八男って、それはないでしょう! 第3話 ネタバレ・感想 パーティ結成
こんにちは! じげんです!
本記事では、「八男って、それはないでしょう!」の第3話のネタバレ・感想になります。
第2話では、魔法の師であり語り死人であったアルフレッドの最後の願いを叶え、冒険者となるべく冒険者予備校へと旅立ちました。
第3話では、いよいよ冒険者予備校での生活がスタートします!
※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
この記事で分かること一覧(目次)
八男って、それはないでしょう! 第3話 あらすじ
12歳となったヴェルは冒険者予備校に入学するが、唯一の魔法特待生であったことで一目置かれ過ぎてボッチ状態に。
一方ヴェルと同じパーティーになるべく、お互い手を組むことにしたエルヴィン、イーナ、ルイーゼの3人は、ヴェルに認めてもらおうと大物が潜む狩場へ足を踏み入れるが……。
出典:「八男って、それはないでしょう!」公式サイト
八男って、それはないでしょう! 第3話 ネタバレ
注目されすぎてボッチ状態
冒険者予備校へ魔法の特待生として入学したヴェンデリン。
お家騒動が起きないよう必要最小限のコミュニケーションしかとらなかったため、自身でもコミュ力が下がっていると自覚しています。
冒険者予備校へと入ったのであれば、まずは、友人作りからだと意気込み、特待生クラス内での自己紹介に自分の番が来ると愛想よく振舞いますが、反応は芳しくありません。
なぜなら、唯一魔法の特待生として入学し、魔力保有量はすでに超一流であり、実技の教官から何も教えることがないと言われた逸材という噂がすでに広まっていたためでした。
教官は今後のカリキュラムを説明すると説明し、まず初めにクラス全員にパーティー申請用紙を配ります。
そして、来月までには自分たちで誰と組むのかを決めるようにと告げます。
ヴェンデリンは、グループ決めのようなもんかと気だるげです。
ヴェンデリン争奪戦
昼食時、すでに浮いているのではと思いこむヴェンデリン。
そんなヴェンデリンを遠巻きに見ている3人がいました。
エルヴィン・イーナ・ルイーゼでした。3人ともヴェンデリンと同じ特待生クラスです。
エルヴィンは、ヴェンデリンと組むことのメリットをイーナとルイーゼに語り、さらにヴェンデリンは自身と組む相手を見極めていると、ルイーゼはそっかと納得しますが、イーナは違うのではないかと疑問を呈します。
エルヴィンは、イーナの懸念を無視し、剣・格闘・槍で成績トップの自分たちが組めばヴェンデリンのお眼鏡に叶うのではないかと提案します。
ルイーゼはエルヴィンの提案に乗りますが、イーナは乗ることに反対のような態度を取ります。
ルイーゼは、そんなイーナを無視し、エルヴィンにイーナを紹介します。
君ら、イーナのことをちょっとは察してやれよ(笑
なろう小説だとエルヴィンはすぐにヴェンデリンと仲良くなるんですが、アニメ版は違うんですね。
ヴェンデリンが意を決して友達を作ろうと自前の山椒を勧めようとすると、エルヴィン達の座っているテーブルに斧3人衆が現れ、お前たちも考えていることは一緒か、だが、奴に認められるのは俺たちだと宣戦布告します。
その様子を眺めていたヴェンデリンは、仲睦まじく笑い合っていると勘違いして席に落胆しながら席に座りなおします。
圧倒的な実力差
実家からの仕送りを期待できない人達の窮余の策として冒険者予備校では狩りが認められていました。
またしてもエルヴィンは、早とちりしヴェンデリンは複数人で組んでいる以上、自分よりも多くの獲物を捕らえることができるはずだと、これはヴェンデリンからの挑戦状だと。
ルイーゼは、その考えに同調しますが、イーナだけは怪訝な眼差しをエルヴィンに向けていました。
狩りを終えた特待生のクラスたちは、獲物を換金する場所へと集まっていました。
