盾の勇者の成り上がり 第14話 感想・ネタバレ ラフタリア、過去と対峙する
こんにちは! じげんです!
本記事は、「盾の勇者の成り上がり」の第14話のネタバレ・感想になります。
第13話では、錬、樹、元康の追跡を振り切った尚文。しかしマインは尚文たちが潜伏している森に火を付ける凶行を行いましたね。
第14話では、メルティの知り合いの貴族のもとに身を寄せた尚文ですが、隣町の領主により居場所を突き止められてしまった。しかも、その領主とラフタリアの間には何やら因縁があるようですよ。
※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
この記事で分かること一覧(目次)
盾の勇者の成り上がり 第14話 あらすじ
山火事を起こすというマインの暴挙により、麓の村まで逃げてきた尚文。
しかし、騎士団の包囲網を突破するのは簡単ではない。
メルティは知己の貴族を頼ろうとするが、ラフタリアにとってここは因縁の地域で……。
出典:「盾の勇者の成り上がり」公式サイト
盾の勇者の成り上がり 第14話 ネタバレ
メルティの提案
逃避行を続ける尚文。
国境付近の村の住人からシルトヴェルトへの警備は厚いことを知り、シルトヴェルトへの越境を中断せざるを得なくなります。
そして地図を取り出し、女王の隠密部隊・影の進言通り女王が滞在している国へと向かおうと考えます。
道中、多くの亜人たちが暮らしている地域へと尚文たちは来ました。
メルティ曰く、ここの近くに知り合いの貴族がいると言われ寄っていこうと提案します。
メルロマルクは人絶対主義の国だが、かつて人と亜人との懸け橋になろうとした貴族がおり、中心人物が最初の波で故人となったのをいいことに賛同する貴族たちは現国王によって辺境に飛ばされたとメルティは言います。
知り合いの貴族もその一人だと。
ライヒノット
尚文はメルティの知り合いの貴族について信用が置けるのかが問題だと言うと、尚文の背後からその通りだと言う声が聞こえます。
尚文の後ろにはメガネを付け微笑みを浮かべる1人の青年がいました。
その青年ことメルティの知り合いであり、現地域の領主ライヒノットでした。
ライヒノットの屋敷へと移動した尚文一行。
ライヒノット曰く、マインが起こした山火事は尚文たちが起こしたことというお触れがすでに出回っているという。
尚文は、マインがでっち上げたものだと憤然としながら返します。
ライヒノットは、その知らせに違和感を覚えたライヒノットは、メルティの身を案じて領内の見回りをしていたのだとか。
ライヒノットは、尚文たちを保護しますが、尚文はライヒノットを未だ信用していない様子。
メルティの思い
夜半、見張りをしていたメルティは、目を覚ました尚文に自身の胸中を話します。
このまま逃げ続けていいのかと、王族としてやらなければならないことがたくさんあるというのにと。
尚文は、ラフタリアの忠言もあったためか、気負いすぎるなと、そしてメルティにしかできないことがあるはずだと声を掛けます。
尚文が見張りをしているとうなされているラフタリアを見やります。
ラフタリアは、尚文と出会ったころ夜泣きしていた夢を未だ見続けていたのでした。
襲撃
翌朝、ライヒノットは隣町の領主が盾の勇者を匿っていると乗り込まれ、騎士たちに取り押さえられていた。
その様子を2回の窓から見ていた尚文とラフタリア。
屋敷のメイドの案内で勝手口から逃げ出そうとするが、そこにはメルティとフィーロの姿はなかった。
騎士たちの捜索が思いのほか速かったため、勝手口からの逃亡は出来ず、メイドの機転により厨房内の用具入れの中に尚文とラフタリアは隠れます。
騎士たちが厨房内に押し入りメイドを取り押さえようとすると、そこにメルティが現れます。
そこにこの襲撃を誘引した隣町の領主リドル・レイニスが現れる。
リドルは、メルティに一礼し無事であることを喜びます。そして尚文たちはどこにいるのかと聞きます。
メルティは、リドルの目を真っ直ぐに見て自らが逃がしたと言い、王都へ連れて行けと返します。
尚文に科せられた冤罪を晴らすためにと。
リドルは、メルティの要望に従い、屋敷を探索させていた私兵を引き上げさせ、王都出発の準備のためメルティをリドルの屋敷へと連れ帰ります。
メルティは、尚文たちが隠れている場所を一瞬だけ見やり、リドル後を付いていきます。
尚文は、その様子を守ると約束したメルティを守ることができない自分への怒りに震えながら見つめていました。
そしてラフタリアは、リドルの出現から様子から明らかに様子がおかしい状態でした、剣に手をかけ尚文が止めなければ切りかかりそうでした。
ラフタリアの癒えぬ記憶
屋敷の天上裏に隠れていたフィーロを奴隷紋を使用して見つけた尚文。
フィーロはメルティが連れ去れたことに焦り、助け出そうと動こうとしますが、ラフタリアにより止められます。
尚文は、冷静にメルティを見逃しこのまま逃避行を続けるのも一つの案だと言いますが、それを聞いたフィーロとラフタリアは、驚きの表情。
しかし、信じてくれたメルティに守るという約束もあるのだからと、メルティ奪還に動き出します。
リドルが治める領地へと赴いた尚文。
城下を見つめてラフタリアは、幼少時の記憶を思い出しており、いつもとは違う雰囲気でした。
尚文は、そんな様子のラフタリアを気遣いますが、ラフタリアは、今の自分には剣があるからとそして過去と向き合いたいと尚文に返します。
尚文、メルティ奪還に動く
ライヒノットが治める地域の住人が抗議のために城門前に集まっており、尚文はその騒ぎに乗じてフィーロを使って空から城内へと侵入します。
メルティはリドルから執拗に尚文の所在を聞いていました。
メルティは毅然と知らないと答えるが、そこに憔悴したライヒノットを連れてきます。
リドルは、ライヒノットを尋問してまで尚文の所在を聞き出そうとしていたのですが、彼は口を割らなかったようです。
リドルは、3勇教のロザリオを取り出し、改めてメルティと向かい合います。
過去との対峙
城内で暴れながらメルティとリドルの居る場所へと辿り着いた尚文。
リドルはメルティを人質に取りますが、尚文とメルティの連携によりメルティは助け出されます。
リドルはなおも抗おうとして鞭を取り出します。
そんなリドルの前にラフタリアは、一歩ずつ近づいていきます。
ラフタリアは、鞭に打たれようとも歩みを止めることはありません。
フィーロがラフタリアを気遣いますが、ラフタリアの思いを知っている尚文が止めます。
ラフタリアは、リドル前まで歩み寄り、そして振り下ろされた鞭を剣で切り捨てます。
実力差を悟ったリドルは、へたり込みラフタリアに対して命乞いを始めます。
そしてリドルの喉元に剣を突き立ていましたが、震える声、そして涙を流しながらラフタリアは過去と対峙します。
まとめ
人って自分と違うところがあると受け入れないだけではなくなぜか排除しようとしますよね。
亜人と人とが共存することは口にするのは簡単ですが、それを実現するには想像を絶する試練の数々がありそうですね。
さて、リドルに剣を付きつけ過去と対峙するラフタリア。
リドルとの間に一体なにがあったのでしょうか。あのラフタリアが取り乱すのですから相当なことがあったのでしょうね。
ラフタリアは過去と対峙してどんな選択をするのか。
次回も楽しみですね!