盾の勇者の成り上がり 第8話 感想・ネタバレ 憤怒の盾と力の代償

こんにちは! じげんです!

本記事は、「盾の勇者の成り上がり」の第8話のネタバレ・感想になります。
第7話では、元康の尻ぬぐいをしたり、温泉(サービス)回、ラフタリアとフィーロの心温まる話が描かれましたね。
第8話では、錬の尻拭いの途中、カースシリーズ憤怒の盾が使用可能に、しかし、その代償はあまりにも高いようですよ。

※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。



盾の勇者の成り上がり 第8話 あらすじ

疫病に苦しむ東方の村の話を聞き、薬を届けに行く尚文たち。

疫病の原因は、1ヶ月前に退治されたドラゴンの死骸が適切に処理されぬまま腐敗してしまったためだった。

死骸処理の依頼を受け、尚文たちは山を目指す。

出典:「盾の勇者の成り上がり」公式サイト

盾の勇者の成り上がり 第8話 ネタバレ

疫病が蔓延る村

野営を終え出発の支度をしている尚文たちのもとに、この先にある村の住人が大荷物もって歩いてきました。

話を聞くと村には流行り病が蔓延っており、生きるために村を捨ててきたと。

異変を感じながらも尚文たちは、疫病の流行る村へと訪れました。

村は廃村と呼ばれてもおかしくない程、人の気がありませんでした。

すると村の入り口付近に住んでいた老人が現れ、尚文に来訪の理由を尋ねます。

尚文は薬を売りに来ただけだと答えますが、フィーロの姿を見て神鳥の聖人だと確信し、村で治療院を営んでいる人のもとへと向かいます。

村人から先生と呼ばれる治癒師は、尚文を病人たちを看病している場所へと連れていきます。

病人の惨状を見た尚文は、薬効果アップの能力を使い病人たちを治していきます。

尚文は、先生から治療代を貰います。そして急場を凌げたことに安堵します。

しかし、尚文はこれでいいのかときつく問い詰めます。急場を凌いだとしても根本的な解決にはならないと。

それは先生たちも理解しており、助手の女性もどうすることもできないと怒りながら反論します。

流行り病の正体

先生曰く、今回の流行り病は魔物の住む山から吹く風のせいだと推測しています。

一ヶ月前、錬が討伐したドラゴンの死肉が腐り、何らかな毒を発生させ、それが風に乗ってこの村へと来たのではないかと。

尚文は、錬が死肉を処分しなかったこと思いますが、ゲームだと思い込んでいるのであれば不思議ではないと考えます。

ラフタリアは、発生原因が分かっているのであればどうして処分しないのかと聞きます。

元々は凶悪な魔物が跋扈する山であり、しかも生態系が崩れより凶悪さが増したため、並みの冒険者であっても近づくことすらできないと先生は嘆きます。

尚文が国へと依頼を出したのかと聞くと、出してはいるものの薬は届くが勇者は後回しにされているとのこと。

すると尚文は国への依頼はキャンセルしろと言い、それを聞いたラフタリアは笑顔になります。

尚文は、錬の後始末をすることに決めたのでした。

VSドラゴンゾンビ

フィーロのわがままもあり荷馬車込みで山へと入った尚文。

実はその選択は間違いでもなかったようで、尚文は、フィーロに防御の魔法を掛けて迫りくる魔物たちを引き倒しながらドラゴンの躯のある場所へと向かっていきます。

ドラゴンの死骸がある場所は、腐臭にまみれており、盾の加護があったとしてもラフタリアにはきついようでした。

尚文たちが死骸に近寄ると、なんとすでにアンデット化しており、ドラゴンゾンビとして襲い掛かってきました。

尚文は一旦撤退しようとしますが、ドラゴンと犬猿の中であるフィロリアルという特性上、フィーロがドラゴンゾンビに向かって攻撃を仕掛けます。

尚文はドラゴンという強大な存在に立ち向かうには力不足だと思いましたが、善戦するフィーロの姿をみて行けるのではないかと考えます。

しかし、ドラゴンの毒のブレスをフィーロとラフタリアを庇いながら防ぎますが、霧状と化した毒を完全に塞ぎ切ることはできません。

やはり一旦撤退すると決めた尚文ですが、フィーロはなおも執拗に攻撃を仕掛けます。

ラフタリアがフィーロを呼びかけ、フィーロの注意が一瞬ドラゴンからそれると、ドラゴンゾンビは、フィーロを丸呑みにしてしまいます。

カースシリーズ、憤怒の盾

フィーロを殺され、また奪われたと思った尚文は、憎しみ捕らわれます。

そしてカースシリーズ、憤怒の盾が使用可能になりました。

尚文はおもむろにドラゴンゾンビのもとへと歩みを進めます。

ラフタリアは尚文を止めますが、尚文のもとにドラゴンゾンビの一撃が飛び込んできます。

