魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜 第8話 感想・ネタバレ シーラの伝承

魔王学院の不適合者

こんにちは! じげんです!

本記事では、「魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」の第〇話のネタバレ・感想になります。
第7話では、母親の思いを知ったレイ。魔剣大会決勝、微笑みを浮かべてアノスを待ち受けていましたね。
第8話では、遂にアノスの前に偽の魔王、アボス・ディルヘヴィアが現れるようですよ。

※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。



魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜 第8話 あらすじ

ディルヘイド魔剣大会決勝————アノスとレイが激突する。

シーラを人質に取られ、実力を出し切れない状況へ追い込まれた両者は一つの決断を下す。

そして決着の瞬間、突如舞台に巨大な魔法陣が出現。

二人の周囲の景色は歪み、異次元空間へと飛ばされる。

事件の黒幕が、遂にその姿を現す。

出典:「魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」公式サイト

魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜第8話 ネタバレ

牙をむく悪意

魔剣大会決勝。

決勝戦は新たなルールが特設されていた。

魔力を吸引する腕輪を嵌めさせられ、魔力が吸引されなくなったら負け、破壊されても負けというもの。

大会進行声を会場中に届かせていた梟がアノスが勝てばレイの命はなくレイの育ての親のシーラも同様だと告げる。

レイとアノスが何合か切り結ぶと、おもむろにレイは自分を傷つけます。

会場中が驚く中、レイは、これで契約の魔剣に背いたため、あと少しで命が尽きると。

シーラの命が長くなく、そして思いを知ったため、自身を縛り付ける鎖を全て解き放ちアノスと真っ向から勝負するためだった。

不適な笑みを浮かべるアノスは、それでこそわが友だと言ってレイと対峙します。

2人の戦いは人知を超えており、傍目にみては残像のようなものしか見えていませんでした。

戦いはアノスのほうがリードをしていました。

そして決着の瞬間が訪れます。

レイは、アノスの左腕を切り落としながらもアノスの魔剣で胸を突き刺されます。

レイは、アノスと本気で戦えたことを礼を言いながら崩れ落ちていきます。

黒幕・メルヘイス

決着と同時、アノスとレイが乗る場所に魔法陣が浮かび上がり、どこかへと転送させられます。

そしてそこには今回の黒幕、メルヘイスが待ち構えていました。

メルヘイスはアノスに亡き者にするために今回の企てをしたのだと。

そして魔王学院の時にアノスとレイに惨敗した2人の七魔皇老を呼び出し、メルヘイスは圧倒的優位な中勝利を確信します。

しかし、アノスは2人いるのにすでに勝利を確信するとはとメルヘイスを嘲笑します。

メルヘイスが驚きますが、後に現れた七魔皇老は、契約の魔剣がアノスの最後の一撃により破壊されたレイによって絶命させられます。

アノスとレイが示し合わせた様子がなかったことから、流石にこの状況に驚きを禁じえません。

レイは、示し合わせたことはないけれどアノスならば全てを超越すると信じていたと答えます。

だが、それでもメルヘイスは諦めません。

人質に取ったシーラの姿を見せて、レイに皇族派に寝返るように促しますが、アノスから殺したいなら殺せと耳を疑うような言葉が発せられ、しかもレイも覚悟していたことだからねと同調します。

しかし、それは咄嗟のアノスとレイの連携であり、不意を突かれたメルヘイスは、シーラを捉えられている空間にレイが入り込んでいきます。

じげん
じげん
そもそも映像だけ見せればいいのに、わざわざシーラの居る空間とつなげるって詰めが甘いですね。

VSメルヘイス

レイがシーラのもとへと行くことを阻止できなかったことに歯噛みしますが、それでもメルヘイスはアノスと向かいます。

メルヘイスは、アノスが2000年前に世界を別つために構築した拒絶の壁を回収しており、それを用いてアノスと対峙する算段のようでした。

余裕の表情を見せるアノスは、メルヘイスを虚を突いた一撃を見舞いますが、避けられてしまいます。

そして生身を晒すのは危険と諭さったメルヘイスは術者のみが行き来できる別次元へと姿をくらませ、アノスとそしてレイに向かって攻撃を仕掛けます。

アノスは自身とレイの周りに反魔の防御結界を展開しますが、流石のアノスも魔力が付きかけているようでした。

レイは、アノスの魔力を限界まで注がれた反魔の剣を使い、なんとかその窮地を脱しようとしますが、その作戦は失敗します。

アノスがレイに向かって激励しますが、レイの心は半ば折れかかっていました。

精霊剣

そこに意識を取り戻した母親が自身の本当の力に目覚めたらしくレイの力になることを決意します。

その代償はシーラの命。

レイはシーラを思いとどまらせようとしますが、シーラはレイに声を掛け、その姿を一本の美しい白剣へと変えます。

それを握ったレイは、涙を流しながら、母親にここまで成長したという姿を見せるという思いもあり、メルヘイスからの攻撃をことごとくを切り伏せ、さらにはメルヘイスが隠れている空間までも切り裂きます。

