盾の勇者の成り上がり 第1話 感想・ネタバレ 盾の勇者、犯罪者の烙印を押される

こんにちは! じげんです!

本記事は、「盾の勇者の成り上がり」の第1話のネタバレ・感想になります。
第1話では、勇者の1人として召喚された尚文ですが、犯罪者の烙印を押されてしまうようですよ。

※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください なお、1時間分なのでかなり長いですよ。



盾の勇者の成り上がり 第1話 あらすじ

図書館で『四聖武器書』という本を読んでいたところ、突如として異世界へ召喚された大学生・岩谷尚文。

伝説の勇者の一人「盾の勇者」として世界を救うことになるが、ある朝、金と装備が盗まれてしまう。

出典:「盾の勇者の成り上がり」公式サイト

盾の勇者の成り上がり 第1話 ネタバレ

岩谷尚文

大学2年生の岩谷尚文は、図書館でラノベ漁りをしていると、一冊の本を手に取る。

四聖武器書と銘打たれた本を開いたことで平凡な生活から大きく変わることになる。

四聖武器書を開いた尚文は、本を読み進めていきます。

主人公は、剣、槍、弓、盾を武器として扱う勇者であり、盾を覗いて特徴が記載されていました。

しかし、盾の勇者のページはほぼまっさらな状態でした。

不思議に思う尚文ですが、突如として本が光り出します。

四聖勇者として異世界に召喚

尚文が気づくと法衣を纏った男性がこの世界を救ってほしいと懇願する姿を目の当たりにしました。

尚文の右手には盾のようなものが付いており、そのほかにも剣、槍、弓を持った人物もいるようです。

弓を持った青年が世界を救うとはどういった事なのかと質問します。

法衣を纏った男性は、込み入った事情があり古の儀式で4人の四聖勇者を召喚したと告げます。

尚文は、状況が図書館で拾った四聖武器書の冒頭に書かれていたものと一緒であったので、現状を静観でき、話だけでも聞こうと声を出します。

しかし、他の3人は報奨金や世界を救った後の立場などの要求を述べます。

槍を持った男性は、話によっては敵になるかもしれないと警告しながら。

法衣を纏った男性は、3人に圧倒されながらも国王メルロマルク32世に会って欲しいと伝えます。

尚文、違和感を覚える

尚文たちは、国王オルトクレイ・メルロマルク32世と謁見した。

国王メルロマルク32世は、勇者の名前を尋ねた。

まず、剣の勇者として召喚された黒髪ナルシスト風の男性は、天木 錬(あまきれん)

槍の勇者として召喚された金髪のイケイケ風の男性は、北村元康(きたむらもとやす)

弓の勇者として召喚されたどこか幼さが残る容姿をした男性、川澄 樹(かわすみいつき)

