【FEH】飛空城天界維持勢が解説する8つのテンプレ防衛と攻略法

※本記事は2021年5月14日に執筆しました。

※2021年10月30日に本記事(TA防衛、まとめ)を更新しました。

どうも、じげんです。

本記事では飛空城でよく見る防衛と攻略法について解説します。

実際に突破した事例は、お恥ずかしながら自身のYoutubeに投稿した内容です(良かったらチャンネル登録よろしくです!)、参考になれば幸いです。

本記事は以下の方にオススメです。

  • 流行りの防衛を知りたい方
  • 突破の仕方を知りたい方
  • 突破されにくい防衛を知りたい方

なお本記事の主眼は防衛の型紹介です。防衛の型は一緒でもプレイヤーの数だけ起用しているキャラが異なります。

そのため同じ突破方を使っても上手くいかないことは大いにありえます。

現在(2021年10月)は、安全柵存在および開花フィヨルムの登場もあり嫁カチュア入り防衛か武器なし穴熊防衛、嫁カチュアとW護り手防衛が主流になりつつあります。

特に開花フィヨルム(or盾壁隊形付きマルテ)などが入った穴熊は、専用パーティでも容易しなければ突破は困難でしょう。

T字防衛

まずはT字防衛と呼ばれる型です。

個人的にはもっとも古い防衛のテンプレートだと思っています。

T字防衛は大別して以下の2通りが存在します。

古き良きT字防衛

古き良きT字防衛なんて呼ばれたりしますね。マップは泉の城が採用されていることが多いです。

ギミックとしては比較的シンプルで以下の通り。

  1. 前衛のキャラを受けようとすると後衛の応援持ちが受けようとした前衛ので応援
  2. 応援したキャラに踊り子が踊る(歌う・奏でる)
  3. 再行動可能になったキャラが攻撃を仕掛ける

ポイントは前衛キャラを受けようとするキャラに相性有利を取れるキャラが応援係になりやすい点ですね。

例えば前衛キャラが青属性ならば相手は緑属性で受けると予想できるので応援キャラ(実際に敵陣に突っ込むキャラ)は、赤属性キャラ、という感じです。

弱点は、ミラ様や嫁フィヨで踊り子や前衛キャラに補助不可が掛かりギミックが不発に終わる可能性があります。

それを考慮して飛行キャラに伝令地を継承させて対策を施している防衛も存在します。

攻略法

・真正面からぶち抜くのであれば、総選挙ヘクトルや双界クリティナなどの高耐久キャラで総受け(フレンを添えればなおよし)

・配置的に遠距離キャラを囲める(もしくは武器なし踊り子がいる)のであれば迅雷攻略

・サイドから攻め上がり敵キャラを倒して動き出した敵を各個撃破

・Bスキルが罠解除の比翼リンフロで蹂躙(護り手いるとキツイけど)

・当て逃げして動き出した敵を各個撃破

・厄介なキャラを倒した後に反撃不可キャラを生き残らせて時間稼ぎ

・護り手

実際の攻略動画

動画は「当て逃げして動き出した敵を各個撃破」に沿ったものです。

こちらは「厄介なキャラを倒した後に反撃不可キャラを生き残らせて時間稼ぎ」です。



圧迫T字防衛

圧迫T字防衛は私が便宜上呼称しています。マップは春風、泉の城、忘れられた城などが多いです。

こちらのギミックは古き良きT字防衛と比べるてさらにシンプルです。

前衛に遠距離騎馬を配置してその圧倒的な機動力を持って相手の動きを制限することです。

例えば闇リオンや遠間持ちの護り手がいなければ攻略には相当苦労するでしょう。

シンプルが故に対処も難しいですが、こちらもかなり見慣れた防衛の型なので対策もしやすいです。

弱点は中央に騎馬を置くため防衛側は中央に投石器を置きにくいため、雷塔や軍師の作戦室が刺さる点でしょう。

攻略法

・複数の受けキャラ部隊を用意しておく

・護り手(遠間)で受ける

ただし杖キャラにフラッシュ持ちが入る場合は悪手です。

・高耐久キャラで総受け

・護り手

実際の攻略動画

攻略動画は「高耐久キャラで総受け」に沿ったものです。

ポイントは弓リンちゃんを最初に倒して魔受けのみできるようにしたことですね。



凹型防衛

マップは廃墟の城が採用されていることが多いです。

理由は中央に壊れない壁が存在し、その隣に砦を置くことで進軍ルートを左右のどちらかに絞り込むことができる点でしょう。

進軍ルートを左右に制限するので、左右の両端に厄介なキャラクターを配置することで容易に攻め込めないようにすると攻略難易度はグッと上がります。

この防衛の良いところは、凹型の凹んでいる箇所には鳥籠や回復塔を置くことができることです。

個人的な感想ですが凹んでいる列に軍師の作戦室や雷塔を配置される方が多いので、防衛施設が攻撃側の投石器で壊されることは比較的マレでしょう。

鳥籠が壊しにくいため比翼・双界スキル頼りの攻略をしているプレイヤーにとっては厄介な拠点であると言えます。

強い型だと思うのですが早々見かけないんですよね。なんでだろう???

