「魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」 第13話 感想・ネタバレ
どうも! じげんです!
本記事は、「魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」の第13話のネタバレ・感想になります。
第12話では、アノスは遂に偽りの魔王アボス・ディルヘヴィアと対峙します。正体はレイであり魔族に転生した勇者カノンでもありましたね。
第13話では、勇者レイと魔王アノスは、人間と魔族の憎しみの連鎖の原因ジェルガを打ち倒すようですよ。
※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
この記事で分かること一覧(目次)
魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ 第13話 あらすじ
全ては二千年前から始まっていた。黒い仮面の男・アヴォス・ディルヘヴィアの正体が明らかになり、事態は急転する。二千年を経ても癒えぬ魔族と人間の禍根。その果てに、暴虐の魔王アノス・ヴォルディゴードが取った選択とは――。
出典:「魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」公式サイト
魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ 第13話 ネタバレ
アノス、2000年前の真実を知る
アノスは、レイ(カノン)から世界を別つ壁を構築した後のことをレイから聞く。
魔族を憎むジェルガ元帥に賛同者に殺されたレイは、2000年後アノスは人間を滅ぼすという選択肢しか取れなくなるということを懸念し、アノスが暴虐の魔王に転生するという因果を破壊した。
長い時間を掛けて架空の魔王アヴォス・ディルヘヴィアが誕生した。
そして人間と魔族の戦争を終わらせるためにレイは、人間に討たれるというのが筋書きのようだった。
アノスもレイの覚悟を知り、長きに渡って準備してきたのだからもはや言葉で止めることは出来ないと悟っていました。
レイとアノスは、戦闘を開始します。
レイは、誰よりも平和を望んでいた魔王アノスを守るために。
アノスは、古き友を守るために。
アノス、再び平和の為に命を捧ぐ
レイとアノスの戦闘は、アノスの一方的なものだった。
だが、それでもレイは何度でも立ち上がる。
レイは、今まではいつか大切な人のために力をふるえばよいと考えていたようですが、いま大切な人のために全力を賭せないのであれば、その時が来たとしてもふるう事なんてできないと声を張り上げアノスへと向かっていきます。
その言葉はレイの育ての母親であるシーラを助けたミサの言葉だ。
アノスの発言した巨大な火球を真っ向から受け止め、渾身力を持ってその中を突き進む。
やがて、レイのエヴァンスマナは、アノスの心臓を穿つ。
アノスは、レイに勇者カノンの装束をそして自身にはアヴォス・ディルヘヴィアが来ていた衣装を纏い、人間軍と魔族軍を隔ていてた障壁魔法を解除していきます。
傍目には勇者レイが魔王アヴォスを討ち取った様子が見られ、人間軍には歓喜の声が響き渡ります。
アノスは、魔族軍に撤退の命令を下します。
そして次に転生する時まで人間への報復は禁じると。
レイは、2000年前も今もどちらかを滅ぼし続けなければいけない中であったとしても最後に手を差し伸べてくれたのは、アノスだけであり、レイの中ではアノスこそが勇者だと感じていたようです。
レイは、エヴァンスマナを抜き、アヴォスに扮したアノスは、虚空へと消えていきます。
終わらぬ戦争の狂気
レイは、魔王アヴォスを滅ぼしたことを改めて宣言し、戦争は終わりだと告げます。
人間軍は抜いていた剣を鞘に戻します。
魔族側の司令官はアヴォスの忠言通り、撤退命令を下します。
しかし。
この結末に納得しないものがいた。
ジェルガが残したアスクの魔族への憎しみを育て洗脳する魔王に支配されたディエゴだ。
ディエゴは、エレオノールの静止を無視してクローン体として膨大なゼシアに根源自爆を命じ、魔族を滅ぼそうとします。
ジェルガ総帥
ディエゴの体から生気のようなものが抜け落ちていき、遥か上空でアスクの魔法陣が展開されます。
そしてそこから今や魔族を滅ぼす魔法と化したジェルガ総帥のホログラムが浮き上がる。