最後に尚文が自己紹介しようとすると、国王メルロマルクがまるで、尚文がいないものとして話を進めます。

なんとか自己紹介するものの王を取り巻く側近たちも尚文に向ける視線はどことなくよそよそしいものがあります。

尚文の自己紹介を華麗にスルーしてメルロマルクは、世界の現状を4人に説明します。

要約すると世界を破滅をへと導く波と呼ばれるものが幾重にも発生し、それらが生み出す厄災というものからこの世界を救うということ。

各国に龍刻の砂時計と呼ばれるものが設置されており、それによって波の発生時期が分かるということ。

尚文たちが召喚される前に1度だけ波が発生し、大きな被害を被ったこと。

次回の波へは自国の兵士と冒険者だけでは対処できないために、古の儀式で4人の四聖勇者を召喚したと。

事情を聞いた元康と樹と錬は、高圧的な態度のまま報酬を約束するのであれば協力すると告げます。

尚文は、なぜこうも高圧的なのかと頭を悩ませます。



尚文、ステータスを見る

話しがまとまったところで、国王よりステータスを見るのだと告げられます。

尚文は、ステータスとはと疑問を呈しますが、樹と元康も同じ様子。

ただ、錬だけは気づいていたらしく、視界の端にアイコンがあるだろうと当然のように言います。

尚文も錬のアドバイス通り視界の端のアイコンに集中するとステータス画面が表示されました。

しかし、4人はステータス画面を見るとレベルが1でした。

国王の側近からこれから冒険に出てもらいステータスと伝説の武器を育てるのだと告げられます。

尚文は4人でパーティーを結成してレベルを上げようと提案しますが、側近から別々のパーティを組んで冒険に出てもらうと言われます。

理由は、伝説の四聖武器はお互いに反発しあう特性があるようで、一定距離内にいるとレベルを上げるための経験値が得られなくなるためでした。

その日は日も傾いてきたこともあり、国王の提案から一旦お開きとなりました。

情報交換

部屋へと通された尚文、樹、錬、元康。

尚文は、ステータス画面を見るとゲームみたいだなと感じたことを言います。

元康も同意見で元康が行っていたゲーム、エメラルド・オンラインそっくりだと発言します。

樹は、ネットゲームではなく、コンシュマーゲームのディメンジョンウェーブだと言います。

すると錬は、そのどちらでもなくVRMMOのブレイブスターオンラインだと言います。

それぞれが食い違う発言し、元康が情報を整理しようと音頭を取ります。

元康は、VRMMOのことは知っているのかと樹と尚文に目線で聞くと、お互いに知っているとのこと。

さらに一般常識の確認だと題して、1000円札に描かれている人物を一斉に答えます。

しかし、4人がそれぞれバラバラの人物の名前を上げ、場は混乱します。

先ほどと同じようなことを数回繰り返し、4人は別々の日本から召喚されたという事実を知ります。

尚文は、異世界があるのだから異なる日本あってもおかしくないと現状を受け入れますが、尚文だけ、システム面で似ているゲームをしている3人をうらやみます。

すると3人は、口を閉ざします。

尚文が不思議がると、元康が盾だからじゃないかと口にし、錬と樹も同調します。

元康は、元康がやっていたゲーム内での盾の一般常識を教えます。

高レベルの盾をメインとしたジョブは存在せず、負け組扱いだと。

それは錬と樹のやっていたゲームでも同じであり、尚文は大きなショックを受けます。

しかし、尚文は気持ちを前向きして、戦闘力が無いのであればパーティメンバを頼ればいいと、盾なのだから、見方を補助して戦うのがいいのかと自分の戦闘スタイルについて考えていきます。

そしてパーティメンバには女性もいるかもしれないと、現世では縁がなかったが、この世界ならば出会いがあるかもしれないと思い、尚文は気持ちを新たにします。

パーティメンバは・・・

翌日謁見の間を入った尚文、樹、錬、元康。

王の御前には、王国が募った冒険者と思しき人物たちが並んでいました。

そして王は冒険者たちに勇者たちと旅立つのだと言うと、冒険者たちが勇者を選び出し始めました。

尚文は、勇者側が選ぶと思っていたので焦り、目を瞑ってパーティメンバが誰かいてくれることを願います。

しかし、現実は非常でした。

尚文と組みたいと思う冒険者は一人としていなかったのです。

尚文は抗議しますが、国王もこの結果には幾ばくか驚いている様子。

すると側近の一人が国王にとある噂を教えます。

それは尚文がこの世界に疎いという噂が城下に広まっていると。

伝承によれば勇者はこの世界の明るいとされており、尚文は勇者の器たりえないのではないかと。

驚く尚文ですが、元康が昨日の部屋での会話が盗み聞きされていたのではと小声で囁きます。

3人にパーティメンバを別けてもらうよう交渉しますが、志願制でのことであり、均等に分けても不本意な移動は指揮にかかわると告げられます。

尚文は、3人のゲーム知識から盾とは不遇な職業というのもあるが、戦闘力がないのに1人で旅立つのかと憤りを覚えます。

すると元康のパーティメンバの1人である赤髪の女性が尚文のパーティに行ってもいいと手を上げます。

元康は、赤髪の女冒険者に再度確認して、国王も何か含みのある視線を覗かせながら移籍を許可します。

それ以外には尚文のもとへという冒険者はいなかったので、国王は、尚文にはスカウトしてパーティを増強するようにとアドバイスを送ります。

そしてその費用も込みで他の3人よりも支度金は多めに出すと。



マイン・スフィア

国王より送り出された尚文たちは、別れの挨拶を終え、それぞれの支度を整えレベルアップため冒険へと旅立ちます。

尚文も女冒険者、マイン・スフィアとともに装備を整えていきます。

マインの案内の元、スキンヘッドと立派な髭を蓄えた武器屋へと訪れる。

店主と挨拶を済ませ、武器を見繕って貰うことに。

用意された剣を手にとる尚文ですが、突如として電流のようなものが発生し、剣を持つことが出来ません。

店主とマイン、尚文ですら、この現象には戸惑います。

すると尚文の目の前にシステム画面が表示されており、伝説の武器意外を持つことはできないという禁足事項が書かれていました。

仕方なく防具のみ見繕って貰うことに。

そこでマインは買値だけでなく売値もなぜか店主に聞きます。

尚文が質問すると成長したら要らなくなるのだから値段を把握しておいているのだとマインは答え、尚文は納得します。

不思議なレベル上げ風景

場外へと繰り出したマインと尚文。

尚文は、レベル上げのためオレンジ色のバルーンのような魔物と素手で戦っています。

マインはというと気の木陰で尚文を応援しているようでした。

じげん
じげん
なんか、おかしくない?