メルヘイスがシーラの姿、精霊剣の恐ろしさを体感しているなか、遂にシーラとの別れの時が訪れます。

シーラは、レイに最後の言葉を残して消え去り、レイは涙を流します。

しかし、アノスは、涙を後に取っておけと言います。なぜならこれから親孝行すればいいのだからなと。



アボス・ディルヘヴィア

メルヘイスは、まだまだアノスが過去に作った拒絶の壁は存在しているといい、シーラの献身は無駄だったとあざ笑います。

しかし、背後に腕を繋げ直したアノスがいました。

アノスは、レイがメルヘイスの頬に付けた傷跡に目印にこの場所へと辿り着いたようでした。

メルヘイスは咄嗟に飛びのきアノス目が掛けて拒絶の壁を使いアノスを隔離し、この世から消し去ろうとしますが、何度やってもアノスを消し去ることは出来ません。

しかもメルヘイスの予想を超え、それがトリガーとなりてアノス本来の力を取り戻すことに。

メルヘイスはそのあり得ない現象を前に狂乱となりながらも執拗にアノスへと攻撃を仕掛けますが、何一つ届きません。

そしてアノスは、根源を抹消する魔剣を取り出して、メルヘイスに巣くう隷属の魔剣を取り除きます。

正気を取りもどしたメルヘイスは、アノスへの非礼の数々を詫び、何があったのかを説明します。

アノスは、レイにより絶命させられたイドルとガイウスを復活させます。

そしてそれを遠目で見つめる黒い仮面を纏った男がいました。

メルヘイスは驚きます。

何故なら、現在はアノスの魔法により時が止められているにも関わらず、外から無理やり入ってきたためでした。

アノスは、仮面の人物にアボス・ディルヘヴィアかと尋ねますが、仮面の人物は、壁をすり抜けどこかへと消えていきました。

シーラの伝承

時の流れが戻り、レイとアノスを中心に発生していた魔法が解けた。

眼前に広がるのは倒れ伏すレイと破壊されたレイの魔剣、そして両足で立つアノスの姿。

その瞬間、アノスの勝利が会場中、そして街中に広まります。

アノスは、ファンクラブの面々に気持ちを一言と言われ、父親が鍛えた魔剣をかかげて、名工が鍛えし魔剣には、魔力以外のものが宿ると、そして父親ことが真の名工だと。

父親はそれを聞いて顔を覆いながら号泣します。

じげん
じげん
明日から一生分の仕事の依頼が来そうだね!
じげん
じげん

そしてアノスは、レイの治癒を引継ぎ、レイが意識を取り戻します。

レイは、アノスを見やり全て終わったのだと悟り、そして育ての母親との別れを思い出し涙を流します。

しかしアノスは、泣くにはまだ早いと言い、蘇生魔法を使用してシーラを復活させます。

思わぬ再開に喜ぶシーラとレイ。

実はシーラの伝承とは魔剣に宿る魔力とは別のものというものであり、先ほどのアノスの演説でシーラの伝承が街中に広まったからこそ、復活できたのだと。

シーラはアノスに礼を言い、レイの成長する姿を今後も見守ることが出来ると笑顔で言います。

大会を終えたアノスは、ミーシャに感想を聞かれます。

アノスは、歓声に沸く会場を見上げながら、退屈しない大会だったと告げます。

まとめ

レイとシーラの親子愛が描かれた回でしたね。

シーラの伝承とは魔剣に宿る魔力以外の何物か、なんて噂や伝承とは、確かに一般には広まりそうにないですね。

しかし、ハッピーエンドで本当に良かったですね!

そして遂に現れた偽の魔王、アボス・ディルヘヴィア。

アボスの計略が尽くアノスの力を取り戻すことに繋がるとはなんとも皮肉なものですね。

これで七魔皇老の内、アルヴィス、メルヘイス、イドル、ガイウスの4人がアノスの参加へと戻りましたね。

残りの3人が登場するのはいつなのでしょうね、アノスの言葉が正しければメルヘイス以外は、何者かの根源と融合させられているらしいので、ほぼほぼ敵として登場するのでしょう。

しかし今後はアボス以外にも皇族派が荒れそうですね、混血のアノスが優勝したのですから。

次回、更なる陰謀がアノスを待ち受けていそうですね。

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