攻略法

・受けから入り動き出した敵を各個撃破

・当て逃げして動き出した敵を各個撃破

・護り手

攻略動画

マップは忘れられた城ですが、「受けから入り動き出した敵を各個撃破」です。



F字防衛

F字を模した配置の型です。

マップは廃墟の城が採用される傾向が高いです。

理由は、中央の壊れない壁と左端に砦を配置することで敵の進軍ルートを制限することができるためと考えられます。

攻略法

・当て逃げ戦法

・配置的に遠距離キャラを囲めれば迅雷攻略

・高耐久キャラで総受け

・攻撃範囲が突出している敵を倒して各個撃破

・護り手

実際の攻略動画

動画は「攻撃範囲が突出している敵を倒して各個撃破」に沿ったものです。雷塔ありですが(汗



レストトラップ防衛

飛空城のボーナス施設に白と黒の封印祠および恐慌の館、軍師の作戦室が対象時に増える傾向にあります。

特に白と黒の封印祠がボーナスの場合、防衛側は誰にかかるか判断できるのでギミックを理解していれば容易に組めます。

ギミックとしては以下の通りです。

  1. レスト持ちがデバフつきキャラにレストをする
  2. レスト持ちの攻撃範囲に敵キャラが存在する
  3. レスト持ちに応援持ちキャラが応援(いない場合もある)
  4. レスト(or応援)持ちに踊り子が再行動
  5. レスト(or応援)持ちが敵陣に突っ込む

マップは忘れられた城が採用されていることが多いです。

なぜならレスト持ちは、防御床上で対象にレストを掛けれる場合、防御床に移動してレストを掛けるというAIが働くためです。

そのため初見であれば何故敵が突っ込んできたのか分からぬままというのもありうるでしょう。

また飛行杖に曲技飛行や伝令地が付与された杖などを利用して防御床でなくてもギミックを発動させるなど工夫がなされている防衛も増えてきました。

攻略法

・補助封じでギミックを不発にする

・レストを誘発させ、レスト持ちの攻撃範囲に入らない様に配置を整えた後迎撃

・高耐久キャラで総受け

・見切り反撃持ちのキャラ入りで攻める

・護り手

ただし、フラッシュ持ちには悪手

実際の攻略動画

攻略動画は、「補助封じ」と「高耐久キャラで総受け」を複合しての攻略です。



騎馬一本道防衛

海外のFEHプレイヤーが考案したとされる型で騎馬(Cavalry)と線(line)の英語を合わせたCavlineという名称もあります。

闇リオンのような遠距離受けのエキスパートキャラが実装され始めるにつれて見なくなりました。

存在について言及され始めた当初は、対応可能なキャラも少ないため苦戦されたという方も多いのではないでしょうか。

コンセプトは、高火力の騎馬を文字通り一列に並べて安易な受けを許さない、かつ、攻撃側の動きを制限することです。

弱点は神階英雄を組み込みずらいので無神階防衛になりやすく(組み込んでもいいですが、攻撃側への圧力は弱まります)、ノーデスで突破された場合、最悪レート-100になることでしょう。

ただ★3、4排出には、騎馬杖キャラ、ラインハルト、パイソンやラスを始めとした凸りやすいキャラもいるため、しっかりと育成して、どうしても神階がいないという方であれば、リスクを覚悟でこの型を採用するのもありだと思います。