盾の効果なのかオレンジバルーンと呼ばれる魔物に噛みつかれてもまったく痛みがない様子。

さらに数匹のオレンジバルーンと格闘を続ける尚文。

夕暮れになり、オレンジバルーンの残骸を盾に吸わせる尚文。

魔物の素材を吸収させることで盾自体を強化させることが出来るようだ。

再び武器屋へと戻ったマインと尚文。

今度はマインの装備を買いためだ。強力な装備を得れば現在よりも効率が良くなるという目的もある。

マインが見繕った装備は、準備された銀貨が残り少なるものであり、尚文は一旦考え直してほしいと告げるます。

しかし、マインは、尚文に色仕掛けを仕掛け、マインが強くなればお金は回収できると載せられ、尚文はお金を出してしまいます。

夕食を宿で取るマインと尚文。

マインは、尚文にワインを勧めますが、尚文は苦手なためマインの提案を断ります。

マインは、女性優位の王国で女性の提案を断る尚文に苦笑しながらも、本当に不思議な方ですねと告げます。

尚文も頭をかきながらそういう事に疎くてと苦笑します。

マインと尚文は、明日の打ち合わせをして早めに床につくことに。

尚文、犯罪者の烙印を押される

尚文が起床すると銀貨も武器屋で見繕って貰った防具も、もしもの為に持っていた私服全てが消えていた。

尚文は、荒らされたと思い急ぎマインの部屋へと向かいますが、マインは不在でした。

そこに王国の騎士たちが現れ、尚文は事情を説明しようとしますが、国王から出頭命令が来ていると予想もしない事が告げられます。

謁見の間へと連れてこられた尚文。そこには国王の側近たち、樹、錬、元康、そしてマインがいました。

尚文は、マインの無事を喜びますが、マインは、怯えている様子。

不思議に思いますが、尚文は、装備やお金が盗まれたことを国王に伝えますが、国王が声を荒げて一喝します。

そしてマインから衝撃な内容が語られます。

マイン曰く、寝込みに尚文に襲われたと、そして元康のもとへと逃げ込み、朝方を待って騎士団に連絡したと。

尚文は、何を言っているのかと混乱している様子。

尚文の言い訳を聞くこともなく、国王はこの国で一番犯してはならない罪を犯したとして尚文を断罪しようとします。

尚文は抗議の声をあげ証拠を見せろと言います。

すると騎士の1人が跪き、尚文の泊まった部屋を捜索したところ、マインが付けていたと思われる下着を見せます。

マインは、両手で顔を覆いながら悲痛な叫び声を上げます。

尚文は、そんなものなかったとさらに抗議しますが、すでに尚文の味方は誰一人としていませんでした。

尚文は、なぜマインがこんなことをするのかと必死に考えを巡らせます。

すると両手で顔を覆っていたマインは、その手をどかし、尚文に向かって挑発的な表情を向けます。

尚文は、そのことから確信します。マインは、自分をはめるために近づいてきたんだと。

尚文は、マインに向かって怨嗟の声を上げ、さらに冤罪だと叫びますが、残念ながら誰一人として尚文の言葉を聞くものはいませんでした。

あまつさえ、尚文の罵声ともとれる陰口を上げ始めます。

尚文は、なぜ、自分がこうなったのかと自問します。

蔑まされている盾だからかと。

そして尚文は、自分の事を一切信じようとしない元康、樹、錬をはじめ、メルロマルク国の人間すべてに対して大きな疑念を抱くようになります。

尚文は、なぜ異世界に来てまでこんな思いをしなければいけないのかと声を荒げ、そして、この世界のことなどしったことではないから元の世界に戻せと激昂します。

樹、錬は、責任を放棄する尚文を蔑み、元康も追従しますが、怒り狂った尚文に声を遮られます。

国王は、即刻元の世界に戻してやりたいところだがと切り出し、次に四聖勇者を召喚できるのは、全ての勇者が死んだ後でないとできないと告げられます。

つまりは、元の世界に戻せないと。

その事実に樹、錬、元康も驚きます。なぜなら、次の盾の勇者が召喚され、その人と波に立ち向かうものだと思っていたからだ。

尚文は押さえつけていた騎士たちを押しのけて、ならば、自分の力で波と対抗してやると宣言します。

国王は腐っても勇者であり、波に対抗できる存在であるから牢屋に入れることはしないと言うが、すでに尚文の悪評は城下に広まっており、普通には生きられないことを覚悟しろと宣告します。

