乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 第1話 ネタバレ・感想 前世の記憶

はめふら

こんにちは! じげんです!

本記事では、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の第1話のネタバレ・感想になります。

頭を打った拍子に前世の記憶が戻り、乙女ゲームの悪役令嬢に転生したと分かった主人公。

乙女ゲームでの悪役令嬢の末路(最悪死亡)を回避するため奮闘するという物語です。

※当記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。



乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 第1話 あらすじ

カタリナ・クラエスは、頭をぶつけた衝撃で女子高生だった前世の記憶を取り戻し、自分が夢中になっていた乙女ゲームの登場人物の一人、わがままで傲慢ちきの悪役令嬢になってしまったと気づく。

良くて「国外追放」最悪「死亡」する「破滅フラグ」を回避する為、カタリナは行動を開始するのだった。

出典:「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」公式サイト

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 第1話 ネタバレ

前世の記憶

我がままで傍若無人な主人公カタリナ・クラエスは、メイド達にお召し替えを命令していましたが、自身が命令したはずなのにも関わらず、気に入らないと言い、あまつさえメイド達にクビだと宣言します。

そこにカタリナの父親が第3王子ジオルド・スティアートを連れ現れます。

カタリナは一目惚れし傍目を気にせず、ジオルドの腕に引っ付きながら庭に繰り出します。

ジオルドの弟アランを偶然見かけ、アランもジオルドとカタリナと視線が合いますが、不愛想な態度を取ります。

その態度にジオルドと比較し似ていない兄弟だとカタリナが言いますが、ジオルドは、何かを考えながらよく言われますと返します。

ジオルドは、先に進もうとし、カタリナが追いかけますが、レンガの突起に引っ掛かり前面から倒れ、頭を強打します。

その時に、前世のオタクだった高校生の記憶を思い出しました。

頭を強打して前世の記憶が蘇るというのは、古典的なパターンですけど、そこに至るルートを見るのが面白い!

ジオルドとの婚約

先の件から数日後、ジオルドがカタリナへ見舞いに来ました。

ジオルドは、カタリナに謝罪しますが、逆に皆さんにご迷惑をおかけしたと謝罪し、ジオルドと傍使えのメイドが驚きます。さらに、こんなのかすり傷だとカタリナは無邪気に笑います。

ジオルドは、カタリナがそうであったとしても社交界ではそうはいかないと言います。

カタリナは、前世の記憶を思い出し、貴族社会ってそんな面倒なことあったわねと放心します。

この時ジオルドが婚約の申し込みをしていましたが、放心していたため、ジオルドに適当に返事をしてしまい、ジオルドとの婚約の話が進むことに。

カタリナの両親はジオルドに見初められたことに喜びます。

しかし、カタリナはジオルド王子は今回のことに責任を感じてと言いますが、両親は相手にしません。

自室に戻ったカタリナは、今回の現状が前世でドハマりしていた乙女ゲームの展開にそっくりなことを思い出し、自身のカタリナ・クラエスの名前も登場していたと思い出します。

自身の転生先が乙女ゲームであることを確かめるために、自身の記憶とメイド達に尋ねまくります。

結果として分かったのは、案の定、ドハマりした乙女ゲームの悪役令嬢カタリナ・クラエスに転生していること。そして、良くても国外追放、最悪死亡する未来しかないということも。

転生先、ハードモードすぎるだろ・・・



破滅を回避せよ!

乙女ゲームのそれも悪役令嬢に転生していることを確信したカタリナは、それを回避するための行動を起こします。

回避するために、ジオルドとの婚約破棄、魔法学園へ入学しない、入学しても本当の主人公のマリアをいじめないなどの案が出るが、これといった案は出ません。

そこで、死亡するルートに備えそれを回避するために剣の腕を磨くこと、国外追放の憂き目にあっても困らないように魔法の修行も行うという方針を決定しました。

前向きすぎない?

早速、剣と魔法の修行を始めますが、メイド達は今までと180度も違う姿に困惑します。

カタリナは土の魔法が使える為、専門書と前世のおばあちゃんの言葉から、魔力を高める修行のため畑づくりを行います。

そこに傍使えのメイドがジオルドが見えたという事を伝えると同時に、ジオルドが現れ、畑仕事をしているカタリナに一同唖然とします。

メイドさんもっと早く伝えないとだめでしょ!!