攻略法

  • 高耐久キャラで総受け
  • 複数のキャラで受ける
  • 護り手

実際に攻略動画

攻略動画は、「複数のキャラで受ける」と「護り手」に沿ったものです。

攻略動画は、「高耐久キャラで総受け」に沿ったものですね。事故を防ぐためラインハルトをギネヴィアで受けてますが(汗



護り手防衛

2021年バレンタイン超英雄で登場したヘンリエッテ、グスタフがデフォルトで所持している護り手スキルを防衛に組み込んだものになります。

率直に言いますが、後述する武器なし護り手防衛は専用パーティでないと攻略は極めて難しいです

武器あり護り手防衛

まず簡単に護り手スキルについて解説します。

護り手とは簡単に言えば攻撃対象キャラを庇うスキルです。

相手の防衛に護り手・遠間持ちがいれば、遠間持ちの周囲2マスのキャラに遠距離キャラで攻撃した場合、遠間持ちが代わりに戦闘を行います。

近間持ちなら近接が、という感じです。

この防衛の強みは、攻撃側に対して受けざるを得ない状況に持ち込めることでしょう。

当然護り手を組み込んだ防衛側も攻撃側の受けキャラ対策を組み込んでいるはずなので、生半可な受けキャラではすりつぶされる可能性があります。

また護り手は継承可能なスキルであるため常に防衛側がヘンリエッテ、グスタフであるという保証はありません

継承候補は、バレエフィ、総選挙ヘクトル、総選挙エーデルガルドなど数多くいます。

対応する編成部隊を用意したとしても相性的に攻めきれないということも大いにありうるでしょう。

攻略法

  • 防衛側に遠間入りのみの場合、近距離キャラでつつき動き出した敵を各個撃破
  • 防衛側に近間入りのみの場合、遠距離キャラでつつき動き出した敵を各個撃破
  • 護り手範囲外のキャラを攻撃して動きだした敵を各個撃破
  • 防衛側に遠・近間入りの場合、総受け可能キャラで男受け
  • 護り手

実際の攻略動画

攻略動画は、「護り手範囲外のキャラを攻撃して動きだした敵を各個撃破」に沿ったものです。

本攻略動画は、「近間入りのみの場合、遠距離キャラでつつき動き出した敵を各個撃破」に沿ったものです。



武器なし護り手防衛

マップは炎熱の城であることが多く、右奥に護り手スキルを持ったキャラを配置して武器を所持していないキャラと砦が配置され、左奥に神階キャラたちを配置してあります。

ちなみに護り手穴熊という呼称もあります。

コンセプト自体はシンプルで、近距離攻撃は近間持ちで遠距離攻撃は遠間持ちのそれぞれのエキスパートが攻撃側の攻撃を受け続け攻撃キャラを迎撃してもよいし、相手に攻め手を欠かせる耐久型の防衛です。

この防衛の利点は近間・遠間の護り手がいるだけで組めるという点でありながら、専用の攻略編成でないと突破が困難なことでしょう。

防衛側は近距離・遠距離のエキスパートがそれぞれ迎撃するため、生半可なキャラでは返り討ちに遭うでしょう。

ただし護り手スキルは重装にしか継承できないスキルであるため、反撃不可には滅法弱いです。

攻略法

  • 高火力の近接・遠距離で各護り手を潰してコンセプト自体をひっくり返す
  • 反撃不可入り

実際の攻略動画

2戦分まとめた投稿で、初戦が武器なし護り手防衛です。



先制型防衛

本記事では防衛枠拡張枠に入ったキャラが待機する仕様を利用した防衛を先制型防衛と呼称します。

呼び方は人それぞれで、セイロストラップ、待機枠トラップ、シグディアトラップ、チェーントラップなどあります。

ギミック自体は種を明かしてしまうとレストトラップ防衛の応用みたいな感じです。

  1. まず待機枠のキャラがターン開始時に即行動終了
  2. 踊り子Aが反応して待機したキャラを再行動
  3. 踊り子Aの攻撃範囲に敵キャラが入っていれば、応援持ちが踊り子応援
  4. 応援持ちキャラの攻撃範囲に敵キャラが入れば踊り子Bが応援持ちを再行動
  5. 再行動可能となった応援持ちキャラが敵陣に突っ込む

ギミックとしては上記ですが、嫁フィヨなどで踊り子に補助封じされてしまうとギミックが破綻します。

しかしクリスマス超英雄のセフェランが所持している快癒・奇数、キアの杖を持つサラ以外の防衛配置キャラのHPを一律にすることと4マス以内に配置することで補助封じなどのデバフを無効にし、ほぼ確実にギミックを発動させる防衛も存在します。

またクリスマスベルナデッタと2体の杖キャラをうまい具合に配置し、嫁フィヨ一体ではギミックの阻害ができない防衛もあり、日々様々な先制型防衛が考案されていると思います。

弱点はギミックを理解している人であれば、待機枠のキャラに踊る踊り子の攻撃範囲に入らない様に位置取りをして突出した踊り子を打ち取って迎撃するという手段を取れるということでしょうか。

また嫁フィヨ一体で止めれるのであれば攻撃側の任意のタイミングで攻められてしまうことです。

さらにギミックを発動させるためには、踊り子の攻撃範囲に攻撃側のキャラを収める必要があります。

(以降2021年10月30日追記)

猛威を奮っていた先制型防衛ですが、安全柵登場でめっきり見なくなりました。

安全柵を全ての人が起用しているわけでもなく、投石器で安全柵を撃ち抜けば先制型防衛は機能しますが、6分の1の確率に掛けるよりは別のテンプレ防衛を起用すべきでしょう。

