ありふれた職業で世界最強 第10話 ネタバレ・感想 豊穣の女神・愛子

ありふれ

こんにちは! じげんです!

本記事では、「ありふれた職業で世界最強」の第10話についてのネタバレ・感想になります。

第9話では、支部長イルアの依頼の探索対象を救助したハジメ。そして漆黒の竜ティオ・クラルスから魔物の大軍勢がウルの町に迫っていることが判明しましたね。
第10話では、魔物の大軍勢と戦争を行うようですよ。
※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

ありふれた職業で世界最強 第10話 あらすじ

美しき竜人族の女性・ティオから、ハジメたちはウルの町が魔物の大群に襲われる危機にあることを知らされる。

魔物と戦う準備に取り掛かるハジメは、その仕上げとして、住民たちの前で愛子を豊穣の女神として祀り上げる。

戸惑う愛子であったが、住民たちの士気は高まっていく。

そして遂に、魔物の群れとの戦いが始まる。

出典:「ありふれた職業で世界最強」公式サイト

ありふれた職業で世界最強 第10話 ネタバレ

愛子の交渉

捜索対象のウィルをウルの町へと連れ帰ったハジメ。

そこには迫りくる魔物からウルの町を守って欲しいとハジメに頼み込む愛子の姿が。

ハジメは、生徒を第一に考える愛子が見ず知らずの人間の為に戦いの矢面に立たせるようなことを依頼するとはと皮肉を込めて返します。

愛子は、生徒が第一であり、ハジメが一番苦しい時に力になれなかった自身の言葉は軽いだろうと前置きをした上で、一切合切切り捨てる生き方はしないで欲しいと忠言します。

ハジメは、どのような結末になってもかと返し、愛子は、私の話を聞いた上の決断であるならばと返します。

ハジメは、愛子の忠言に心動かされ、ウルの町防衛のための準備を開始します。

防衛線構築

ハジメは、魔物の進軍経路上に錬成の力を使い防波堤を作成し、ウルの町の有志達がそれを補強します。

愛子とクラスメイト達は、ウルの町の非戦闘員を安全な場所へと誘導します。

ハジメは、出来る限りの準備を終え、魔物の大軍勢の到着を待ちます。

ティオの提案

ハジメは、防波堤の上で装備の最終チェックを行っていると、気配を隠そうともしないティオに声を掛けます。

木の後ろから出てきたティオに対して、数回は無視を決め込むが、身をくねらせて嬌声を上げるティオに苛立ちながら目的を尋ねます。

ティオは、この戦いの後旅を続けるのであれば、同行させて欲しいと頼みますが、ハジメは間髪入れずに断ります。

それさえも快感を覚えるようで歓喜の声を上げるティオ。

ティオは、ハジメに構うことなく今回の戦いで力を示して見せると意気込みます。

VS魔物の大軍勢

遂に姿を現した魔物の大軍勢。

ハジメは、仕上げと言いながら、ウルの町の住民に対して演説を始めます。

演説の意図は、愛子の人気を高めることで影響力を増し、教会勢力からの干渉を削ぐというもの。

ハジメは、魔物と戦うと決め残ったウルの町の有志達に対して、勝利はすでに決まっていると告げます。

困惑する住民たちですが、自身を神が遣わした現人神である愛子の剣であり盾だと言い、有志達を鼓舞します。

愛子の力を目の当たりにしていた住人達は、その鼓舞に呼応します。

しかし、何も知らされていなかった愛子は、戸惑います。

ハジメは、そんな愛子を無視してシュラーゲンを使い、魔物の大軍勢に対して開戦の号砲を発します。

それを合図としてハジメとシアは、ハジメが作成したガトリング砲とロケットランチャーで、ユエとティオは自身の扱う魔法で魔物の軍勢に対して攻撃を仕掛けます。

魔物の軍勢を率いていた黒いローブの男は、その予想だにしない反撃に焦りながらも魔物たちに命令を下しますが、その策も軽々と潰していくハジメ。

大軍勢の前にティオは魔力が着き戦線離脱。ハジメのガトリング砲も残弾なし。

しかし、未だ数の底が見えない魔物達を前に余裕の表情のハジメ。

