乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 第10話 ネタバレ・感想 残酷な真実
こんにちは! じげんです!
本記事では、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の第10話のネタバレ・感想になります。
第9話では、パジャマパーティとカタリナの傍付きメイドのアンとの心温まるお話でしたね
第10話では、遂にカタリナに破滅エンドが訪れるようですよ。
※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
この記事で分かること一覧(目次)
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 第10話 あらすじ
突然カタリナの身に降って湧いた「断罪イベント」。
ざわめく食堂に混乱する脳内。
ついに「破滅フラグ」が!と慌てるカタリナ。
そこへジオルドたち生徒会メンバーが入ってくる。
証拠書類をジオルドたちに見せ、カタリナを責める令嬢たち。
その時、当事者であるマリアが口を開くのだった。
出典:「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」公式サイト
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 第10話 ネタバレ
断罪
カタリナは、貴族の令嬢たちに取り囲まれ、今までに働いた悪事を断罪すると宣言されます。
しかし、当のカタリナには心当たりはない様子。
貴族の令嬢たちは、侯爵家の娘でありジオルドの婚約者であることを良いことに、身分の低いマリアを虐めていると証拠資料までも付きつけられてしまします。
カタリナは、この様子に覚えがありました。
それは転生前にやっていたゲーム内でのカタリナ断罪イベントでした。
そこにジオルド、キース、ニコル、アラン、ソフィア、メリア、マリアなどカタリナ大好きな連中が現れ、貴族の令嬢たちから、カタリナが行ったとされる悪行の資料が手渡されます。
カタリナは、遂に断罪イベントが始まったと戦々恐々です。
しかし、マリアは手渡された資料を見てまったくの出鱈目だと力強く宣言します。
さらに大切な人を侮辱することは許さないと貴族の令嬢たちに真っ向から立ち向かいます。
そしてその資料を見ていたジオルド、キース、アラン、ソフィア、ニコル、メアリは、書かれている内容について緻密に計算された内容であるため、カタリナにはそんなことは出来ないと言います。
補足すると彼らには全く悪気はなく、事実を述べているので、カタリナは複雑な胸中です。
マリアは、手渡された資料に書かれていたことをされたことは事実だと言いますが、それはカタリナではないと、加えてそれらのことから救ってくれた人こそカタリナだと言います。
そしてこの場で資料内に書かれていたことをした人を申してもいいと告げると、数人の貴族令嬢たちが部屋を後にします。
マリアは、その人たちを見つめていると背後に古代遺跡探索時にカタリナの側にあった黒い霧のようなものを視認します。
行方不明のマリア
カタリナは断罪イベントを乗り越えたことに安堵してお菓子を頬張ります。
しかし、周りでは、貴族の令嬢が用意した証拠資料を見て、あまりの精巧さにジオルド、キース、ニコル、アラン、ソフィア、メアリ、マリアはうなります。
なぜなら、カタリナは一応は公爵令嬢であり生半可な証拠では手痛い目にあるためです。
そしてアランは、除いた全員が生徒会の用事で呼び出されていたことを不思議に思います。
まるでカタリナが一人になるように仕向けられているようだと。
教室へと戻る途中、マリアは、庭の片隅に大きな黒い霧を見つけます。
マリアは、カタリナ達に所用があるから先に行っていてと告げます。
カタリナは、断罪イベントの騒ぎがあったばかりだから同行すると申し出ますが、マリアはやんわりと断ります。
そしてその日よりマリアは、カタリナ達の前から姿を消し、カタリナは、同行しなかったことを後悔します。
ジオルドの警告
生徒会室にいたカタリナは、マリアのことが心配でたまらない様子。
生徒会長シリウスは、カタリナにいつものように紅茶を振舞います。
カタリナは、シリウスもマリアと仲良くしており、自分だけが辛いわけじゃないと思いなおし、マリア捜索を始めます。
しかし、マリアの手がかりは何一つとして分かりませんでした。
マリアが姿を消して3日。
マリアのことを心配するカタリナのもとにジオルドが訪問します。
ジオルドは夜分に訪れた非礼を詫びますが、どうしても伝えたい情報があるとのこと。
ジオルドが伝えた情報は、次のことだ。
1つ、カタリナを断罪した貴族令嬢たちが持ち合わせてた資料は、第三者の手で制作されていること。
