魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜 第10話 感想・ネタバレ アノス学院別対抗試合に参戦

魔王学院の不適合者

こんにちは! じげんです!

本記事では、「魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」の第10話のネタバレ・感想になります。
第9話では、人間界の勇者学院へと訪れたアノス。勇者カノンの転生体の1人からカノンは人間によって殺されたことを知りましたね。
第10話では、アノスは、勇者学院側にリベンジマッチを仕掛けるようですよ。

※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。



魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜 第10話 あらすじ

アノス達は勇者学院との学院交流初日を迎えた。しかし“学院交流”とは名ばかりで、勇者学院の面々は、歓迎ムードとは程遠い雰囲気。魔王学院三回生首席のリーベストが魔法の発動に失敗すると、勇者学院の面々はくすくすと笑い声を漏らす。不愉快そうに表情を歪める魔王学院の生徒達。そんな状況をアノスの一言が切り裂く。「——相変わらず、罠を仕掛けるのが好きだな、人間は」。学院交流は、不穏な雰囲気で幕を開けた。

出典:「魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」公式サイト

魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜 第10話 ネタバレ

アノス、レクリエーションに割り込む

講堂で勇者学院院長のディエゴから今回の試験について説明を聞くアノス。

そしてまずはお互いの実力を披露し合おうとレクリエーションを持ち掛けます。

勇者学院からは次席であるレドリアーノが錆びた剣を復活させ土で模られたゴーレムを粉砕します。

魔王学院からは3回生主席であるリーベストがレクリエーションに参加したが、動物を魔物化させる魔法が何故か上手く発動することができなかった。

それはレドリアーノが仕掛けた魔族の魔法を封じる結界の仕業であり、それを見抜いたアノスによりその結界は壊され、掛け続けていた魔法が発動し、ネズミは大型の魔物に変貌し、傍にあった植物もその影響を受けていた。

リーベストもその姿を見て驚きますが、アノスは一瞬にしてその魔物達を消し去り、レドリアーノが発動した魔法を発動して聖剣を新たに誕生させます。

ディエゴはアノスの行動に驚きますが、アノスにとっては造作のないことだと答えます。

それを聞いたレドリアーノは、アノスが暴虐の魔王の転生体であると確信したようです。

しかし、アノスは混血であり純血を尊ぶ魔族の人たちからしたらレドリアーノ発言は許しがたいものだったようで、講堂内は騒がしくなります。

そして名誉を傷つけられたのかリーベストは憎々しげにアノスを睨みつけていました。

アノス、祭りを楽しむ

アノスは、アルヴィスに勇者カノンが人間によって殺されたことの調査を命じていた。

アルヴィスによれば勇者カノンが人間によって殺されたという伝承は見つけられなかったが、勇者学院の卒業生が人間界の各地で再び魔王が復活した際に勇者が現れるという伝承が言い伝えられていると告げます。