ジオルドは、微笑みながら何をしているのかとカタリナに問います。

カタリナは、目の前のジオルドが腹黒王子であることを思い出しており、その微笑みが悪魔の笑みのように感じていました。

カタリナは、畑づくりも魔法修行の一環だと正直に伝えます。

その予想に反した答えにジオルドはあっけに取られ、カタリナは何か踏んではいけないものを踏んだかと恐れますが、ジオルドは斬新な訓練ですねと微笑みます。

安心したカタリナですが、ジオルドはその場で膝をつき、正式に婚約の挨拶を行います。

国外追放もあるかと放心していたカタリナは、ジオルドの婚約の挨拶に知らずに乗ってしまい、やってしまったと後悔します。

降り注ぐ破滅フラグ

ジオルド王子と婚約してしまったことを後悔し、今世では人生を全うしたいと考えるカタリナのもとに父がとある人物を連れてきます。

父は、義理の弟のキースだと紹介しますが、カタリナは第2の破滅フラグと恐れ慄きます。

カタリナの記憶によれば、キースは、遠い親戚の子供でしかも愛人との間に出来た子供であったため、いじめられて育ってきた。それは、カタリナの家に引き取られてからも状況は同じであった。

キースはその孤独を埋めるように色んな女性との噂が絶えないチャラ男に成長しますが、魔法学園で主人公マリアと出会うことをきっかえとして変わります。

そして、キースと乙女ゲームの主人公マリアが結ばれる場合、カタリナは良くて国外追放・最悪の場合死亡する――。

それを回避するために、キースをいじめるのではなく、積極的に構う事にします。

キースの実力

キースに積極的に関わることを決めたカタリナは、早速キースを連れ庭を案内します。

キースは、カタリナの積極的に関わろうとすることに戸惑いながらも付いていきます。

カタリナが大樹によじ登り、調子に乗ったために落下し、キースを下敷きにするなどのアクシデントがあったものの、自身を心配するカタリナにキースは徐々に心を開いていきました。

剣の稽古を終え、カタリナは思い出したように、キースが土の魔法を使えることを思い出し、キースに今後の参考のために見せてほしいと懇願します。

キースは戸惑ったものの、カタリナからのお願いという事もあり、魔法を披露します。

キースは、土人形に魔力を込めれば、自身の思った通りに動かすことが出来ると言います。

カタリナは、この魔法を習得すれば、国外追放に遭っても人件費0で仕事が出来ると喜び、さらに大きな土人形を動かしてほしいとキースに期待の眼差しを持ってお願いします。

キースは、戸惑いながらもその願いにこたえ、巨大な土人形を操作します。

有頂天となったカタリナはその土人形に喜びながら近づきますが、キースは慌てて止めます。

なぜなら、キースは魔力の制御が出来ていないからでした。

案の定、巨大な土人形はカタリナに攻撃をけしかけ、カタリナは意識を失います。

両親に見守れながら目覚め、父からキースはかつて兄弟を魔法を持って傷つけた過去があり、魔法を使わないと約束していたと、そして今回の責任は全て自分にあるとも。

それを聞いたカタリナはキースの部屋へと赴きますが、合い鍵を持って部屋に閉じこもっていました。

話をしようとドアを叩かくカタリナですが、キースは、一向に部屋をあけることはしません。

キースは、これで大切な人を気づけずに済むと安堵しますが、予想もしない事態が起こります。

なんとカタリナは、斧を持ってきてドアを破壊して入室します。

そしてキースに謝罪します。

キースは、僕が怖くないのかと告げますが、カタリナはそんなことはないと言い、キースの手を握り、魔力の制御を出来るように一緒に頑張りましょうと言います。

まとめ

1話から内容が濃すぎる(良い意味で)!

悪徳令嬢に転生するものは今回初めてみたのですが、テンポも良く1話目からこのクオリティ・面白いのってかなり有望なのでは?

確かに最悪死ぬかもしれないという自身の未来が分かっていれば、傍目など気にしないで行動を起こしますよね。

でも、その行動のベクトルが予想の斜め上すぎて何度も笑ってしまいました。

1話では、破滅フラグのキースについてのお話でしたが、他にも破滅フラグがありそうなので、それをどうカタリナは回避していくのか楽しみですね!

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