年へと攻撃を加えようとします。
しかし、黒髪の青年が威嚇したことで魔法陣が暴走し、兄以外全滅します。
リオルダは、皇族のみに伝えられる禁呪「起源魔法」を起動します。
しかし、まったくの無傷で佇んでいました。
そして起源魔法とは、始祖魔王アノスの魔力を借りて発動するものであり、起源には効かないと今の現象を説明します。
黒髪の青年は、チャンスをやるとして、死んだゼぺスをゾンビとして蘇らせます。
蘇ったゼぺスは、絶大な魔力を得る代わりに殺した人物の憎悪に支配されていました。
リオルダは、蘇ったゼぺスに攻撃を仕掛けますが、ゼぺスにはまったく効きません。
リオルダの選択
リオルダは、黒髪の青年に、弟に兄を殺させるのかと叫びます。
しかし、黒髪の青年は、そんな悪趣味なことはしないと告げ、ゼぺスを蘇らせた意図を説明します。
見下していた、今は強化されたことにより兄より強くなった弟を認めて、一緒に戦えというものだった。
その提案を正気の沙汰と思えないリオルダは、ゾンビとして蘇させられたのであれば、殺してやるのが情けだろうと叫びます。
だが、黒髪の青年の答えは、変わることはありませんでした。
どんなことでも受け止めるのが家族というものだろうと。
リオルダの選択は、断るというものでした。
その答えを聞いていたゾンビ化したゼぺスは、両手に青白い炎を携えてリオルダへと攻撃を仕掛けます。
黒髪の青年は、リオルダに向ってゼぺスの名前を呼べと告げます。
進退窮まったリオルダは、ゼぺスとの幼少時の記憶の走馬灯を思い出しながら、ゼぺスの名を叫びます。
転生した暴虐の魔王
しかし時すでに遅く、ゼぺスの名前を叫んだとしてもゼぺスの攻撃により焼け死んだリオルダ。
リオルダの死亡と同時に展開されていた創造魔法がぐずれ去ります。
黒髪の青年は、死したリオルダ・ゼぺス兄弟に対して蘇生魔法を使いつつ、崩壊する創造魔法を食い止めます。
展開されていた創造魔法が何事もなく消え去ると、そこには蘇生されたリオルダ・ゼペス兄弟がいました。
黒髪の青年は、惰弱になったな言いますが、いつでもかかってこいとも言います。
ゼペスは、誰が挑むか化け物と呟き、リオルダは、何者なのかと問います。
そして黒髪の青年は、自身の名を告げます。
暴虐の魔王、アノス・ヴォルディゴートと。
まとめ
ハイスピード過ぎて常人の私には、理解が追いつきません。
登場人物の名前終盤まで出ないって、1話からかなりきな臭いんですけど。。。
しかも噛ませ犬のゼぺスに至っては、モブのセリフからしか聞き取れず苦労しました。
さて、話を戻して適正検査の時に面白い質問がありました。
魔王アノスが故郷を焼き払ったのは、戦いに向かない味方を転生させるためだと。
戦いに特化した人種に転生させたかったのか、それとも別の意味なのか。
多分、後で転生した人が登場しますよね。
魔王アノスは、2000年の時を超え転生して何を為したいのか。
1話を見る限りだと暴虐の限りを尽くしたというのは、妙にピント来ませんね。
現代の枠で考えること・測ることができない人。まさに不適合者。