ジェルガ総帥には意思があり、魔族に転生したレイに憐みの感情を感想を零します。
レイは、変わり果てたジェルガ総帥を憐み、エヴァンスマナでその因果を断ち切ろうとします。
しかし、純然たる聖なる魔法であるジェルガを壊すことは出来なかった。
ジェルガは魔族を滅ぼすために全てのゼシアに自爆するよう命じます。
それを止めるためにネクロンの秘術によりミーシャとサーシャが融合し本来の姿に戻り、レイ、ミサもまたゼシアの自爆を止めるために奔走します。
一部のゼシアが魔族軍を襲撃しましたが、エレオノールにより阻止されます。
魔族側の司令官は、自身の付近までゼシアの接近を許しますが、それでもなおアヴォスの命令通り攻撃に転ずることはありませんでした。
ジェルガ総帥の力はミーシャ・サーシャ、レイ、ミサをもってしても阻止することが叶いませんでした。
そして戦場付近に膨大な光が溢れ始めます。
暴虐の魔王アノス・ヴォルディゴート帰還
ゼシア部隊の自爆攻撃は不発に終わりました。
敵の攻撃を起点とする起源魔法アグロ・ネムトにより復活した暴虐の魔王アノスによって。
ジェルガはアノスの復活に驚愕しますが、すぐに笑みを取り戻します。
何故なら、積年の恨みとなったアノスを自らの手で討つことができるからでした。
ジェルガは、人間軍と人間界首都アゼシオンの人々達から強制的に力を奪い取り、巨大な聖騎士のような姿に変わります。
アノスが強制的に吸い上げれば民たちの心は二度と戻らないと忠告してもなお、ジェルガは止まりません。
ジェルガが巨大な剣をアノスに向かって振り下ろしますが、それはレイによって防がれてしまいます。
不適な笑みを浮かべたアノスは、レイに長きに渡る憎しみの連鎖を断ち切るとするかと声を掛け、レイもまたそれに応じます。
しかし、魔王と勇者の力をもってしてもジェルガの力は膨大でした。
ジェルガ曰く、今の姿は世の理そのもの。
だが、アノスは目の前の存在が世の理だろうと従うはずがありません。
鎮魂歌
アノスは、ファンユニに対してアスクの魔法を発動させ、ジェルガに向けての鎮魂歌を謡わせます。
ジェルガは聖なる魔法であるアスクを魔族が使うことに激昂し、無差別攻撃を開始します。
その矛先は文字通り無差別であり、ジェルガによって力を強制的に吸い上げられた人間軍の兵士たちも例外でありません。
しかし、その人たちにジェルガの攻撃が届くことはありませんでした。
エレオノールがジェルガの攻撃を止める障壁を展開する間、それに魔族軍が加わり、負傷した人間軍を魔族軍が避難させていったからだ。
ジェルガは魔族が人間を助けるその姿を目の当たりしてもなお、魔族への憎しみを膨らませていきます。
けれどもそれも終わります。
アノスがエヴァンスマナでジェルガに傷つけられないという理を破壊し、魔族への憎しみを募らせる魔法ジェルガをエヴァンスマナで断ち切れるようにしたからです。
ジェルガは、魔王アノスと勇者レイによって打倒されます。
そしてアノスにより抱いてたのは決して憎しみだけではないことを思い出して消滅します。
後日譚
アノスは、エレオノールの魔法を自身のものへと変え、エレオノールを呪縛から解放させます。
一万人のゼシアについても面倒を見るとのことだ。
そして魔族の首都へと帰還し、アノスが本来の魔王として認知されたようだ。
実家へと戻ったアノスは、両親から無事を祝われます。
父親が戦争の話を聞こうとするが、母親がエレオノールの存在に気づきます。
そしていつも通りアノスの嫁だと勘違いして、戦争というさきほどまでの悲壮感はどこへやら。
いつもの日常に戻りました。
まとめ
魔王学院の不適合者の最終話でした!
導入のレイはアノスためのアノスはレイのために戦闘を開始するというところは鳥肌でしたね。
こういうシーン嫌いじゃないです。
物語は、歴史の認識が本来の魔王アノス・ヴォルディゴートへと戻り、人間と魔族との本当の戦争の終結まで描かれましたね。
アニメ自体はここでおありですが、2000年前に分かれた世界は4つあり、物語はまだまだ続きそうですね。
前半は辛口のまとめをしましたが、何だかんだで楽しませてもらいました。
魔法体系の詳細な説明は尺の関係上多分に省かれているので、詳細はなろう小説や書籍を購入してから再度見ると違った楽しみがありそうですね。
2期の情報は未だありませんが、あったら見ようかな。