1つ、貴族令嬢たちは、その資料が誰から渡されていたのかが分からないということ。
しかも、当の本当人たちは、なぜカタリナに対してあのようなことをしたのかすら覚えていないとのこと。
カタリナは、その奇妙な様子から操られているみたいだと呟くと、ジオルドが本当に操られている可能性があると言います。
貴族の令嬢たちの様子は尋常でなかったし、禁じられた闇の魔力を持つ者であれば可能だと。
危険な魔法であり王族でも一部の人間しかしらない魔法だとカタリナにジオルドは告げます。
そして闇の魔法の使い手は理由は不明だがカタリナを狙っているとも。
ジオルドは、カタリナに1人で出歩かないよう忠告します。
しかしカタリナは、狙われているのであれば、なぜマリアがいなくなったのかと声を荒げます。
ジオルドは、闇の魔法使いは光魔法だけを感知することが出来ると伝えられており、あの時、マリアは何かに気づき、闇魔法の使い手と接触してしまったのではないかと推測しているようです。
さらにジオルドは、闇の魔法は後天的に得ることが出来ると言います。
その条件は、他者の命を生贄とすることだと。
不吉な予兆
カタリナは不吉な夢を見ます。
それはジオルド、キース、アラン、ニコル、ソフィア、メアリ、マリアが死んでいる夢です。
カタリナはこんな結末を迎えるのであれば、自分が一人が破滅すればよかったと頭を抱えたところで、目が覚めます。
カタリナは、ゲームの内容を書き記した書物を取り出し、夢のような結末は訪れない、自分が破滅するフラグはやり過ごしたと思います。
次の日、寝不足のためかカタリナは教室にたどり着く前に意識を手放します。
カタリナが目を覚ますと夕刻であり、保険医に体調を伝えて、教室に戻ることに。
ジオルドの忠言を頭の片隅に置きつつも教室へとカタリナは向かいます。
するとマリアと初めて出会ったベンチを見つけ、その場でマリアのことに思いを馳せます。
隠し攻略対象
そこに生徒会長シリウスが現れます。
シリウスは、カタリナを教室へと送ると提案します。
ふとカタリナはなぜシリウスが目の前にいるのかと不思議に思います。
なぜなら、授業中であるはずだからだ。
そしてカタリナは前世の親友から聞かされていた隠しキャラについての記憶を思い出します。
赤色の髪と灰色の瞳を持つキャラが隠し攻略対象であり、その人物は闇の魔法を持つ危険人物でもある。
しかもその攻略対象と上手く行かないと他のキャラ達、すなわちジオルド、キース、アラン、ニコル、ソフィア、メアリ、マリアは殺されてしまうというBADENDだ。
カタリナはついポロっとシリウスに闇の魔法使いなのかと言葉を発してしまいます。
カタリナはすぐに口を覆いますが、時すでに遅し。
シリウスは闇の魔法使いと口ずさみますが、それって何だいとカタリナに問います。
カタリナは、自身もジオルドから聞かされて知ったのだから知らなくて当然だと思います。
残酷な真実
カタリナは、ついいつものようにシリウス会長は優しいから犯人なわけないと口にします。
しかし、目の前のシリウスはため息をつき、いつも同じことを言うねと言います。
驚くカタリナをよそにシリウスは、そうしていたほうが楽だし、君たちを騙せるからねと言います。
そしてマリアをさらったのは自身であるとも告げます。
マリアがシリウスが闇の魔法使いだと知ってしまったからだと。
さらに貴族の令嬢たちを操っていたのは自身だとも。
シリウスは、カタリナが大っ嫌いだと告げ、僕の目の前から消えてくれと叫びます。
カタリナは、シリウスが何を言っているのか理解出来ずにいました。
しかし自身の持っている記憶と情報から、シリウスは自身を嫌っており、マリアを誘拐した張本人であり、ジオルド達に危害を加える可能性がある人だと認識します。
けれどカタリナは、シリウスの頬に手を添えます。
なぜなら、シリウスは苦しそうで悲しそうで今にも泣きだしてしまいそうだと思ったからです。
あっけに取られたシリウスですが、カタリナの手を払い、鬼の形相をして、カタリナに闇の魔法を使って、命尽きるまで眠り続けるという魔法を掛けます。
瞼が落ちるカタリナが最後に見たのは、涙を流すシリウスの姿でした。
まとめ
急転直下の息も忘れるほどの怒涛の展開すぎ!!
やっぱり、シリウス会長隠しキャラだったんですね、OPに出てるから何かしらあるんだろうと予測してたんですけど。
物語の進行上仕方ないとは思うけど、カタリナは抜けすぎですね。
しかし気になるのはシリウスの涙。
闇の魔法は後天的に得ることが出来る力です。
自分の嫌いな人をどうにかできたんですから、望んで得たものであれば涙を流すのはおかしいですよね。
シリウスが闇の魔法を得たことと、カタリナを極度に嫌うことには何か繋がり的なものがあるんでしょう。
カタリナは目覚めることが出来るのか、マリアの安否は、全員が笑って暮らせるハッピーエンドはあるのか!?