尚文は、国王を睨みつけながらも謁見の間を後にします。

その様子を謁見の間の2階から見つめる仮面をつけた黒衣を纏った人物が見ていました。

こうして尚文は、勇者としての地位、人望、装備、金、仲間全てを失いました。

城下を歩いていると住人達は一斉に尚文から離れます。

そして武器屋の店主が声をかけ、路地裏へと連れられます。

店主は、尚文に対して憤りがあり一発殴らせろと言いますが、尚文は、お前もかよと悪態をつきます。

その様子から察した店主は殴るをやめ、選別としてマントを尚文に与えます。

尚文は、いつか返すと言い残し1人孤独の旅へと足を進めます。

孤独な冒険

尚文は一晩中オレンジバルーンと戦っていましたが、レベルは1しか上がりましたでした。

城下へと戻りオレンジバルーンの素材を売ろうとするが、素材屋の店主に吹っ掛けられます。

尚文は、店主の胸倉をつかんで自身の近くへと寄せると、マントの下に隠していたオレンジバルーンを使って「交渉」します。

交渉が成立し相場の値段で交換した尚文は、今後もいい取引先になってくれとそして悪評を広めと店主に言います。

武器屋へと赴き、マント代を残してまたレベルアップのため城外へと歩いていきます。

尚文は順調に盾を強化していきます。

そして城外の森で薬草を見つけ、盾を近づけると品質が向上するという能力が盾に現れました。

薬草を詰み、薬師へ売りお金を稼いでいきます。

宿で食事をとっているが、冤罪を被らされた日から、料理の味は感じないようです。

すると3人のチンピラに尚文は絡まれます。

尚文は雇用形態のことを説明していきます。ただし、チンピラはまともに聞くきはなく言葉のドッチボールですが。

人気のない場所へと行くと、チンピラは尚文が持つ金が目的であり、寄越せと迫ってきますが、尚文は難なく撃退します。

奴隷商人

チンピラを撃退した尚文ですが、攻撃力がないからいつまでたっても強くなれないと自身の現状を嘆きます。

するとそこにある人物が尚文に声をかけます。

風貌は、尚文の腰ほどしかなく、長い黒のハット帽をかぶり特徴的なメガネを付けたいかにも怪しい人物でした。

ハット帽の人物は、人材にお困りですかなと再度声を掛けますが、尚文は仲間の斡旋ならいらないと言います。

しかし、仲間という面倒くさいものではないと告げ、奴隷ですよと続けます。

尚文は、警戒しますが、ハット帽の案内のもとあるテントへと足を運びます。

その中には檻に入った多くの者たちがいました。ハット帽は奴隷商人であり、尚文が奴隷を欲していると思ったから声を掛けたのでした。

尚文がなぜ必要としていると思うのかと聞くと、奴隷商人は、奴隷は決して裏切ることはないからだと告げます。

奴隷には、命を対価とした呪いを施すからこそ裏切ることはなく忠実であると。

それを聞いた尚文はいくつか見せてほしいと告げ、奴隷商人は、見込んだとおりでありいいお客様になると笑顔を見せます。

尚文は、奴隷商人から亜人、獣人、メルロマクルにおける情勢を教えてもらいながら物色して、とある亜人の少女を見つけます。

まとめ

1話が1時間近くあるのですさまじい展開でしたね。

勇者として召喚された数日後に全てを失うって私だったら正気を失いますね。それも仲間だと思っていたメンバに裏切られてですもの。

国王たちは、女性優位社会だからこそマインの意見しか聞かない一方的な断罪なのでしょうが、少なくとも元康は、朝まで待って騎士団を呼んだほうがいいというマインの提言に疑問を抱かなったのでしょうかね。

樹、錬、元康はもうちょっと尚文側よりでもいいんじゃないかなと思うのですが、おそらく、尚文はいなくても問題ない人物だと思っているからああいう態度なのかもしれませんね。

ただ、尚文が召喚された時の国王の態度がかなり気になりますね。

世界を救うために召喚した勇者を無視するとか嫌われて他国や万が一敵になる可能性を考慮していないのでしょうか。

一国の王としてあの対応はいかがなものか。

さて、全てを失った尚文ですが、現状から脱却するために行動を開始しましたね。

進むものの遅々とした速度にいら立ちを覚えますが、そこに謎の奴隷商人が現れて奴隷の斡旋。

1人の亜人の少女の前に来たところで終わりましたが、次回どうなるのでしょうかね。

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