まだ、その場所にはヴェンデリンは来ていないものの、傍目に見てエルヴィン・イーナ・ルイーゼの暫定パーティが一番多くの獲物を取っているようでした。
それを忌々しげに見つめる斧三人衆。
エルヴィンは、流石師範代の娘達だと褒めますが、イーナは素っ気ない対応をします。
訝しむエルヴィンですが、ルイーゼの機転により話を逸らされます。
君ら、そういうのは気づくのに食堂でのイーナの反応には気づかないのね。なんで(笑
そんな時、獲物を持っていないヴェンデリンが現れます。
獲物を持っていない事を訝しむ特待生のクラスメイトですが、師アルフレッドから授かった魔法の袋から出てくる大型でしかも希少性の高い魔物を複数体取り出します。
その様子を見ていた特待生クラスの人たちは、ヴェンデリンの圧倒的な実力を目の当たりにし、彼我の実力差からほとんどのクラスメイト達は、ヴェンデリンとパーティを組むことを断念します。
しかし、エルヴィン達は斧三人衆たちが言い放った長男でなければ夢なんて追えないのさという捨て台詞に反して、自身の境遇を変えるために予備校に来たのだと改めて思い直し、ヴェンデリンとパーティを組むことを諦めませんでした。
認められるために
エルヴィン・イーナ・ルイーゼは、ヴェンデリンに認められるために、大物狩りをしようと教官に禁止されている森の奥へと踏み入れていました。
イーナの引き返そうと忠言しましたが、時はすでに遅く、大型のオオカミ型の魔獣に取り囲まれていました。
その状況を探知魔法で気づいたヴェンデリンは、これを切っ掛けに仲良くなれるかもしれないと助けに向かいます。
ヴェンデリンはセリフで言うんですけど、このおかげで緊張感が吹っ飛ぶんですよね・・・
魔獣の群れと交戦していたエルヴィン達だが、想像を超える群れに徐々に押されて行きました。
ルイーゼがイーナの忠言を聞かなかったことを悔やんでいる、その隙を付いて一匹のオオカミがルイーゼに迫りますが、エルヴィンの機転のおかげでルイーゼは無事でしたが、エルヴィンは効き手を負傷してしまいます。
その隙をオオカミ達が見逃すはずもなく、一気に決めに来ましたが、ヴェンデリンの魔法によりその窮地を脱しました。
予備校へと帰ってきたヴェンデリン達。
エルヴィン・イーナ・ルイーゼの3人は、項垂れながら認められるようとしたのに返って迷惑をかけたと謝ります。
さらにルイーゼは、改めて実力差を見せつけられたのでヴェンデリンとパーティを組むことを諦めると。
思わぬ発言に困惑するヴェンデリンをよそに、イーナがその他の方法で未来を切り開いて行くからと決意に満ちた表情で告げます。
ヴェンデリンが何か言おうとすると、そこに予備校の教官が入ってきます。
教官は、エルヴィンの怪我を気にしつつも、特待生クラスの全員がブライヒレーダ辺境伯主催の園遊会に招待されたと告げます。
特待生クラスは、現状の王国でかなりの有力者であるブライフレーダ辺境伯主催の園遊会に招待されたことに喜びます。
しかし、斧3人衆の1人が、目的はヴェンデリンで俺たちはおまけだと水を差します。
特待生クラスの大半は落胆しますが、ルイーゼは気にした素振りもなく、ブライヒレーダ辺境伯に気に入られようと前向きです。
園遊会
ブライヒレーダ辺境伯主催の園遊会に参加した特待生クラスの面々。
遠目にブライヒレーダ辺境伯を見ていると、特待生クラスが集まる場所に向かってきます。
これ幸いとばかりに自身を売り込もうとするイーナ・ルイーゼ・エルヴィンですが、ブライヒレーダ辺境伯は、彼女たちを無視し、ヴェンデリンのもとへと向かいます。
イーナ・ルイーゼ・エルヴィンは期待していなかったわけではないが、目の前の現実に俯きます。
ブライヒレーダ辺境伯は、ヴェンデリンに時間を割いてくれないかと聞き、ヴェンデリンは快諾します。
するとヴェンデリンは、パーティーメンバーのイーナ・ルイーゼ・エルヴィンの3名を同席させたいとブライヒレーダ辺境伯に言い、指名された3名は驚きます。
