魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜 第11話 感想・ネタバレ エレオノールの正体

魔王学院の不適合者

こんにちは! じげんです!

本記事では、「魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」の第11話のネタバレ・感想になります。
第10話では、ジェルガ・カノンの卑劣な罠によってリーベストが敗退。アノスは、勇者選別クラスに再戦を申し込みましたね。
第11話では、ジェルガ・カノンの用意していた罠の尽くを上から叩き潰すようですよ。

※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。



魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜 第11話 あらすじ

学院別対抗試験第二戦が開始された。ハイネ達に敗北したリーベストの悔恨を引き受け、アノス達は勇者学院の面々と対峙する。作戦は必要なら考えると、莫大な魔力を用いて、正面から相手を叩き潰しに行くアノス。たが、都市を覆う結界『デ・イジェリア』と、少女・ゼシアの聖剣エンハーレの斬撃によって攻撃は防がれてしまう。そして次なる攻め手に欠ける状況下で、ミーシャがある打開策を提案する。

出典:「魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」公式サイト

魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜 第11話 ネタバレ

再戦の学院別対抗試合

サーシャがアノスにどんな作戦で行くのかと尋ねると、魔眼を発動させたアノスは、湖を蒸発させた魔法を発動させており、それを勇者学院側に落としながら、必要なら考えると返します。

