魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜 第12話 感想・ネタバレ アボス・ディルヘヴィアの正体

魔王学院の不適合者

こんにちは! じげんです!

本記事では、「魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」の第12話のネタバレ・感想になります。
第11話では、魔族殲滅を目指すジェルガカノンの教師ディエゴの妨害を退けアノスはエレオノールのもとにたどり着きましたね。
第12話では、再びの大戦の狼煙が上がった。アノスは無意味な大戦を防ぐために行動を開始し、そしてアボス・ディルヘヴィアの正体を知るようですよ。

※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。



魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜 第12話 あらすじ

「お願い。ゼシアはボクにしか止められないぞ」。ディエゴによって瀕死まで追い詰められたミーシャを抱き上げ、神殿の奥間へと向かうアノス。そこにはエレオノールの姿があった。自身が“魔法そのもの”であるという彼女は、その真意について、そして勇者学院の狂気に満ちた真実について語っていく。

出典:「魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」公式サイト

魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜 第12話 ネタバレ

人間が犯した禁忌

禁忌の魔法により作り出された人造魔法人間エレオノール。

アノスによって解放されたエレオノールは、ディエゴがジェルガカノンの生徒たちに掛けた魔法を解きます。

そしてエレオノールは、勇者学院が起こした禁忌についてアノスに語ります。

それは人間のクローンの生成だった。

エレオノールを母体とする魔法によりジゼルを複製するというものだった。

そのためジゼルが根源を自爆させることによってもその代わりとなるものがいるということだ。

そして勇者学院設立は2000年前の大戦時、人間界の軍の総帥だったジェルガが設立したとエレオノールはアノスに語ります。

ジェルガは大戦が終わった後も魔族への憎しみを忘れず、そして後の人たちにも忘れぬようにと。

さらにジェルガは根源を二つの魔法に変えたとも。

1つはアスクの魔法に魔族に対して憎しみの感情を植え付ける洗脳の魔法。

もう一つはエレオノール自身。

そして2000年前この策を実行しようとしたジェルガに対してカノンは反対した。

だが、そのことによってカノンはジェルガによって殺されてしまったのです。

アノス、エレオノールを救う

エレオノールは、アノスのような人物が現れることを願っていたそうだ。

自分自身を殺してもらうために。

アノスは、エレオノールは真意を取ります。

エレオノールは、2000年間行ってきた自分自身の行いをゼシア達が許すはずもないと震える声で返します。

しかし、言葉も感情すら持たないはずだったゼシア達が言葉を発し、アノスに対してエレオノールを助けてほしいと懇願します。

アノスは、エレオノールに2000年間よく耐えたと声を掛け、全員まとめて幸せにすればいいのだろうと不敵な笑みを浮かべて告げます。

エレオノールは涙を流しながら肯定します。

そこに騎士を携えたディエゴが現れます。

ディエゴもまたクローンの存在であることをエレオノールから聞かされます。

ディエゴは、アノスに対して攻撃を仕掛けようとしますが、思いもよらぬ存在が現れます。



アノス、遂にアボス・ディルヘヴィアと会合する

騎士たちがアノスへ向かう中、背後に3人の七魔皇老と黒い仮面をかぶった人物が現れます。

その者達の目的は勇者カノンが持っていた聖剣エヴァンスマナ。

黒い仮面をかぶった人物は、ディエゴの魔族に抜けるはずはないというフラグを真っ先におります。

聖剣エヴァンスマナを抜いて見せたのです。