アルフレッドの師匠
屋敷へと通されたヴェンデリン・エルヴィン・イーナ・ルイーゼ達。
通された部屋には、初老の男性がいました。
その男は、現ブライヒレーダ辺境伯家お抱え魔法使いブランターク・リングスタットでした。
ブランタークは、アルフレッドの師であるともブライヒレーダ辺境伯が告げます。
ブランタークは探知魔法の使い手であり、一度顔を合わせた自分の魔力を判別できるとのことでした。そして、語り死人となったアルフレッドの気配をずっと追っていたと告げます。
しかし、7年前突如としてアルフレッドの気配が消えたとも。
ブランタークは、語り死人となったアルフレッドが自身の願いを叶えたのだと思ったが、生前自身の魔法を託せる人物に会いたいと言っていたことを思い出しました。
だが、それは叶うはずのないものであると、アルフレッドは、ブランタークをはるかに超える魔力量であり、大陸の5本の指に入る魔法使いであるからだと。
ブランタークは、アルフレッドの気配が消えた僻地から彼の持っていた魔法の袋を携えた人物が現れたと目を据えながらヴェンデリンの持つ魔法の袋を指さします。
奪われると思ったヴェンデリンは咄嗟に隠します。
ブライヒレーダ辺境伯は、奪った可能性はないのですかとブランタークに問いますが、アルフレッド本人が譲渡しないかぎり使えないはずだと答えます。
ブランタークは、優しげな表情に戻り、アルフレッドの弟子はお前なんだなとヴェンデリンに問います。
ヴェンデリンは、はいと自信を持って答えます。
ブランタークは、ヴェンデリンにアルフレッドの最後を教えてほしいと言います。
ヴェンデリンは、ゾンビになる前に自分がアルフレッドを浄化したことを告げます。
ブランタークとブライヒレーダ辺境伯は驚き、子供になんてことをさせるんだとブランタークは呆れます。
しかし、アルフレッドが成仏出来たのは、ヴェンデリンのお陰だと礼を言います。
パーティー結成
先の様子を眺めていたエルヴィン・イーナ・ルイーゼは、ヴェンデリンのことを何も知らなかったと。
聞けば、お家騒動が起きないようにひっそりと生きてきたという。
それは、通常よりも魔力量が多く、実の兄や父よりも強くなってしまったイーナ・ルイーゼ、剣の腕を磨いたとしても長男でなければ家督を継げないと言われたエルヴィンと通じるものがありました。
それなのに住む世界が違うと言ってしまったことを後悔するルイーゼ。
そこにブラヒレーダ辺境伯と話が終わったヴェンデリンが来ました。
イーナは、パーティを組む資格はないと告げます。なぜなら、自分たちの人生を好転させるために利用しようと近づいたからだとエルヴィンが続けます。
しかしヴェンデリンは、それは自分も一緒だと言います。ブラヒレーダ辺境伯のような偉い人と二人っきりになるのは嫌だったから、急遽巻き込んだと暴露します。
それならパーティーの話はとイーナが言いますが、それについては、本当だとヴェンデリンは言います。
イーナはなぜ私たちと質問します。
その理由は、イーナ・ルイーゼ・エルヴィンの3人であれば、どんな時でも楽しくやっていけそうだなというものでした。
そこに伝え忘れたとブラヒレーダ辺境伯とブランタークが来ました。
伝え忘れた内容とは、アルフレッドの所有していた屋敷がヴェンデリンが引き継ぐというものでした。
まとめ
今回はヒロインのイーナ・ルイーゼ、そして将来の忠臣となるエルヴィンの3人と師アルフレッドと名残のあるブライヒレーダ辺境伯とブランタークと主要な人物が一気に登場した回でしたね。
愚痴を言っていても現状は変わりません、今、置かれている環境で全力を尽くすというルイーゼ・イーナ・エルヴィンの姿勢には、見習うべき点ですね。
紆余曲折がありながらもパーティを組むことが出来たヴェンデリン。
今後どのような冒険をするのでしょうか、楽しみですね!