アノスの攻撃は、勇者学院側が展開した結界魔法「デ・イジェリア」と一人の女剣士の前に霧散してしまいます。

結界魔法は、敵の能力を弱め、見方を強化するというものでした。

アノスは、不敵な笑みを浮かべて歯ごたえのあるやつがいると呟きます。

アノス、ジェシカと対峙する

ミーシャの提案で結界の中心で魔王城を建築すれば弱化に対抗できるとのこと。

しかし、築城には3分かかると。

アノスはその案を採用し、ミーシャを結界魔法の中心部へと連れていきます。

アノスがミーシャの魔王城の展開を見守っていると、それを許すはずのない勇者学院側の生徒がやってきます。

そこにはアノスの魔法を切り伏せた剣士もまたいました。

アノスは、先ほどことがお気に召したのか名前を尋ねます。

しかし、ジェシカと呼ばれる女学生は喋ることができないため、名前と武器を代わりにレドリアーノが紹介します。

そして勇者学院側はミーシャの魔王城建築の妨害を始めますが、簡単にアノスにいなされてしまいます。

サーシャ、ラオスを破滅させる

魔王城の築城が完了し、サーシャ、レイが結界の中へと入ってきた。

サーシャはラオスとレイはハイネと対峙します。

サーシャはラオスと戦闘を開始します。

戦闘は一見してラオス有利かと思われましたが、サーシャは咄嗟にラオスの懐に潜り込み、魔力操作に関する魔道具を盗み出します。

そのため魔力をうまく制御できなくなったラオスは、自前の聖剣を呼び出しサーシャに向かっていきます。

サーシャは、何故か奪い取った魔道具を手放します。

ラオスは、魔道具を取り戻したことで再び魔法を使用できるようになります。

しかし、それはサーシャの罠だったのです。

魔道具には毒が仕込まれており、ラオスはそれに侵され口や鼻から血を流して地に伏せります。

サーシャは、ラオスが展開した魔法を魔眼で全て壊し、ラオスに対して最後の攻撃を仕掛けます。

レイ、ハイネと対峙する

レイは、ハイネの結界魔法に囚われていた。

ハイネは丁寧にその結界魔法の中では聖魔法意外はうまく発動できないとレイに告げ、そして聖剣ゼーレとゼインを呼び出します。

ゼーレで付けた傷跡に対してゼインで気づ付ければ聖痕となり、回復は叶わなくなるとも。

しかし、レイは、ハイネの予想に反して、聖魔法を剣に纏わせてハイネに斬撃を飛ばします。

その斬撃によってハイネは左腕が根元から断ち切られてしまいます。

ハイネがなぜ動けるのかという問いに対してレイはハイネがしたように種明かしをします。

ハイネはそれを聞いて本物の聖剣じゃなければと強がりを言います。

それに対してもレイはハイネの予想を超えた行動を取ります。

ハイネの左腕が持っていたゼーレを持ち、ハイネの結界魔法をつぶし、ハイネの持っていたゼインすら手中に収めます。

ハイネはゼーレとゼインを手元に呼び寄せようとしますが、2本の聖剣がハイネの呼びかけに答えることはありませんでした。

ハイネは青い顔をしながら今は対抗試合なのだからと命乞いをします。

レイは、少し低いトーンで聖痕だけで済ませると本物の戦場ならそれ以上のことが起こるのだからねと。

じげん
じげん
ハイネの声優がくぎゅうだったので、ちょっと複雑



アノス、レドリアーノと対峙する

アノスはレドリアーノと対峙します。

レドリアーノは正々堂々と宣いますが、背後からゼシアがアノスに攻撃を仕掛けます。

ゼシアの攻撃を受け止めたアノスは、レドリアーノにこれが正々堂々かと問います。

しかし、レドリアーノは不敵な笑みを浮かべるばかりであり、ゼシアは、さらに苛烈な剣戟でアノスに詰め寄っていきます。

けれどもゼシアの剣戟がアノスに届くことはありません。

レドリアーノは、劣勢を語るとゼシアにあれを使うぞと言います。

それは対抗試合を見ていた人間たちから魔力を供給するというもの、全話でレドリアーノがディオゴに言っていたものでしょう。

人間界首都に住む1000万人の力を受け取ったレドリアーノとゼシアは、先ほどとは比べ物にならないほどの力を持って、アノスに攻撃を仕掛けていきます。

アノスは今までと変わらない防御魔法を展開していましたが、増大した力を持つレドリアーノとゼシアの攻撃の前に破られてしまいます。

それを見たレドリアーノは行けると踏んだようですが、アノスが1枚上手でした。

対抗試合に参加していたアノスファンクラブの面々を対象としてレドリアーノとゼシアが掛けたアスクの魔法を掛け、力を受け取ります。

結果は、アノスの圧勝。

レドリアーノは、なぜたった8人だけなのに1000万人の思いが負けるのかと現状を理解できないようですが。

アノスは、静かに答えます。

それは思いの切実さ、掛けるものの違いだと。

自爆

アノス有利に進むかと思いきや、湖畔のなかに魔族を憎む憎悪に満ちた声が響き始めます。

それはアノスファンクラブの面々を洗脳するまでの強力な洗脳魔法。

1人が気づき全員が洗脳されるという事態には陥りませんでしたあ、アノスがかけたアスクの魔法は解けてしまいます。

なりふり構っていられなくなったレドリアーノは、ゼシアにとある魔法を使用するようにと命令します。

それを見たアノスは望まぬ結果になると忠言しますが、ゼシアは魔法を発動させます。

それは根源爆発という自爆魔法でした。

レドリアーノは狂気の笑みを浮かべて勝利を確信しますが、傷1つないアノスを見て愕然とします。

そしてゼシアにその魔法を使わせたことを非難しているのか強い口調でレドリアーノに対して俺の命は軽くないぞと告げます。

しかし、根源もろとも消滅したはずのゼシアは、どこからともなく現れ再びアノスに切りかかってきます。

アノスは対処しますが、またゼシアが現れます。

きりがないなと愚痴るアノスのもとにエレオノールの声が聞こえてきます。

曰く、ゼシアを止められるのはエレオノールだけであり、神殿に来てほしいと。

アノスは、ゼシアの足止めを行い、代わりにミーシャに神殿へと行かせます。

アノス、ディエゴを尋問する

ミーシャが神殿内に入ると何故かそこには勇者学院側の教員、ディエゴがいました。

ディエゴは、神殿の扉の封印を解きます。

扉から盛れる光を浴びたミーシャは、身を守っていた結界魔法が解かれてしまいます。

そして背中からディエゴにより剣を突き刺され、瀕死の重傷を負ってしまいます。

ディエゴは、事故では済まされないというミーシャに何度も剣を突き立てながら、なかば狂乱した様子で魔族は全員殺すつもりだったと告げます。

ディエゴが止めの一撃を加えようとすると、ディエゴは後からやって来たアノスに風穴を開けられます。

そしてミーシャは、アノスにより一命を取り留めます。

ミーシャの理療を終えたアノスは、ディエゴに勇者学院設立の目的を尋ねますますが、魔族を激しく憎悪するディエゴは答えません。

ディエゴは一度死にますが、アノスの蘇生魔法を使用され復活させらえます。

そして魔物化の魔法が使用され、ディエゴの姿は、その人間が持つ心が反映した姿となった。

その姿は勇者と呼ぶには遠い、禍々しい巨大な鬼の姿でした。

ディエゴは、勇者選別クラスの面々を洗脳していた張本人であり、対抗試合に存在する選抜クラスの面々に根源爆発の命令を下します。

しかし、それは時を止める魔法をすでに展開してたアノスにより妨害され失敗します。

アノスは激高するディエゴの根源を取り出し、2000年前に対峙した本当の英雄カノンの思いをディエゴに講義しながら、

ディエゴを根源もろとも消滅させます。

アノス、エレオノールの正体を知る

神殿の光は聖なる光と呼ばれるもので聖痕以上に厄介な代物のようでした。

抱きかかえてたミーシャに謝罪しながら、エレオノールのいる部屋へと入っていきます。

エレオノールもアノスとミーシャの存在に気づきます。

そしてアノスは、エレオノールにお前は何者なのかと質問します。

エレオノールは、魔法だと答えます。

まとめ

勇者学院は初めから学院別対抗試合を正々堂々行うつもりなどなかったのですね。

ただし、それは魔族を恥しく憎悪する勇者選抜クラス、ジェルガ・カルン担任であるディエゴの意思を反映したものでしたが。

ディエゴは本当に自分の意志でことをおこしていたのでしょうか。

どうにもここにも偽りの魔王アボスの意思が働いているように思えてなりません。

アノスがエレオノールのもとにたどり付き、エレオノールが答えた自身が魔法だということ。

なるほど、分からん。

ただ、ろくでもないことだってことは何となく分かります。

そしてそれをアノスが覆すだと思いますが、どう覆していくのでしょうか?

次回勇者学院編完結かもしれませんね!

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