ディエゴは驚愕の表情を浮かべますが、騎士たちに取り戻すように命令を下します。

しかし、恐れからか騎士たちは切りかかることができません。

業を煮やしたディエゴは、魔法を使用しますが、その魔法は黒い球体に吸い込まれ、騎士たちともにディエゴも吸い込まれていきます。

その場を後にしようとするとアノスが待ったを掛けます。

黒い仮面は、しっかりと自身がアボス・ディルヘヴィアだとアノスに告げます。

そしてアボスは、世界を作り替えると、世界を暗闇で覆った正しき魔族の姿へとだけ言い残し神殿を後にします。

再びの大戦

アボスの神殿襲撃から数日後。

人間界ではディエゴが魔界では偽りの魔王アボスによって大戦の狼煙が上がってしまった。

双方ともに軍を編成して国境に向けて出陣した。

アノスはこの事態を2000年前に残したことであり自身のみで解決しようとしましたが、正気に戻ったアルヴィス、メルヘイス、イドル、ガイオス七魔皇老の4人とサーシャ、ミーシャ、レイ、そいてアノスファンクラブの面々は、協力を申し出ます。

断っても勝手に付いてきそうな勢いで。

アノスは、よき配下、よき友人に恵まれたと心の中で呟き、明日の明朝に出発すると告げます。

アノス、大戦を防ぐ

アノスは集まった面々に命令を下します。

死ぬなと。

こんなくだらない戦いで死ぬこと殺すことは許さないと。

作戦目標は二つ。

人間・魔族側双方に死者を出さず大戦を終結させること

そしてアスクの魔法に込められたジェルガの憎悪を取り除くこと。

アノスはまずディルヘヴィア軍の出鼻を挫くことを選択する。

未だ情報がないディルヘヴィアが何をしでかすか分かったものではないからというのが理由だ。

ディルヘヴィア軍の右翼・左翼をミーシャ・サーシャ、レイ・ミサを当たらせます。

そしてアノスとメルヘイスたちはディルヘヴィア軍の本陣へと向かいます。

向かいいでた残りの七魔皇老たちをメルヘイスたちに任せ、アノスはディルヘヴィアがいると目される魔王城へと足を運びます。

魔王城へと足を踏み入れようとするとミサとメルヘイスから次の報告が届きます。

ミサからはレイが姿を消したこと。

メルヘイスからはディルヘヴィア側の七魔皇老を捉えたこと、しかし、中身を捨ててどこかに逃げたとのこと。

その報告を受けたアノスは、魔王城にはディルヘヴィアがいないことを察知します。

アノス、ディルヘヴィアの正体を知る

ディルヘヴィアは1人魔王討伐軍へと足を進めていた。

しかし、前後に世界を別つ壁が現れます。

それを発生させたのはアノスでした。

ディルヘヴィアは聖剣エヴァンスマナを携えてアノスへと切りかかります。

アノスはディルヘヴィアと対峙し、首から下げられているアクセサリーをつかみ取ります。

距離をとったディルヘヴィアに対してアノスは、久しぶりだな、カノンと声を掛けます。

そしてそうでもないかと既に誓いを果たそうとしていたようだがなとレイがミサから受け取ったアクセサリーの片割れを見せて。

黒い仮面をかぶった人物は、その仮面を脱ぎ去ります。

そしてディルヘヴィアの正体はレイでした。

そしてレイは人間ではなく魔族に転生したカノンでもあったのです。

まとめ

聖剣エヴァンスマナを取れた時点でアボス・ディルヘヴィアはもしかしてカノンの転生体なんじゃないかと思いましたが、まさかレイ君がカノンの転生者だったとは。。。

なぜレイは偽りの魔王を名乗ってこの出来事を仕組んだのか気になりますね。

やろうと思えばもっと前から人間と魔族との大戦を始めることは出来たと思うのですが、本当の暴虐の魔王アノスが転生する2000年を待ったのは何が理由なのでしょうね。

メルヘイス曰くアノスが命を賭して作った世界を別つ壁を抜け出した後(数百年ほど)には、アボス・ディルヘヴィアが暴虐の魔王と歴史が塗り替えられていたのですから。

次回、2000年の時を超えて再び対峙したカノン(レイ)とアノス。

一体どんな決着が待っているのでしょうか?

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