ラフタリアは、尚文までも戦死したと思い込みますが、尚文は死んではいませんでした。

尚文はドラゴンの一撃を受け止めていました。

そして盾が禍々しい姿へと変貌を変え、それに伴い尚文の禍々しい形相へと変わってしまいます。

ドラゴンゾンビは、尚文に尻尾で薙ぎ払いを繰り出しますが、尚文は盾で受け止め、さらに尻尾を炎が発生し燃やします。

尚文の体には禍々し紋様が浮かび上がりさらにドラゴンゾンビへと歩みを進めていきます。

そして尚文の精神は今まで受けたマインや国王、信じなかった勇者たちに対する強い憎しみで支配されかかっていました。

しかし、尚文は突然と意識を取り戻します。

何故なら、ラフタリアが身を挺して尚文の側に寄り声を掛けていたからでした。

正気を取り戻した尚文を見たラフタリアは、意識を失ったのか倒れ込んでしまいます。

ラフタリアの体には黒い痣のようなものがいくつもあり、尚文はそれが自身がラフタリアにしてしまったものだと自責の念にかられます。

だが、すぐにラフタリアに回復の魔法を掛けますが、一向にラフタリアの容体は回復しません。

ドラゴンゾンビがそんな尚文を待つはずがなく攻撃を仕掛けます。

ドラゴンゾンビの攻撃を受け止めながら打開策を考える尚文。

ドラゴンゾンビに対応するには憤怒の盾を頼るほかないが、頼れば憎しみで意識を持っていかれる危険がある。

何よりも側にいるラフタリアに危害が加えてしまう可能性があると懸念します。

八方塞がりの尚文ですが、急にドラゴンゾンビが苦しみだし、遂には地に伏せります。

すると意識を取り戻したラフタリアは立ち上がろうとしますが、正気の戻った尚文を見て安堵したのかまた倒れ込みます。

尚文は抱きかかえ、一応の意識を取り戻したラフタリアに安堵します。

そして倒れたドラゴンゾンビの腹の中から食べられたフィーロが現れます。

フィーロは食べられてなお、ドラゴンゾンビの腹の中で生きており、ドラゴンゾンビの核となる水晶を食べ、外に出てきたのでした。

一応の討伐に成功した尚文は、ラフタリアの治療のため村へと行こうとしますが、ラフタリアが制します。

ドラゴンゾンビの後始末が先だと。

尚文はラフタリアに根負けし、フィーロと協力してドラゴンの死骸を片付けて村へと戻ります。



力の代償

先生からドラゴンゾンビ討伐の報酬を差し出されますが、尚文は、ラフタリアの治療に回してほしいと言います。

先生によれば、ラフタリアの体を蝕んでいるのは強力な呪詛であり、それに対抗するための強力な聖水はこの地にはないと。

大きな町に行けばあるとのことだが、かなりの値段がするとのこと。

先生は、その時に報酬を使いなさいと改めて伝え、尚文は礼を言いながら受け取ります。

ラフタリアの病室へと訪れた尚文は、ラフタリアに謝罪します。

ラフタリアは、憤怒の盾を使用した尚文がどこか遠くへ行ってしまうという思いからした行動であり、尚文が正気に戻ったことに比べれば安いものですと笑顔で答えます。

しかし、痛々しい姿を見ていた尚文の顔は未だ曇っています。

そこにフィーロが尚文におみあげと評してドラゴンゾンビの水晶の欠片を渡します。

尚文がその水晶を盾の吸わせて何かの能力に目覚めますが、レベルが不足しているのか「?」と表示されており、使えないようでした。

そして尚文は憤怒の盾のことと先の戦闘について反省します。

迷いがあったからこそフィーロもラフタリアも危険に晒してしまったと。

ラフタリアとフィーロは尚文一人のせいではないと擁護します。

それぞれにも落ち度があったと。

尚文は、フィーロとラフタリアの手をとり、次に活かそうと鼓舞します。

まとめ

今回は錬の尻拭いをしたようですね。

強敵であるドラゴンがゾンビとなり蘇って襲ってくるとは、それが尚文たちであったのが不幸中の幸いですね。

そして本格的に目覚めた尚文のカースシリーズ、憤怒の盾。

強力な力を備えたものではありますが、その代償はあまりにも高いようですね。

強敵をなんとか退けたものの、未だ力不足であることを認識し、次に活かそうする尚文には好感を持てますね。

ラフタリアやフィーロのせいにすることなく自分のできることは何だったのかと反省するのもGOOD。

最後に病室を後にする尚文に対してちょっとしたわがままをいうラフタリアですが、見事にかわされフィーロと共に拗ねる様子は一見の価値ありですよ。

さて、次回は樹の尻拭いをしそうですね。その前にラフタリアの呪詛を解くことのが先かもしれませんが、いずれにしろ楽しみですね!

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