アノスはアルヴィスに再び調査を命じて、部屋へと訪れたミーシャとサーシャに応対します。

ミーシャとサーシャに連れられ祭りが催されている場所へと赴いたアノス。

アノスは、別の場所でレイとミサがいることを見つけ側に寄ろうとしますが、雰囲気を察したサーシャにより止められます。

レイとミサ

弓を使った射的を楽しんでいたレイですが、顔に陰りがあるミサに話しかけます。

ミサは、今朝の勇者学院の人たちが魔族に向ける視線について思うところがあるようでした。

レイは、ミサの緊張をほぐすためか頬を摘み上げ、ミサは軽い抗議を行います。

レイは謝罪をしながらミサが敵意を向けられても敵意を返さない姿勢に言及します。

ミサは、敵意を返すよりはと自身の考えを伝えます。

レイは微笑みを浮かべたままミサのその信念の強さを改めて知ります。

レイは、ミサに母親を助けてもらったことへのお礼がしたかったのです。

こうしてアノス、ミーシャ、サーシャが見守るなか、レイとミサは親睦を深めていきました。

なお、後日首飾りをしているミサをアノスファンクラブ面々が茶化してミサは困惑していました。



学院別対抗試験

学院別対抗試験だが、舞台は水中でした。

ディオゴは勇者選別クラスの面々を出すと宣言し、そして引率のメノスにくれぐれも対等に渡り合える人たちを選んでほしいと皮肉を込めて言います。

恩師であるメノスを馬鹿にされ自分たちを出してほしいと懇願する3回生たち。

そこにアノスが落ち着けと一喝し、メノスもそれに同調します。

メノスは、アノス班が規定以上の人数であれば今回の試験に選ぶ算段だったが、自分たちの生徒の思いもあり、リーベスト班を送り出します。

アノス、リーベストの過去を知る

映し出された戦況の様子を見ながらアノスは、メノスにリーベストとはどんな人物なのかと尋ねます。

メノス曰く、リーベストは入学当初は落ちこぼれで、始祖も嫌いだったそうだ。

それが今では3回生主席であり純血派だと。

アノスは何があったのかと続けて聞きます。

リーベストはもともとは誰かを傷つけることを嫌っていました。

そこにメノスがガイズと言う魔法は味方を守るために開発したのではないかと始祖の考えを伝えます。

その考えに共感したリーベストは人一倍努力して今の力を得たと。

謀略渦巻く試験

リーベストはガイズを発動して魔王城を構築するが、仲間からは特定の魔法や魔眼が発動しないという報告を受けます。

試験は、勇者学院側の一方的な戦いが映し出されていました。

その様子を見ていたサーシャがあまりに一方的な展開に不思議に思いますが、アノスが魔眼で調べた限りだと、人間側には魔力の供給、魔族にとっては毒となる聖水が混ぜられていると。

アノスはさらにその聖水を操る仕掛けがあるとのこと。

そしてこの方法は初めてみることだとも。

メノスは完全に勇者学院が反則行為をしていることに激しい憤りを覚えます。

リーベスト班の尖兵たちを倒した勇者学院の面々は魔王城へと近づいていきます。

リーベストは必殺の一撃を迫りくる勇者学院の生徒たちに繰り出しますが、その一撃は届きませんでした。

そしてたった3人の勇者学院の生徒によってリーベスト班が築城した魔王城は崩壊させられ、全滅させられてしまいます。

アノス、リーベストの意思を受け取る

メノスは、ディエゴに早く救出するようにと伝えますが、ディエゴは薄ら笑いを浮かべながら時間がかかると返します。

メノスは、聖水渦巻く湖の中に助けにいこうとしますが、アノスにより止められます。

メノスは抗議しますが、アノスは5秒だけ待てと伝えて、湖の中にいるリーベスト達を助け出します。

メノスは、リーベストに回復の魔法を施しますが、聖なる武器によって着いた傷、聖痕のせいで回復魔法は効果を発揮しません。

なおもメノスは抗議しますが、ディエゴは弱すぎたことが原因であり責任を転嫁しないでほしいと言い残し、その場を後にします。

メノスは、涙を流しながらリーベストの治癒の魔法を施します。そしてつまらないプライドで送り出してしまったことを謝罪しながら。

そして側にアノスが寄ってきて聖痕は治癒できるものだと言いますが、リーベストはアノスからの施しを受けようとしません。

しかしアノスから諭され治癒を受けることと、勇者学院が隠ぺいしていた聖水操作の魔道具をアノスへと渡します。

アノスは、リーベストに立派に役目を果たしたと労わり回復の魔法を掛けます。

アノス、対抗試合に参戦する

アノスたちは2回戦をしようと勇者学院選抜クラスの面々に持ち掛けます。

選抜クラスの3人はそれを快諾します。

金髪の小柄な少年が聖水渦巻く水が怖いならすべて抜くまで待っていてあげるよと高笑いします。

しかし、アノスは少しだけ待っていろと伝えて、湖に特大の魔法を放って枯れさせます。

そしてかつて湖だった中に悠々と降りていくアノスは、3人対してさっさと降りて来いと告げます。

その様子を見たディエゴは驚愕します。

さらに選抜クラスの面々が嬉々として降りていくのを見て試験は中止だと叫びますが、どうやら切り札があるようで3人には余裕がある様子。

ディエゴに代わり試験の進行を続けるメノスは、先祖に恥じることなく正々堂々戦うようにと宣言して、学院別対抗試合2回戦を開始を告げます。

それと同時に海底遺跡の奥で鎮座していた瞳の色彩が失われたエレオノールがその眼を開けました。

まとめ

流石人間、汚い。

けれども彼らの行動は強大な魔力や魔獣に対抗するために付けた知恵とも呼べるもの。

どうやら人間側は再び世界を跨いだ大戦に備えている節があり、今回の試合もそれを想定しているのかもしれませんね。

聖水を水の中に潜ませるという行為はアノスすら知らなかったことのようですしね。

リーベルトの意思を受け取ったアノスは、早速リベンジマッチを仕掛けましたね。

不正をしているというのに地の利を生かしているだけとことも無げに答えるレドリアーノには呆れましたが。

完全にアノス怒ってるよね、湖畔を一瞬で枯らす魔法を発動したと思いきや、選抜クラス面々に降りてこいと結構ドスの効いた声で告げていたので。

学院別対抗試合2戦目、勇者学院側にはまだ切り札があるようですが、果たしてそれは何なのか。

そして目覚めたエレオノールは一体どんな行動をするのか。

面白くなってきましたね!

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