攻略法

  • 嫁フィヨで踊り子に補助封じを掛けてギミックを破綻させ迎撃態勢を整える

ただし快癒入りや嫁フィヨで止めれない場合には無意味。

  • 踊り子の攻撃範囲に入らないように位置取りをして突出した踊り子を撃破し各個撃破
  • 先手必勝の迅雷攻略
  • 当て逃げ戦略
  • 護り手

実際の攻略動画

攻略動画は、「先手必勝の迅雷攻略」に沿ったものです。

攻略動画は、「護り手」に沿ったものです。



トライアングルアタック(TA)防衛

飛空城防衛の人権中の人権キャラである超英雄である花嫁カチュアを起用した防衛です。

簡単に花嫁カチュアの効果を説明すると、周囲2マス以内の味方に伝令とTAのバフを付けます。

伝令バフは神階ピアニーの踊りで付与されるものなのでなじみ深いでしょう。

疑似的に3マス移動させることができ、これだけでも厄介なのですが、TA効果がより拍車をかけました。

TA効果は、付与されたTA効果を持つキャラが周囲2マス以内にいれば、TA攻撃(つまり2回攻撃)になるというものでした。

恐ろしいことにこの効果、武器種兵種制限一切ありません

つまり、条件さえ満たせば、どんなキャラであってもダイムサンダ状態になるのです。

実装当初は、条件を満たせないのではという評判が先行し、それほど評価が高くありませんでした。

しかし、実際に付与された伝令バフや行動順を整えてあげれば、TA攻撃が比較的簡単に発動できると分かると評価は徐々に上がり、今や主流になりつつある護り手攻めに対しても有効的なため、人権キャラとも呼ばれるようになりました。

安全柵の登場で先制型防衛が廃れると、護り手(orその他)と嫁カチュアを組み合わせた防衛が流行り始めました。

防衛を勝利するためには、ほぼ必須だと感じており、環境がまた大きく変化するまでは皆勤賞レベルで見かけることになると思います。

さて話を防衛に戻すとTA防衛に戻します。主に泉の城と忘れらた城で遭遇する確率が高いです。

泉の城TA防衛

泉の城は舞踏祭シグルドが入れば、2ターン目から先制型防衛にもなり、ギミックを読み切ったとしても広い攻撃範囲に入らないよう配置しなければならないため、非常に攻略難易度が高いです。

この拠点は舞踏祭シグルドの有無で攻略難易度が段違いです。

安全柵対策として攻撃側のすぐそばにオブジェが置かれていることが多く、天界ではほぼほぼ舞踏祭シグルド入りです。

twitterのTLで見たのですが、ダグちゃん、総選挙マリアンヌ、比翼ピアニーを駆使した迅雷攻略動画がありました。

攻略法

  • 開花フィヨルム入り護り手
  • 攻撃施設最小限
  • 安全柵+迅雷

実際の攻略動画

攻略動画は、「攻撃施設最小限」に沿った攻略です。

忘れられた城TA防衛

忘れられた城は主に左右のどちらか、かつ、護り手が存在するパターンが多いです。

今後のスタンダードになると個人的に予想しており、攻めから入ろうとすると遠近エキスパートが攻撃をさばき、受けようとするとTA攻撃の猛攻を受けなければいけなく、鬼畜かと言いたくなるほど攻略難易度が高い防衛テンプレになります。

特に開花フィヨルム入りだと反撃不可でつついてつり出すという手段もできないため、構成的に見た瞬間に投了するという人も多いと思います。

ただ、先制型防衛と違って動き出すギミックは枠的に組み込めないため、雷塔が最大の弱点です。

また必要なキャラが多く、ボナ神階を起用しずらい時もあり、突破された時の失点リスクとの兼ね合いが発生することもしばしば。

攻略法

  • 初ターンに攻め込む
  • 護り手範囲外のキャラを倒してつり出す

実際の攻略動画

攻略動画は、「初ターンに攻め込む」に沿ったものです。

 

まとめ

テンプレ的な防衛集を駆け足で解説しましたが、参考になれば幸いです。

安全柵の実装で天理シーズンでは、先制型防衛を見る機会はなくなりました。

光闇シーズンはノート様と舞踏祭シグルドと快癒杖と全盛期ほどではありませんが、一応まだ見かけます。

開花フィヨルムの登場で護り手攻めに対して有効であって反撃不可杖もそれほど脅威ではなくなった現環境は、残念なことに既存の防衛テンプレではほとんど通用しないでしょう。

安全柵の実装以降、攻めが圧倒的有利な環境です。言い換えれば、防衛混迷期です。

キャラのインフレに沿って、飛空城防衛に必須なキャラを所持していなければ、そもそも成功させることすら困難な非常に厳しい環境に突入したと個人的に感じています。

今後の主流は、TA防衛かガッチガチの穴熊防衛でしょう。

以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。