ハジメは全ての魔物を殺しきることは出来ないと考えており、シアと共に魔物を統率しているものたちを各個撃破していくという作戦に切り替えます。

肉弾戦が得意なシアを連れて、魔物の軍勢の中へと入り込むハジメとシア。

ハジメとシアは、作戦通り魔物の集団を統率しているリーダー核の魔物を次々と倒していきます。

統率を失った魔物達は撤退を開始します。

その様子を見て慌てる黒いローブを羽織った男。ハジメは、銃口を向けながらその男に声を掛けます。

後ろをシアに詰められ、焦った男は、その場を逃げようとしますが、騎乗していた魔物をハジメに打ち殺され、倒れ伏します。

思わぬ首謀者

ウルの町に残った愛子たちは、魔物の軍勢の中に入っていったハジメたちの安否を心配していました。

そこに黒いローブの男を引きづりながら連れられているハジメとシアが現れますが、愛子は驚きの表情を浮かべます。

愛子は、自ら身を眩ませた清水と対面します。そしてどうしてこんなことを起こしたのかと問います。

清水は、北の山脈に魔物を捉えに行った折に、魔人族と遭遇し能力を買われた清水は、魔人族と契約をしたと語ります。

そしてその契約とはある意味で勇者よりも厄介な愛子を殺すことだと。それをなした時には、魔人族に勇者として招き入れられるとも。

しかし、清水の目論見はハジメ達に阻まれてしまい、ハジメ達に怒りの矛先を向けます。

そこに愛子が清水の手を取り、清水の気持ちに付け入った魔人族側に行くことを駄目だと諭します。

魔弾

だが、その忠言に従わない清水は、愛子に毒針を押し付けながら人質に取ります。

優位に立った清水は、周りの者たちに武器を捨てさせ、ハジメに向かって武器の数々を寄越せと命令します。

しかしハジメは、愛子が魔人族の手土産ならばどの道命はないのだからと譲渡を拒みます。

一触触発の雰囲気が漂いますが、突如としてシアが清水達に飛び掛かります。

その拍子に清水は愛子に毒針を打ってしまいますが、そこに第三者の魔弾が放たれました。

ハジメは、すぐさま魔弾を放った相手にドンナーで応戦しますが、距離もあり相手の肩を打ち抜くに留まりました。

そして魔弾から自身を挺して助け重傷を負ったシアと毒針を打たれた愛子を神水を使って回復させます。

ハジメの選択

魔弾により風穴を開けられた清水。

愛子はハジメに神水で清水を助けてほしいと懇願します。自分を殺そうとした相手だと愛子に告げますが、愛子は、何があっても生徒の味方だと言います。

ハジメは清水に敵かと短い質問をします。

清水は敵じゃないと答えますが、その視線があらぬ方向に向いたのをハジメは見逃しませんでした。

そして愛子の目の前で清水を撃ち殺します。

打ちひしがれる愛子は、なぜと問います。ハジメは、敵だからだと答えます。

さらに愛子の言葉には考えさせられるものはあったと言いますが、敵には容赦出来ないと言い残しその場を後にします。

ハジメの真意

ウィルをヒューレンへと連れ帰る最中、ウィルはハジメの行動に対して疑問を呈します。

もって数分の命だったはずなのに合理的ではないと。

ハジメの行動の真意は、魔弾は愛子を狙ったものであり、自身のせいで生徒が巻き添えになったと思われるよう、そして愛子の心が折れぬようにするための行動だったのだ。

まとめ

自身が強大な力を持ったとしても日の目を見なければ歪んだ感情を持ってしまうのは、当然かもしれませんね。

もし、自身がその状況になっても、人を殺してしまおうという結論に至るまでは、いかないと思いたいですね。

遂にその後ろ姿を現した魔人族。

クラスメイトを誘惑し、あまつさえ捨て駒にすらして愛子を殺そうと行動を起こしましたね。

人間族を追い詰めている魔人族が今後も裏で暗躍を続けていくのでしょうかね。

ハジメは敵対するつもりはなさそうですが、魔人族にはケンカを売られそうですね。

次回も楽しみです!

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